もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「TOHO MUSICAL LAB.」 inシアタークリエ  Live配信 視聴しました

2020-07-15 23:23:38 | お芝居
「TOHO MUSICAL LAB.」 2020.07.11 シアタークリエから配信

今年の初めに通ったシアタークリエで、無観客で1度きりの上演
それも、新作の二本のミュージカル。
配信でしか見ることのできない・・・ある意味、すごく豪華で刹那的な試みである。。

【作品公式HP】https://www.tohostage.com/tohomusicallab/

1つ目はロロの三浦さんの作品の「CALL」
2つ目は根本宗子さんの作品の「Happily Ever After」

配信は、キャストと演出のインタビュー、そのあとに上演という形だった。
両方とも上演時間は約30分。
私は自宅のパソコンで視聴。チケットはイープラスから購入。

まず、シアタークリエの入り口が映し出された時には、、、、
何と言うか懐かしさと感動と。
このコロナでの自粛前。。。。最後の作品が「グッドバイ」だったなんだよね。
ものすごく前のことのような気がしてしまった。
まだ5か月もたってないのに。田島さんとキヌ子がラブストーリーしてたことが遠い昔のこと。

でも、あのシアタークリエを見れるのがうれしい。

そして最初は「CALL」のキャスト、演出のインタビュー
クリエの客席に座ってのインタビュー。。。あ!あの席のあたり、私座ってた!みたいな(笑い)

という、不思議な感覚での視聴でした。

それではミュージカルの感想を。


「CALL」
ロロは、前から興味があって、一度見に行きたいなと思ってたんですよ。
けっこう、ヨーロッパ企画とも関係があったりして、望月綾乃さん客演とかしてるしね。
それと、「なつぞら」の番長、板橋駿谷さんとかいて・・・
なので、ロロの三浦さんの舞台にすごく期待でした。

とても幻想的で、不思議な空間という感じの舞台でした。
クリエの客席も舞台も、全体を使っていて、スケール感も感じました。


「ある時は森の中、ある時は深夜の海辺・・・人がいないところを選んで「聴衆のいない音楽会」を開き、
旅を続けるガールズバンド「テルマ&ルイーズ」が、とある廃墟に迷い込む。
かつて“劇場”といったその場所で、彼らは思わぬ先客と出会う。」(公式より)

時代は、ずっと未来で、お芝居や音楽会を観客の前ですることが久しくなったときなんだろうか?
昔劇場だった、今は廃墟となり、緑が生い茂る場所で歌っていた「テルマ&ルイーズ」
「テルマ&ルイーズの」のボーカルの三姉妹、その末っ子ミナモが歌をひとりで、歌っていると、
拍手が聞こえてくる。
その拍手をするのは、かつて、この劇場で上演されていた舞台を記録するドローンだったヒダリメだった。
人前で歌ったことがないミナモは、拍手のことを知らなかった。
ヒダリメは拍手やカーテンコールの意味をミナモに教える。そしてそれをほかのメンバーにも伝わり。
誰もいなくて無音の空間だった劇場に、歌声と拍手の音が鳴り響くのだった。

ヒダリメはドローンだったということで、客席からの登場となった。無観客だからできた演出ではあるけど、
2月の公演で、実際に客席にいた自分には、客席で起きた拍手や笑いやいろいろなリアクションを考えると
やっぱり感慨深い。また、個々に座って、私も拍手を送りたいと思った。
「テルマ&ルイーズ」のハーモニーもとても澄んでいてきれいで、もっともっと聞きたいと思った。



「Happily Ever After」
ねもしゅーさんの作品だから、絶対見たいと思ったし、見てよかった。
すごく素敵な話でした。
「Happily Ever After」って「ずっと幸せに」とか物語的に言うと「めでたしめでたし」って
意味なんですね。知らなかったけど、素敵な言葉。


「夜を愛し、願いを込めて眠りに入る少女。
イマジネーションの力でどこへでもいける彼女にとって 一つだけ叶わないのは、彼に触れることでした。」(公式より)

STAY HOMEでずっと自宅にいるようになった両親は、些細なことで言い合いをするようになっている。
少女は自分の部屋で、そんなことも含めて、毎日眠る前に、日記を書き綴る。
そして、夢の世界に行くことを楽しみにしている。
眠りに落ち、夢の世界へいったとき、そこには見知らぬ男性がいた。彼も夢の世界を楽しみに眠りに落ちたのだった。
二人は、互いに自分の夢の中に相手が入り込んできたと思い、最初は口喧嘩になる。

しかし、お互いに夢の世界を共有していて、そこで歌を通して、互いを理解していくようになる。
そしてお互いが運命の相手だと気づいていく

でも、これは夢の中の出来事。目覚めれば別々の世界に。お互い笑い合って別れていく

生田絵梨花ちゃん、最近ミュージカルにもガンガン出ている、音大出身の乃木坂のメンバーなんですよね。
すごく素敵だった。可愛いし、伸びのあるきれいな声。ふわふわした衣装にぴったり。。
そして海宝くんの声も、共鳴し合って・・・ハーモニーを奏で合う。
さらに、rikoさんの踊りも繊細で世界観にぴったり

ねもしゅーさんのこういうミュージカル見たい。これを膨らませて
ぜひ上演してほしい、一夜限りなんてもったいなさすぎる。



二作ともとてもよかった。
本当に一夜限りなのがもったいない。もっと何度も、それも劇場で見たいと思うものだった。

まずは第一歩。配信だけ、誰もいない劇場はさびしいけど、
でも、こうやって舞台を届けてくれる人たちがいて、そしてそれを自宅でだけど、
見たいと思う人がいるなら、こうやって一歩が踏み出せるんだと思った。
まだまだ、困難なことが山積みだけど、
近い将来、ほんの半年前のように、普通に舞台が見れる世の中が戻ってきてほしいと
思いました。

ただ。。。劇場での上演も、対策をしすぎるくらいして、始まってきています。
小さな灯を消さないように
私も参加していければと思ってます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020春?夏?ドラマ 感想など | トップ | 最近の世の中に思うこと。(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お芝居」カテゴリの最新記事