そろそろ孵る?

2010-05-02 | from m/b
2010-5/2
さて。巣箱のシジュウカラのその後ですが、相変わらず二人は仲が良く、深い信頼と思いやりで結ばれているのを毎日見せつけられる私。おかしいのだけれど、雌が羨ましく、シジュウカラの雄に恋をしてしまいそうです。絶対に叶わぬ恋。

近くに猫がいたり大きな鳥がいたりする時だけ雄がしっかり声を出すだけで、この時期は卵を狙われないよう、あとはとても静かに静かに過ごす二人。必要以上の動きをせず、なんともスマート。
あまりの気配の無さに、もういなくなったんじゃないか?って私もだまされて心配になるけれど、よくよく見てたらちゃんと居て、雌も時々巣箱から出てスッとどこかへ飛んでいくのです。ずっと同じ姿勢で卵抱えるの大変だし肩凝るよねえ。時々は思いきり飛びたいだろうし、外の空気を吸いながら歌いたいと思う。
雄は時々、雌を外へ連れ出してあげようと迎えに来るのですよ。巣箱の近くへ寄ってきて、それはそれは小さな声で鳴いて誘い出す。直径2.8cmの穴から飛び出して、近くのハナミズキの木にとまり二人戯れるひととき、きゅんとなってしまいます。
誰も邪魔できない、ほんのわずかな貴重な時間。もう、ほんとに可愛いのです。