行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

大腸ポリープ切除の結果

2016-07-18 17:33:56 | 健康・病気

 そう言えば、って誰もなにも言ってないが、暫く前、先日切除した大腸ポリープの組織検査の結果がでた。
 取った時に大丈夫ですよと言われていたが、あらためて癌細胞はない、心配はないということで、分かってはいても一安心。
 ただ、今飲んでいる循環器系の薬、これは多分一生飲まなければならないのだが、その薬のせいで、今後便の検査をやると毎回潜血反応が出る可能性が高いと言う。
 「それで、潜血反応が出ればまた来年も内視鏡検査ですかね?」
 実際ににおっているか否かは別にして、言外に毎年はいやだなあという感じをにおわせながら訊く。
 「そうねえ、自分で見てもわかるような出血は別ですが、大腸ポリープは大きくなるのも遅いので、まあ2年か3年に1度でいいと思いますが・・・・」
 最後の、「思いますが・・・・」というのが気になる。どっちなんだろう?それ以上は自分で決めろということだろう。まあ、医者もはっきり大丈夫だと言えない気持ちは分かる。
 同時にやった胃の内視鏡の検査。こちらも異常無しという。
 「他に何か」
 と言われ、ピロリ菌のことを訊いた。
 大腸と一緒にやったので、軽い麻酔を点滴で入れながらだった。だから意識が全くないということではなかったが、ボンヤリしていて記憶がはっきりしない。検査中、ドクターと研修医(多分)の会話でピロリ菌がどうのこうのと言っていたような気がした。
 殆どの胃がんの原因がピロリ菌だという。ボットン便所の時代に育った人は保菌者が多いとのこと。私は該当者。もうとっくに癌年齢。数少ない友人の中でも、もう癌経験者が何人かいる。
 「ピロリ菌の検査と駆除というのはやっておいた方がいいんですかね?」
 と訊いてみた。
 「貴方はいないですよ」
 「検査はして頂いたのですか?」
 「ええ」
 「簡単にわかるんですか?」
 「はい」
 私のイメージとしては、検査だけで大変なのかなと思っていた。でも、こういうことは訊く前に言ってくれても良いんじゃないのと思うが・・・・・。菌はいないんだからということで、訊かないとそのままだったのだろうか?そんな気もする。それとも、あの麻酔でボンヤリしていた時の研修医とのやりとりは私への説明だったのか。
 50歳を過ぎた頃から自分や家族の身体に次々支障が出て来て、色々な病院へ行って、いくつかの病院には入院して、その多くが医療スタッフの態度や能力、患者の扱い、患者の身体を人質にしで様々な理由を付けた任意という名の自己負担金の強制徴収、酷いなあという病院ばかりで驚いたが、この病院はそんな事が一切なくて、全体的には非常に良い病院だと思っている。でも、こういうところ、少しだけ気になる。
 前にも一度同じ病院の循環器科で入院中、何の説明もなく「睡眠時無呼吸症候群」の検査をします、と言われ、否応なく鼻と胸に検査器具を装着されて、1晩データーを取られた。何をするにも、もういいですよと言うくらい事前に丁寧に説明してくれる病院だったので、違和感があった。
 その後、次の診察時に結果と検査理由を教えてくれるのかと思っていたが、結局こちらが説明を求めるまで1年半位なんの説明もなかった。まあ、そんなに放っておいた私も呑気だが。結果はわずかに兆候はあるが、治療の必要はないということだった。これも治療の必要がなければ言う必要もないと思っていたのか?それとも忘れていたのか?どちらにしろ患者としては好ましいとは思わない。
 後で、ネットで調べたら、心臓疾患と睡眠時無呼吸症候群には関係があるようだ。そうならそうと説明してくれればいいのに。
 兎に角、消化器系に関しては今のところ、口から肛門まで、異常はなかった。ところで、この消化管という奴、実は皮膚と同じく身体の表面ですよ、と言われて不思議に思ったことがある。でも、基本的に管というなら、表も裏も表面に変わりはない。で、なるほど身体の表面だから外から内視鏡で検査できるかと思う。変な気分だ。胃や腸の中が、身体の外側だとは。

 


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