「劇団新感線 港町純情オセロ」 2011.05.01 マチネ
昨年秋公演は、じゅんさんの腰痛で公演中止になってしまい、新感線見ることができなかったので、1年ぶりとなります。そして今回もじゅんさんが主演。
演目は、「港町純情オセロ」あのシェイクスピアの「オセロ」を戦前の関西の港町のやくざ屋さんにアレンジした内容でした。
面白かったです。五右衛門ロックとかとまた違った趣向の芝居だし、もともとは「オセロ」ですからね。悲劇なわけで。
内容をざっと・・・
戦前、関西の港町が舞台。ブラジル人と日本人の間に生まれたじゅんさん演じる藺牟田(いむた)オセロは、藺牟田組の組長を務めている。入院している病院の院長の娘、さとみちゃん演じるモナに出会い、退院後すぐに結婚することとなる。
藺牟田組のナンバー2の田中さん演じるミミナシは、自分が若頭になると思っていたが、帝大出のイケメンでエリートの伊礼彼方さん演じる汐見が、オセロから次期若頭に指名されていると聞き、オセロを恨みに思うようになる。
そのとき、組同士の抗争が勃発し、海での戦闘に。オセロたちは、小豆島(あずきじま)に渡る。ミミナシは、オセロを罠にはめようと、モナと汐見が付き合っているという偽の情報をたくみに流し、オセロ・モナ・汐見、そして粟根さん演じる三ノ宮、自分の妻絵美、また義弟の沖元准を翻弄していく。オセロはミミナシの罠とも知らず、嫉妬心を募らせ、悲劇が起きていく。
悲劇なんです。ラストはホントに悲しい悲劇なんです。なんせ「オセロ」ですから
でも、途中途中に新感線らしい笑いのツボがあったり、アクションがあったりで、メリハリがあって面白い芝居でした。
それから、肌の白い、黒い、黄色いや、男も女もない・・・って、准が死んでいくときにいうセリフ。。。これは心に残りましたね。うん、よかった。
主演のじゅんさん、いきなりの入院シーンで、前作の腰痛リタイアのネタを振られてましたね。会場爆笑でしたけど。
体をいっぱいに使った芝居に、圧倒されました。熱演でしたね。「顔と体の比率がおかしい」には笑えました。
田中哲司さん演じるミミナシとの芝居のときに、どうにかして笑わしてやろうとアドリブ満載のじゅんさん・・・おかしかった。田中さん、負けてましたね。マジに笑ってました。
ホントに、「お帰りなさい」って感じでした。
そして、この芝居の中心は、ミミナシ
田中哲司さんは、私の中で、最近はSPECの占い師なんですけどね。。。もともといろんな役を演じられる引き出しの多い役者さんってイメージありましたが、やはりお上手です。ただ、いい人っぽい感じが抜けなくて、あんまり根っからの悪党って感じがしなかったかなあ。
あと、芝居の後半で、声がかすれるというか、割れてきちゃったのがちょっと残念でした。さすがに公演も終盤でお疲れなのかも。
それから、ヒロインのモナを演じた石原さとみちゃん。かわいかった~キラキラしてました。全身でお芝居してましたね。
欲をいえば、声がキンキンしてて、セリフが聞きづらかったかなあ。
大東くん・・オカマになりきってましたね。あのシナを作る感じとかよかったです。この芝居のキーパーソンでしたよね。原作の「オセロ」にはないオリジナルキャラなんだけど、最後のテーマに関するところを担っていた気がします。
で、途中で、弾き語りする場面があったんですけど・・・「足寄より」の映画を思い出してしまいました。あのときに、ギターも練習したんだよね。上手でしたよ。
汐見を演じた伊礼彼方さん。ミュージカルとかされてる方なんですよね。初めて拝見したんですが、すごくいい声ですね。聞き惚れてしまいました。
意外だったのが、絵美を演じた松本まりかさん。この方、お芝居お上手なんですね~
私の中では、「ホタル~」のときの蛍の同僚で止まってたんで。。。驚いちゃった。それに、めっちゃ、めっちゃ細かった。
粟根さんは、今回は完全にキャラものでしたね。かぶりものっていうの・・・もうセットの一部になっちゃってるし。じゅんさんが、主演でけっこうシリアス路線だから、そっち系は一気に引き受けて・・・笑えました。
面白かったけど。。。よかったけど・・・
やっぱり古田さんとか、高田聖子さんとか、いたらよかったのな~と思ったのも事実です。
秋公演は、オグシュンとか、早乙女太一くんとか出るのね~またチケット大変そう。
でも、じゅんさんも古田さんも出ないみたい・・・それはちょっとさびしいかも。でも、秋も行きたいと思います。
