もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

地球ゴージャス三十周年記念公演 「儚き光のラプソディ」 見てきました

2024-06-02 01:49:56 | 松山千春

地球ゴージャス三十周年記念公演 「儚き光のラプソディ」 明治座 2024.05.08 12:30~

お友達がチケットを取ってくれて、見に行ってきました。久々のゴージャス。
歌ありダンスあり、とても楽しい舞台でした。

場所が明治座だけあって、会場の周りにのぼりが・・・・




そして会場の中には、大きなパネルもありました。


それと、このメンツなので、、、お花がめっちゃたくさん来てました。







話の内容は
「「ここはどこだ」
ひとり、またひとりと謎の白い部屋に集まる人たち
共通することはただ一つ、
それぞれの「逃げたい」という強い感情が溢れそうになった瞬間に
目の前に現れたという「扉」。
その扉を開くと、この部屋が現れたという。
「ここはどこだ」

集まったのは7人の男女。
孤児院で育ったという青年‥
謎のジョッキー‥
軍服を身に纏った男‥
ホテル支配人に、ひまわり畑から来たという二人の男
そして老婆‥
生きていた場所も時代も様々である。

部屋の中で繰り広げられる会話により、
互いの関係が微妙に、でも確実に変化する。
何故この人と 何故この部屋で 何故この時に
私たちは出逢ったのか」(公式より)


舞台上には白い壁の部屋が。
歩絵夢(中川大志くん)が扉を開けて入ってくる。部屋には老婆のすずさん(保坂知寿さん)がいる。
老婆の若い頃の話


すると、サラリーマンのSJ(寺脇さん)が
ホテルの支配人マット(三浦涼介くん)が
動物の声が聞こえる競馬のジョッキーの仁義(風間くん)が
サラリーマンの友人甲斐(岸谷さん)
が入ってくる。

歩絵夢は孤児で児童養護施設にいたけど、自分が里親に選ばれるように、仕向けて・・・

すずさんは、昔、手紙をやり取りしていた少年兵との話。。。それが福くんの戦友の実

寺脇さんと岸谷さんは親友。お互いの家族とも仲良しだったが、
寺脇さんは岸谷さんの奥さんとひかれあい、そして寺脇さんの一人娘は岸谷さんに恋してるという
ちょっと複雑な関係

ひとりひとりのエピソードがしっかり描かれ、どのような人生を歩んできたかが語られる。


今までまったく接点もなかった、5人が何でここの部屋にあつまったのか。
みんな、なぜ自分がここに来たかわからないが、それぞれ自分の人生に悩みや後悔を抱えていて、それから逃げようと思った時に
この扉が現れ、扉を開けたらこの部屋だったことがわかる。

この部屋は、各々の悩みや葛藤を吐露するための部屋。誰かに話すことで、ちょっと心が軽くなる。

すると、ここに、若い兵隊さん(鈴木福くん)寅吉が入ってくる。
彼は特別少年兵として、太平洋戦争を戦っているところだったけど、扉が現れて、そこを開けてここにきたようだった。

兵隊さん以外は現代を生きているもの。なので、「日本は負ける」こを教えて、また元の時代に戻ることを
止めようとするが、彼は戦場に戻ってしまう。

そのとき、すずさんと歩絵夢も一緒に戦場の世界へ、、、、ここで、すずさんは実と実際に出会うが・・・
実は突撃していってしまう。

実際の戦場を見て、平和を誓い、すずさんと歩絵夢は白い部屋に戻る

白い部屋に集まった面々は、それぞれ前に進もうと誓う。
そして、ひとりずつ部屋を出ていく。
最後に残ったすずさんを迎えにきたのは、あの学徒兵の寅吉。
二人で手をとりあって、部屋を出ていき、幕



ひとりずつ白い部屋に入ってきて、いったい何が始まるの?と思ったけど、
この舞台のテーマは反戦でしたね。今の世の中に対して、、、未来への警鐘ともいえる内容で、
とっても深いテーマだなと、でもゴージャスらしいなと感じました。

1幕で、ひとりずつのエピをしっかり描き、2幕でテーマに沿ってしっかりまとめるという
ゴージャスの舞台の手法は、今回も同じで、、、、ちょっと安心しました。

太平洋戦争のことは、私たちは実際に知ってるわけではないけど、
あんなにも若い兵隊さんたちが、半ば洗脳されるように、戦地に行って、
日本が負けるなんてありえないと思って戦っていたことが、悲しすぎました。
こういうことは、伝えていかないとダメなんですよね。

今回のゴージャス、30周年ということもあってかどうかはわからないけど、
すごく重厚なテーマで、、、だけど、ゴージャスっぽく、笑えるところもあり、
そして、歌とダンスで楽しませてもらいました。



キャストの感想
中川大志くん
シュッとした立ち姿で、めちゃくちゃかっこよかったです。
「歌妖曲」見に行けなくて(残念)でもWOWOWで見たけど、このとき、歌が上手いなって思って、
今回もその素敵な歌声を披露してくれて、感服でした。
座長さんとして、この舞台をしっかりまとめてるって感じでしたよ。

風間俊介さん
めっちゃうまいね~騎手の場面の鬼気迫る姿、引き込まれました。
すごいね。場を全部持っていく感じの、すごいオーラでした。
あと、発声がいいんですね。ちょっと声がかすれてたけど、セリフがとても聴きやすかったです。

鈴木福くん
もうこんな大人になって(笑い)
歌もダンスもうまくてびっくり。なかなか出てこないから何の役なんだろうって
途中心配になっちゃった。
あの時代にとてもまっすぐに生きている青年。すごく伝わってきました。

三浦涼介さん
どうしても「シバトラ」を思い出しちゃうんだけどさ。。。。20年くらい前?
たたずまいからして魅力あって、ステキでした。
ちょっとクールで、だけど、面白い人という役でしたね。
歌の場面ではっちゃけてる姿もよかったです。

保坂さん
さすが、、、歌を歌いだすと、シーンと聞きほれてしまったです。
老婆っていう役がね。。。なかなかでしたよ。

佐奈さん
福くん演じる学徒兵の戦友だったけど、この舞台のキモとなる役。


そしてゴージャスの二人。
岸谷・寺脇コンビは、そのままでした。
二人の掛け合いは、相変わらず最高でしたね。
劇中でも親友の役だったけど、、、、ちょっと一筋縄ではいかない恋愛に悩む姿は、
あんまり、今までのゴージャスで見れなかったので、新鮮でした。
最後はうまくおさまってよかった。

幕間にお弁当食べました。「地球ゴージャス三十周年記念御膳」
食事会場で食べるんですが、、、美味しかった~
でも、楽しくおしゃべりしながら食べてたら、時間がたってしまって、
あと5分とかで、、、最後せわしくなっちゃった・・・



また、次の公演も見に行きたいと思います。

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