blue bee

2010-09-30 | from m/b

2010-9/30
今年はよく見かけるのです。

現れるのはいつも、お経をあげにきてくださったお坊さんをお見送りした後とか、お線香をあげた直後。父が会いに出てきてくれたのではと感じずにはいられません。とても素早い動きですぐにどこか遠くへ飛んでいってしまう、幸せの青い蜂。

さて、その後のシロちゃんですが、先日有力目撃情報を得て、雨と雷の鳴る中すぐ駆けつけ捜しまわったのですが結局見つからずがっかり。すごく期待してリード持って行ったのに見つからなかったときの脱力感…おばさんが諦めてしまうことが心配でした。諦めてしまったら、見つかるものも見つからない。
いつもは気丈なおばさん、ある日ちょっと悪い夢を見たらしく泣きながら「せっかくだけど、もうだめだわ」と。
うんうんそうだよね、でもひょっこり帰ってくるかもしれないからいっしょに待っていましょうね、あきらめないよと言い続けて三週間ほど経ったある朝、おばさん家の門の前で雨に濡れてブルブル震えながらちょこんと座っていたのは、木の実だらけのシロちゃん!もう、飛び上がるほど嬉しくて、ぎゅーぎゅー抱きしめてきました。
この世に生きてさえいれば、強く想い続けたら会えるもの。そしてこの世を去ったものには、いくら願ってもやっぱり会えないもの。会いたい人に会えるって本当に素敵なことです。