ナイロン100℃ 38th SESSION「百年の秘密」本多劇場 2012.05.09マチネ
ケラさんの芝居を見に行くことが増えてきました。
何というか、引き出しが多い方だなと思えて、今度はどんな芝居なんだろうというワクワク感が半端ない。
今回の「百年の秘密」も楽しみにしていました。
お話は、資産家のベイカー家の100年のお話。
以降、毎度のことながら、ネタバレ部分もありますので、ご注意ください。
3時間半という長丁場の芝居。
イヌコさん演じるティルダと峯村リエさん演じるコナの友情の物語。
時間軸が飛ぶので、最初ついていくのが大変だった。
普通時間軸が飛ぶといっても、過去→未来へ順を追っていくものなのに、この芝居は、時間軸が前後する。
子供だった二人が、大きくなって、そして1幕のうちに二人の死後の世界まで飛んでしまう。
かと思うと、2幕では戻ったり・・・
こういう芝居は今まで見たことがなかったので、非常に斬新だった。
子供の頃は、単なるクラスメイトとして仲良くても、大きくなってお互い家庭を持ち、その子供の代、孫の代になっても、友情が続く女性というのは、なかなかいないのが現実。
でもこの二人は、ずっと友情が続いている。お互い、波瀾万丈に近い人生を送っているのにもかかわらず。。。
それは二人の間に「秘密」があるからだろうか・・・
転校生だったコナと、資産家の娘ティルダがなんでそんなに仲良くなったのか。
二人の直接的な話はあまり描かれることなく、周りの人たちとのできごとを断片的に描くことで、二人の幼少時から死後の世界までを推し量らせるという感じ
受け手側にゆだねるといった方がいいのかな・・・なかなか面白い
周りの人・・・登場人物がけっこう多いから、整理するのが大変で、1幕の途中で、わけわからなくなったんですけどね。私は。
まずはティルダと山西さん演じるブラックウッドが結婚したってのが、理解できなかったんで(年違うでしょかなり)
で、その「秘密」というのが何なのか、そこは明らかにはならなかったけど、すべてはベイカー家の庭にたつ楡の木だけが知ってるということなんでしょうね。
イヌコさんとリエさんは、幼女から老婆までを演じていて、幅の広さに感動でした。すごいな~
客演の山西さんも存在感抜群でしたね。
大倉さんは相変わらずで、大倉さんとかみのすけさんとか、出てくるだけで、くすっと笑える感じでした。
あ~村岡さんの出番が思ったより少なくて、ちょっと残念だったかな。
それから、映像の使い方がとてもすてきでした。舞台背景に映像を重ねて奥行きを出したり。。。
場面転換をすることなく、同じ舞台で、家の中と庭の両方を表していて・・・斜めの線を使う感じで。
両方の場面をうまく使った演出で、面白かったです。
ナイロンの舞台は、またぜひ見に行きたいな~と強く思ったのでした。
ケラさんの芝居を見に行くことが増えてきました。
何というか、引き出しが多い方だなと思えて、今度はどんな芝居なんだろうというワクワク感が半端ない。
今回の「百年の秘密」も楽しみにしていました。
お話は、資産家のベイカー家の100年のお話。
以降、毎度のことながら、ネタバレ部分もありますので、ご注意ください。
3時間半という長丁場の芝居。
イヌコさん演じるティルダと峯村リエさん演じるコナの友情の物語。
時間軸が飛ぶので、最初ついていくのが大変だった。
普通時間軸が飛ぶといっても、過去→未来へ順を追っていくものなのに、この芝居は、時間軸が前後する。
子供だった二人が、大きくなって、そして1幕のうちに二人の死後の世界まで飛んでしまう。
かと思うと、2幕では戻ったり・・・
こういう芝居は今まで見たことがなかったので、非常に斬新だった。
子供の頃は、単なるクラスメイトとして仲良くても、大きくなってお互い家庭を持ち、その子供の代、孫の代になっても、友情が続く女性というのは、なかなかいないのが現実。
でもこの二人は、ずっと友情が続いている。お互い、波瀾万丈に近い人生を送っているのにもかかわらず。。。
それは二人の間に「秘密」があるからだろうか・・・
転校生だったコナと、資産家の娘ティルダがなんでそんなに仲良くなったのか。
二人の直接的な話はあまり描かれることなく、周りの人たちとのできごとを断片的に描くことで、二人の幼少時から死後の世界までを推し量らせるという感じ
受け手側にゆだねるといった方がいいのかな・・・なかなか面白い
周りの人・・・登場人物がけっこう多いから、整理するのが大変で、1幕の途中で、わけわからなくなったんですけどね。私は。
まずはティルダと山西さん演じるブラックウッドが結婚したってのが、理解できなかったんで(年違うでしょかなり)
で、その「秘密」というのが何なのか、そこは明らかにはならなかったけど、すべてはベイカー家の庭にたつ楡の木だけが知ってるということなんでしょうね。
イヌコさんとリエさんは、幼女から老婆までを演じていて、幅の広さに感動でした。すごいな~
客演の山西さんも存在感抜群でしたね。
大倉さんは相変わらずで、大倉さんとかみのすけさんとか、出てくるだけで、くすっと笑える感じでした。
あ~村岡さんの出番が思ったより少なくて、ちょっと残念だったかな。
それから、映像の使い方がとてもすてきでした。舞台背景に映像を重ねて奥行きを出したり。。。
場面転換をすることなく、同じ舞台で、家の中と庭の両方を表していて・・・斜めの線を使う感じで。
両方の場面をうまく使った演出で、面白かったです。
ナイロンの舞台は、またぜひ見に行きたいな~と強く思ったのでした。
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