「ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~」 シアタークリエ 2011.11.22 14:00~
だいぶ前に感想を書いていたのに、アップするのを忘れてました。
生瀬さんと竹中さんの共演といったら、見るしかないでしょう。ということで、行ってきました。
出演は6人。竹中さんと生瀬さん、そして田口浩正さん、山田優ちゃん、谷村美月ちゃん、松下洸平くん。
お話は、あるマンションでのお話
東京の青山にある「ヴィラ・グランデ青山」というマンション。そこの中庭で、住人の竹中さん演じる民谷とかつての住人の生瀬さん演じる陣野が話している。しばらくお互い音信不通にしていた民谷が陣野を呼びつけたのだ。民谷は谷村美月ちゃん演じる娘の蓮とその元カレ(鳴川)の喧嘩を止めに入ったのだが、その際、元カレにナイフでけがをさせられたらしい。民谷は、その元カレが謝罪にやってくるので、それに立ち会ってほしいと陣野に頼む。
そんな中、マンションの管理人の田口さん演じる岡根と、陣野が貸している部屋の住人、山田優ちゃん演じる早坂がかかわってくる。
元カレが謝罪にくる約束の時間に現れたのは、元カレではなく、その友達の松下洸平くん演じる日野で・・・・
マンションの中庭と、民谷の部屋、早坂の部屋のシーンで話は進んでいく。
元カレの鳴川は最後まで姿を見せない中、日野はかわりに都度現れて、民谷に謝罪するが、民谷はそのたびに鳴川の影におびえる。娘の蓮は一生懸命な日野に好意をもつ。
岡根と早坂はもともとの知り合いで、そのつてで岡根は管理人をしているらしい。そして岡根は早坂に好意をもっている。早坂は元アイドルで歌も出していたらしい。だから途中でその当時の歌を歌って聞かせる。カメラマンの陣野は、それがきっかけで早坂に好意をもち、二人は付き合うようになる。
話自体は、民谷と娘と日野(と元カレ)のことと、陣野と早坂と岡根のことと。。。二つの筋が走り、それが微妙な具合に絡んでいるという感じかな。
くすっと笑えるシーンが多くて、生瀬さんと竹中さん、そして田口さんの絡みは面白かった。言葉の掛け合いと、絶妙な間はさすがだなあ・・・と、思いました。
けど、正直、それだけ。。。。。
話の進行はわかるんだけど、正直退屈で、最終的に、「で?それで?」って感じで終わってしまいました。
結局何の話だったんだろう?中年の男たちが昔を思うのがテーマ?でもないし。。。
起承転結の「結」がない状態で終わってしまったから、不完全燃焼でした。
そういう意図の芝居かもしれないなら、それでいいんだけど、
一応、起承転結を求めてスッキリしたい気持ちが強い私は・・・うーん、「で?だから?で?」って状態で終わってしまった。
ちょっと残念かな。
生瀬さんと竹中さんは、期待通り面白かったし、演技うまい~
それと、田口さんが、すごくすごくよかった。この役にぴったりでしたね。
で、最後にマンションの上から落ちてきたけど、これって本人じゃないよね?人形だよね?すごいびっくりしました。
山田優ちゃんは、初舞台だそうですが、意外にも声がよかったです。思ったより堂々としてましたね。
歌を歌うのに関しては・・・でしたが
谷村美月ちゃんと松下くんに関してはちょっと出番が少なかったかな。谷村美月ちゃんは期待の若手なんで、もう少し長く見たかったなと思います。
そうそう、民谷の部屋と早坂の部屋は、マンションの間取りが同じということを利用して、壁にかかる装飾だけでシーンを変えてました。
民谷の部屋の登場人物がいる状況で、急に早坂の部屋に変わり、その部屋にいる人物だけ動いて話す・・・といった演出はなかなかおもしろかったです。
だいぶ前に感想を書いていたのに、アップするのを忘れてました。
生瀬さんと竹中さんの共演といったら、見るしかないでしょう。ということで、行ってきました。