昨年秋公演は、じゅんさんの腰痛で公演中止になってしまい、新感線見ることができなかったので、1年ぶりとなります。そして今回もじゅんさんが主演。
演目は、「港町純情オセロ」あのシェイクスピアの「オセロ」を戦前の関西の港町のやくざ屋さんにアレンジした内容でした。
面白かったです。五右衛門ロックとかとまた違った趣向の芝居だし、もともとは「オセロ」ですからね。悲劇なわけで。
内容をざっと・・・
戦前、関西の港町が舞台。ブラジル人と日本人の間に生まれたじゅんさん演じる藺牟田(いむた)オセロは、藺牟田組の組長を務めている。入院している病院の院長の娘、さとみちゃん演じるモナに出会い、退院後すぐに結婚することとなる。
藺牟田組のナンバー2の田中さん演じるミミナシは、自分が若頭になると思っていたが、帝大出のイケメンでエリートの伊礼彼方さん演じる汐見が、オセロから次期若頭に指名されていると聞き、オセロを恨みに思うようになる。
そのとき、組同士の抗争が勃発し、海での戦闘に。オセロたちは、小豆島(あずきじま)に渡る。ミミナシは、オセロを罠にはめようと、モナと汐見が付き合っているという偽の情報をたくみに流し、オセロ・モナ・汐見、そして粟根さん演じる三ノ宮、自分の妻絵美、また義弟の沖元准を翻弄していく。オセロはミミナシの罠とも知らず、嫉妬心を募らせ、悲劇が起きていく。
悲劇なんです。ラストはホントに悲しい悲劇なんです。なんせ「オセロ」ですから
でも、途中途中に新感線らしい笑いのツボがあったり、アクションがあったりで、メリハリがあって面白い芝居でした。
それから、肌の白い、黒い、黄色いや、男も女もない・・・って、准が死んでいくときにいうセリフ。。。これは心に残りましたね。うん、よかった。
主演のじゅんさん、いきなりの入院シーンで、前作の腰痛リタイアのネタを振られてましたね。会場爆笑でしたけど。
体をいっぱいに使った芝居に、圧倒されました。熱演でしたね。「顔と体の比率がおかしい」には笑えました。
田中哲司さん演じるミミナシとの芝居のときに、どうにかして笑わしてやろうとアドリブ満載のじゅんさん・・・おかしかった。田中さん、負けてましたね。マジに笑ってました。
ホントに、「お帰りなさい」って感じでした。
そして、この芝居の中心は、ミミナシ
田中哲司さんは、私の中で、最近はSPECの占い師なんですけどね。。。もともといろんな役を演じられる引き出しの多い役者さんってイメージありましたが、やはりお上手です。ただ、いい人っぽい感じが抜けなくて、あんまり根っからの悪党って感じがしなかったかなあ。
あと、芝居の後半で、声がかすれるというか、割れてきちゃったのがちょっと残念でした。さすがに公演も終盤でお疲れなのかも。
それから、ヒロインのモナを演じた石原さとみちゃん。かわいかった~キラキラしてました。全身でお芝居してましたね。
欲をいえば、声がキンキンしてて、セリフが聞きづらかったかなあ。
大東くん・・オカマになりきってましたね。あのシナを作る感じとかよかったです。この芝居のキーパーソンでしたよね。原作の「オセロ」にはないオリジナルキャラなんだけど、最後のテーマに関するところを担っていた気がします。
で、途中で、弾き語りする場面があったんですけど・・・「足寄より」の映画を思い出してしまいました。あのときに、ギターも練習したんだよね。上手でしたよ。
汐見を演じた伊礼彼方さん。ミュージカルとかされてる方なんですよね。初めて拝見したんですが、すごくいい声ですね。聞き惚れてしまいました。
意外だったのが、絵美を演じた松本まりかさん。この方、お芝居お上手なんですね~
私の中では、「ホタル~」のときの蛍の同僚で止まってたんで。。。驚いちゃった。それに、めっちゃ、めっちゃ細かった。
粟根さんは、今回は完全にキャラものでしたね。かぶりものっていうの・・・もうセットの一部になっちゃってるし。じゅんさんが、主演でけっこうシリアス路線だから、そっち系は一気に引き受けて・・・笑えました。
面白かったけど。。。よかったけど・・・
やっぱり古田さんとか、高田聖子さんとか、いたらよかったのな~と思ったのも事実です。
秋公演は、オグシュンとか、早乙女太一くんとか出るのね~またチケット大変そう。
でも、じゅんさんも古田さんも出ないみたい・・・それはちょっとさびしいかも。でも、秋も行きたいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます