NODA・MAP「南へ」 東京芸術劇場中ホール 2011.03.30 マチネ
楽日の前日、ようやくNODA・MAP「南へ」を見に行ってきました。
本当は、3/19のチケットも持っていたのですが、震災の影響で、我が家のあたりは電車の運行が少なくなり、東京に出るのは、非常に怖かったので(帰宅できなかったらどうしよう・・・などと)、おゆずりしてしまいました。
野田さんのお芝居は、毎回難しく、2回見ないとわからないよね!ってことで、2回チケットを取ったのに・・・
でも、停電や電車の運行も落ち着いてきたので、3/30に見に行くことができました。
一緒に行った友人は、2回目なんですが、その友人を持ってしても「難しい」との感想。
かなり心配、、、、ただ席が本当によかった。芝居を見るには最高の席でした。
で。。。。感想ですが。。。。
難しい・・・わからない・・・・でも、役者さんはみんなすばらしい。
4つくらいのテーマが同時に走ってる感じで、途中から完全に脱落してしまいました。
前作の「キャラクター」はわりと、わかりやすかったお芝居だったんだけど、今回は、、、ちょっと私の頭ではお手上げですかねえ・・・
舞台は火山観測所。蒼井優ちゃん演じる自殺未遂をした女、アマネがかつぎ込まれた。そこに、妻夫木くん演じる新任の観測員南のり平がやってくる。アマネは平気で嘘をつき人を惑わす。のり平は地震が起きていることから、もうすぐ火山が噴火すると言うが、観測所の所長はじめ、誰もとりあわない。
そしてこの観測所に天皇陛下が見学に来られることになる。そのためにVIPが下見にきているらしい。そのことに職員たちは盛り上がって、のり平の話はますますとりあってもらえない・・・・・・
オオカミ少年と嘘つきの話。天皇制の話。自分のアイデンテティ。情報とメディア。朝鮮半島の問題・・・
これらのテーマが絡み合って出てくるので難しい話だと、思いました。
過去と現在をいったりきたりするあたりから、頭は飽和してしまい、話についていけず。残念です。
お友達の話だと、もう一度見てもよくわからないらしいから。。。今回のは、役者さんの演技を見て満足ってことで(笑い)
いろんなことを伝えたい野田さんの気持ちは、なんとなくわかるんだけど、やっぱり万人にわかるように、ある程度噛み砕いてくれないと、伝わらないような気もするんですけどね。
役者さんは、とにかくよかったのは、蒼井優ちゃん。ホントに舞台映えしますよね。髪の毛をばっさり切ってしまって、でも、このアマネという役にぴったりでした。声がいいんですよね。これから、どんどんと芝居を見ていきたい女優さんです。
それから、銀粉蝶さんと藤木孝さんもすごくよかった。。。銀粉蝶さんが帝で、藤木孝さんが妃っていうのが斬新だけど、なんかしっくりきてて。。。銀粉蝶さんは宝塚の男役みたいだし、藤木孝さんは女形って感じで。。。
妻夫木くんは、なんかかわいかった。。。男性なのにきれいって思いましたよ。うん。
高田聖子さんも上手いよね。新感線で見慣れてるから、別の芝居に出てるのが新鮮だったけど・・・
相変わらず、大勢のアンサンブルの人たちが、椅子をつかって動き、芝居に奥行きが出ている気がしました。椅子を使った地震やマスコミ攻勢のパフォーマンスは見ごたえがありました。
そうそう、大震災があったばかりで、このテーマですからね。。野田さんをはじめ、スタッフの方々は上演も悩まれたと思います。
公演前の注意事項の中に、芝居の中に地震を思い出させるシーンがあるけど。。。のような、コメントがあり、さらに、野田さんのアナウンスで、今回の上演についてや内容についてのお話がありました。
また、カーテンコールでも2回目のときに、野田さん自ら挨拶され、このような状況下で来場してくれたことへの感謝や、募金箱の設置をお話されました。そしてカーテンコールはこれで終わりにしますと挨拶されました。
主宰の野田さんのお気持ちを聞かせていただいたこと。。。非常に嬉しく思いました。
このような状況下です。節電も言われてます。
そんな中、娯楽と片付けられてしまうもの、芝居もコンサートもライブも映画も。。。。自粛するのかどうするのか、悩むこともあります。けど、こんな状況下だからこそ、芝居もライブも行ってほしいと思います。もちろん無駄な電気は使わないなどは必要ですが。。。
復興のためには、動ける人が前を向いて元気を出さないと・・・・
今回、頑張って東京まで、芝居を見に行ってよかったと思いました。
また。。。いろんなお芝居に足を運びたいです。
で、、、、次のNODA・MAPは、もう少し、私の脳みそでもわかるくらいの内容だとありがたいです。
楽日の前日、ようやくNODA・MAP「南へ」を見に行ってきました。
