もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「ロミオとジュリエット」見てきました

2012-05-30 12:46:52 | お芝居
「ロミオとジュリエット」 赤坂Actシアター 2012.05.23 14:00~


言わずと知れた「ロミオとジュリエット」です。あまりに有名な悲劇。
今回は、ロミオを舞台初出演の、佐藤健くん、そしてジュリエットを石原さとみちゃんが演じます。

あ!私は、さとしさんを見に行くような感じですけど・・・・さとしさんはロレンス神父です。


平日の昼ということもあって、客層はほとんどが女性でした。健くん主演だから若い人が多いかと思いきや、意外にも年配の方が多い。
タケル人気は幅広いのかな?それとも、古典的な「ロミジュリ」を見に来たんだろうか。

この話は、ネタバレも何もないので、そのまま感想を書きます。


まずは、佐藤健くん、声がいいですね。なかなか頑張ってました。
三浦春馬くんも、舞台で頑張ってて、とてもいいですが、健くんも負けず劣らずです。
12月のActAgainstAidsのとき、いい声を披露してましたもんね。


惜しむらくは、背が低いので、、、舞台に登場人物が多いと、後ろの人たちに紛れてしまうことかな。まだ、そこまでのオーラがないのかもしれないです。
(たとえば、大竹しのぶさんとかは、背が低くても、めっちゃオーラがあるので、わかるって感じ)

石原さとみちゃんは、私が前回舞台で見たのは、劇団新感線の「港町純情オセロ」だったので、シェイクスピア再びって感じでした。
が、私のあくまで個人的な感想ですが、ジュリエットには、彼女の、キンキンした声としゃべり方は向いていないような・・・
オセロの方があってますね。もう少し、しっとりと演じてほしかったんですけどね。声質の問題もあるんでしょう。

演者の中で、すごく目を引いたのは、ジュリエットの乳母役のキムラ緑子さん。
もともと上手な役者さんですが、今回は群を抜いて上手かったです。
彼女が出てくると、場を全部持って行ってしまう感じでしたね。

それと、賀来くんが頑張ってましたね。背も大きいから舞台映えしてました。
姜くんは、あんまり出番もない役で。。。もったいなかったかな。

そして、私のお目当ての橋本さとしさんは、存在感抜群でした。
やっぱり発声が違うと思うんだよね~神父様の役は似合ってました。



この時代の「ロミオとジュリエット」ですからね、現代版ぽくしてました。
音楽とかもロックっぽい感じでね。
モンタギュー家とキャピュレット家は抗争を続けていて敵同士。両家の確執は深い・・・んですが、両家の若者がケンカをするシーンが何回か出てくるんだけど、敵同士の貴族のケンカというよりは、チンピラのケンカって感じのチープな感じに見えてしまうのが残念。
あとね。。。下ネタがけっこう多いんだよね。
中学校のときに、原作本を読んだことがあるんだけど、そんな下ネタっぽい感じはなかったと思うんだけどな~そういう演出にしたのかな

でも、バルコニーのシーンとはよかったです。
私の勝手なイメージでは、バルコニーは円形のバルコニーだったんだけど
この芝居では橋を架けるようにしてあって、ジュリエットがバルコニーにいるとき、舞台の端から端まで使えるので、見やすかったです。

特に、内容そのものはアレンジはしていなかったので、話はみんなが知ってるし、芝居としてはわかりやすい芝居でした。


カテコで、お客さんが、わーっと立ち上がったのはちょっと驚いちゃった。
こんな、立ち上がるっていうのは最近なかったんで・・・
(新感線はスタンディングオベーションですけどね)
正直、ワタシ的には、スタンディングまでではなかったので、あっけにとられてしまいました。

それと、、、多和田えみさんの歌声はすごくよかったです。この切ない悲劇にぴったりでした。
コメント
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