出演は6人。竹中さんと生瀬さん、そして田口浩正さん、山田優ちゃん、谷村美月ちゃん、松下洸平くん。
お話は、あるマンションでのお話
東京の青山にある「ヴィラ・グランデ青山」というマンション。そこの中庭で、住人の竹中さん演じる民谷とかつての住人の生瀬さん演じる陣野が話している。しばらくお互い音信不通にしていた民谷が陣野を呼びつけたのだ。民谷は谷村美月ちゃん演じる娘の蓮とその元カレ(鳴川)の喧嘩を止めに入ったのだが、その際、元カレにナイフでけがをさせられたらしい。民谷は、その元カレが謝罪にやってくるので、それに立ち会ってほしいと陣野に頼む。
そんな中、マンションの管理人の田口さん演じる岡根と、陣野が貸している部屋の住人、山田優ちゃん演じる早坂がかかわってくる。
元カレが謝罪にくる約束の時間に現れたのは、元カレではなく、その友達の松下洸平くん演じる日野で・・・・
マンションの中庭と、民谷の部屋、早坂の部屋のシーンで話は進んでいく。
元カレの鳴川は最後まで姿を見せない中、日野はかわりに都度現れて、民谷に謝罪するが、民谷はそのたびに鳴川の影におびえる。娘の蓮は一生懸命な日野に好意をもつ。
岡根と早坂はもともとの知り合いで、そのつてで岡根は管理人をしているらしい。そして岡根は早坂に好意をもっている。早坂は元アイドルで歌も出していたらしい。だから途中でその当時の歌を歌って聞かせる。カメラマンの陣野は、それがきっかけで早坂に好意をもち、二人は付き合うようになる。
話自体は、民谷と娘と日野(と元カレ)のことと、陣野と早坂と岡根のことと。。。二つの筋が走り、それが微妙な具合に絡んでいるという感じかな。
くすっと笑えるシーンが多くて、生瀬さんと竹中さん、そして田口さんの絡みは面白かった。言葉の掛け合いと、絶妙な間はさすがだなあ・・・と、思いました。
けど、正直、それだけ。。。。。
話の進行はわかるんだけど、正直退屈で、最終的に、「で?それで?」って感じで終わってしまいました。
結局何の話だったんだろう?中年の男たちが昔を思うのがテーマ?でもないし。。。
起承転結の「結」がない状態で終わってしまったから、不完全燃焼でした。
そういう意図の芝居かもしれないなら、それでいいんだけど、
一応、起承転結を求めてスッキリしたい気持ちが強い私は・・・うーん、「で?だから?で?」って状態で終わってしまった。
ちょっと残念かな。
生瀬さんと竹中さんは、期待通り面白かったし、演技うまい~
それと、田口さんが、すごくすごくよかった。この役にぴったりでしたね。
で、最後にマンションの上から落ちてきたけど、これって本人じゃないよね?人形だよね?すごいびっくりしました。
山田優ちゃんは、初舞台だそうですが、意外にも声がよかったです。思ったより堂々としてましたね。
歌を歌うのに関しては・・・でしたが
谷村美月ちゃんと松下くんに関してはちょっと出番が少なかったかな。谷村美月ちゃんは期待の若手なんで、もう少し長く見たかったなと思います。
そうそう、民谷の部屋と早坂の部屋は、マンションの間取りが同じということを利用して、壁にかかる装飾だけでシーンを変えてました。
民谷の部屋の登場人物がいる状況で、急に早坂の部屋に変わり、その部屋にいる人物だけ動いて話す・・・といった演出はなかなかおもしろかったです。
脚本はもっと凝らした方が良かったかも。
ケツがないなんて、お粗末。
あらすじ読んでても、こんがらがった糸みたいで、何が何だかわからなくなりました。
それだけ、観客が混乱しちゃうほどの出来だったのですね。
ブロッケンは前回の失敗を踏まえて善処して欲しいものです。
期待が大きかった分、よけいがっかり感が強かったんです。何を言いたいかわからない芝居でした。
友達も同じような印象をもったみたいですが。
キャストの演技はさすがだったので、残念でした。
役者さんが補う形でカバーするって、どんなのかな?
スジナシと一緒やんって思います(^^;;