本当は、3/19のチケットも持っていたのですが、震災の影響で、我が家のあたりは電車の運行が少なくなり、東京に出るのは、非常に怖かったので(帰宅できなかったらどうしよう・・・などと)、おゆずりしてしまいました。
野田さんのお芝居は、毎回難しく、2回見ないとわからないよね!ってことで、2回チケットを取ったのに・・・
でも、停電や電車の運行も落ち着いてきたので、3/30に見に行くことができました。
一緒に行った友人は、2回目なんですが、その友人を持ってしても「難しい」との感想。
かなり心配、、、、ただ席が本当によかった。芝居を見るには最高の席でした。
で。。。。感想ですが。。。。
難しい・・・わからない・・・・でも、役者さんはみんなすばらしい。
4つくらいのテーマが同時に走ってる感じで、途中から完全に脱落してしまいました。
前作の「キャラクター」はわりと、わかりやすかったお芝居だったんだけど、今回は、、、ちょっと私の頭ではお手上げですかねえ・・・
舞台は火山観測所。蒼井優ちゃん演じる自殺未遂をした女、アマネがかつぎ込まれた。そこに、妻夫木くん演じる新任の観測員南のり平がやってくる。アマネは平気で嘘をつき人を惑わす。のり平は地震が起きていることから、もうすぐ火山が噴火すると言うが、観測所の所長はじめ、誰もとりあわない。
そしてこの観測所に天皇陛下が見学に来られることになる。そのためにVIPが下見にきているらしい。そのことに職員たちは盛り上がって、のり平の話はますますとりあってもらえない・・・・・・
オオカミ少年と嘘つきの話。天皇制の話。自分のアイデンテティ。情報とメディア。朝鮮半島の問題・・・
これらのテーマが絡み合って出てくるので難しい話だと、思いました。
過去と現在をいったりきたりするあたりから、頭は飽和してしまい、話についていけず。残念です。
お友達の話だと、もう一度見てもよくわからないらしいから。。。今回のは、役者さんの演技を見て満足ってことで(笑い)
いろんなことを伝えたい野田さんの気持ちは、なんとなくわかるんだけど、やっぱり万人にわかるように、ある程度噛み砕いてくれないと、伝わらないような気もするんですけどね。
役者さんは、とにかくよかったのは、蒼井優ちゃん。ホントに舞台映えしますよね。髪の毛をばっさり切ってしまって、でも、このアマネという役にぴったりでした。声がいいんですよね。これから、どんどんと芝居を見ていきたい女優さんです。
それから、銀粉蝶さんと藤木孝さんもすごくよかった。。。銀粉蝶さんが帝で、藤木孝さんが妃っていうのが斬新だけど、なんかしっくりきてて。。。銀粉蝶さんは宝塚の男役みたいだし、藤木孝さんは女形って感じで。。。
妻夫木くんは、なんかかわいかった。。。男性なのにきれいって思いましたよ。うん。
高田聖子さんも上手いよね。新感線で見慣れてるから、別の芝居に出てるのが新鮮だったけど・・・
相変わらず、大勢のアンサンブルの人たちが、椅子をつかって動き、芝居に奥行きが出ている気がしました。椅子を使った地震やマスコミ攻勢のパフォーマンスは見ごたえがありました。
そうそう、大震災があったばかりで、このテーマですからね。。野田さんをはじめ、スタッフの方々は上演も悩まれたと思います。
公演前の注意事項の中に、芝居の中に地震を思い出させるシーンがあるけど。。。のような、コメントがあり、さらに、野田さんのアナウンスで、今回の上演についてや内容についてのお話がありました。
また、カーテンコールでも2回目のときに、野田さん自ら挨拶され、このような状況下で来場してくれたことへの感謝や、募金箱の設置をお話されました。そしてカーテンコールはこれで終わりにしますと挨拶されました。
主宰の野田さんのお気持ちを聞かせていただいたこと。。。非常に嬉しく思いました。
このような状況下です。節電も言われてます。
そんな中、娯楽と片付けられてしまうもの、芝居もコンサートもライブも映画も。。。。自粛するのかどうするのか、悩むこともあります。けど、こんな状況下だからこそ、芝居もライブも行ってほしいと思います。もちろん無駄な電気は使わないなどは必要ですが。。。
復興のためには、動ける人が前を向いて元気を出さないと・・・・
今回、頑張って東京まで、芝居を見に行ってよかったと思いました。
また。。。いろんなお芝居に足を運びたいです。
で、、、、次のNODA・MAPは、もう少し、私の脳みそでもわかるくらいの内容だとありがたいです。
どうもありがと。
何とか活動してますが。。。また、昨日今日と大きな余震があって、東京方面に出かけるのが怖くなってます。
自粛以前に帰りの手段とか心配しちゃうんで、なかなかね・・・
でも、元気に活動はしたいと思ってます。
あっちゃんも、展示会とか行ったんですね。ひとりひとりが普通に活動するのも、復興の第一歩だとは思うんですけどね。
テレビ塔のライトアップ。。。やっぱりないとちょっと寂しいですよね