もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

ヨーロッパ企画第42回公演 「切り裂かないけど攫いはするジャック」 見てきました

2023-10-23 19:04:56 | お芝居

ヨーロッパ企画第42回公演 「切り裂かないけど攫いはするジャック」 本多劇場 2023.9.22 19:00~ & 10.2 13:00~ 

一押しの劇団、ヨーロッパ企画の公演です。楽しみ楽しみ。
そして劇団25周年、おめでとうございます。すばらしいです。

今回も2公演ゲットしてみてきました。
今回は19世紀のロンドンが舞台の、ミステリーコメデイだそうで、毎回いろんなことを仕掛けてきますよね。
推理しまくってる話だそうです。

どんな話なのか。公式サイトから抜粋で

「さて今回はミステリ劇をします。やったことないし今までは高いハードルを感じてましたけど、今の僕らならきっと面白いミステリコメディが作れるでしょう。場所はロンドン。

切り裂かないけど攫いはする、謎の怪人ジャックが徘徊しているイメージです。ジャックは誰なのか。何が目的なのか。攫ってどうするのか。攫うってジャックひとりでできることなのか。集団名なのか。誰が言い出したのか。いつまで続けるのか。衰えはいつ来るのか。すべては霧の中です。」

全然わからないぞ。
ネタバレ厳禁だそうなので、こういう掲載になっているのね。

ってことで、内容は

ロンドンの街角で、花売りの娘が何者かにさらわれたところから話は始まる。
乞食、牛乳売りもさらわれたあと、花売りの娘もということで、オルソップ警部が捜査に乗り出し、町の人に話を聞いている。
犯人は、町で「人さらいジャック」と呼ばれるようになり、町の人々はそれぞれ、ジャックについての推理を展開している。
警部は、おこった出来事のみを聞きたいのに、彼らは、我先にと推理を始める。
そこに没落貴族のリッチモンド卿も現れる。ジャックは壁を伝って屋根の上に登っていったという推理から、怪しさ満載にしようとする
リッチモンド卿。でも、彼が犯人でないことはみんなわかっている。
えんとつ掃除のピーターは、屋根の上に逃げたことは絶対にないと言い張る。
相変わらず、推理推理で騒がしい街の人々たちに、その街角のミートパイ屋がうるさいと怒りながらも、彼も推理を。
更にその向かいのパブの女主人も出てきて、まったく捜査は進まない。
みんな勝手な推理。これは政府の陰謀だとか、貴族が関係しているとか。。。

オルソップ警部は探偵をやっているクインティン夫人を連れてきて、彼女もまた推理を始める。
そこに、なんとさらわれたはずの花売りのメアリーが戻ってくる。気を失って、気づいたら丘の上にいたらしい。

ジャックのうわさはさらに広まり、パブの女主人は、パブを劇場にして、メアリーとリッチモンド卿を出演させ、ジャックをあてにした商売を
始める。そんなとき、えんとつ掃除のピーターがさらわれる。さらに、水道掃除のガイまでいなくなる。犯人は。。。。

そこに、ガーデンパーティ中に宝石を盗まれ、それを捜しているハンフリーと、探偵のホティントンがやってきて、また推理が始まる。
そのころ、町では切り裂きジャックが話題となり。人さらいジャックの話題は下火になってしまう。

そして、、メアリーの誘拐の真相や、人さらいジャックのようなことをしている犯人もわかってくるが。。。
実は、本当のジャックはロンドンの町に渦巻く大きな陰謀を企てていて。。。。というような話でした。

・・・公演は11月まで続いているので、この辺にしとかないとね。

 

相変わらず二転三転するお話で、いろいろ笑いました。
とくに、途中で人さらいジャックの犯人がわかるところでは、爆笑でしたね。
え~~????って感じで。
その瞬間を目撃したオルソップ警部の行動もめっちゃ笑えました。さすが永野さん。

アフタートークでは、ここのところにも触れられて、まあ、さらわれる人は体重も関係あると、、、諏訪さんは絶対無理(笑い)
ってことで、中川さんがこの日はさんざんいじられてました(笑い)
ヨーロッパ企画はエチュードしながら劇を作るんだけど、この作品も、推理をワイワイしながら
作っていったそうです。

初主演の永野さんが、一生懸命事件を考えてるのに、勝手に「推理」する街の人たちのテンポ感が最高で、
そこに理子ちゃん探偵も加わると、さらに手に負えない状況になるのが、、、わかっているけど楽しい。

そして、結局事件の真相は。。。。え~?そういう陰謀?で、そういう大道具?
ちょっと強引ではあったけど。。。(笑い)

あんまり、しっかりは書けないのがつらいけど、
面白かったし、たくさん笑ったけど、今回はちょっと正直パンチが弱かったかなと。

「九十九龍城」とかがあまりにパンチが強かったので、あの圧を考えると、ちょっと弱かったかなと(ぜいたくだね)

キャストでいうと、
永野さんが体を張ってて、汗もかいて大活躍でした。
それと、理子ちゃんがキレキレでしたね。もう勝手な推理。。。我が道を行く~という感じが強くて好きでした。

あとは、角田さんも最高でした、見た人は絶対わかります。
今回出番が早かった、酒井さん。いじられる度に帽子で顔を隠す没落貴族が切なかったです。

毎回ホントにいろんな芝居を見せてくれるヨーロッパ企画。
次はどんな芝居だろうかと楽しみです。

それから、、、秋ドラマの「時をかけるな、恋人たち」も楽しみにしてます。

コメント
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