行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

続 スイカの皮

2018-09-04 16:32:17 | 日記

 前にもスイカの皮のことを書いたような気がするので「続」。まあ、どうでもいいが。

スイカが好きだ。毎年何度が食う。

 何度も買いに行くのは面倒なので、切った奴じゃなくまるごと一個買う。一個買って殆ど一人で一週間程かけて食う。別にケチで独り占めでは無い。家人は殆ど食べない。

 ところで今年のスイカは出来がいいというニュースがあったので楽しみにしていたのだが、これが丁度いいのがない。出来が良すぎるのか兎に角大きい、子供の頭どころか大人の頭の倍はあろうかというものばかり。そのせいか一個にしては高い。二千円以下のものなんてない。食べないで駄目にするのも勿体ないので買うのに躊躇していた。

 小玉すいかでも買えよ、と言われるかもしれないが、あれは美味いが皮が薄くて食べられない。私にとって皮もスイカであり、美味しく食べるのでそれはいけない。

 ボチボチと八分の一だの四分の一だのというのを買っていたが、先日少し小さめで、安めの物が出ていたので一個まるごと買った。ただこのスイカ、皮がかなり黒っぽい。ブラック何とかと書いてあったように思うが忘れた。甘くて、種が殆ど無いというのが売りらしい。

 ネットで調べるとブラックなんとかという種類のスイカがあったが、一個一万円を超える値段のようだったので、それではない。二千円もしなかった。

なるほど甘くて、種も白く小さなものが少しあるだけで殆ど気にならない。美味かった。但し、皮を漬物にしたとき少し硬いような気がした。まあ、それはそれで歯ごたえがあっていいかもしれない。品種改良する人も農家も皮を食べる奴のことまで考えて栽培はしないだろう。


メガネが沢山

2018-03-06 16:43:54 | 日記

 2月の初め愛用していた仕事用のメガネを不注意で壊した。右のつるが折りたたみのネジの部分で折れてしまった。全くの不注意、何時も置いておくメガネスタンドではなく、机の上に置いたのがいけなかった。書類に紛れて見えなかった。出先から帰って、うっかりその上にカバンをドカッと置いてしまった。カバンの中の書類を出して、カバンを退けて、書類を読もうとメガネに目をやったが、何時もの所にない。アレッと思って机の上の書類を1枚退けたら、その下から出てきた。ただし酷く不自然に折れ曲がって。つまりカバンの体落とし(一昔前のプロレス技)を食らった風情。アッと、手に取って曲がったつるをもとに戻してみようと軽く曲げたらポロッと取れて万事休す。

 仕事では必須のメガネだ。手元とパソコン画面と、もう少し離れた所を見るのに使っている。中近両用というらしい。上手く目と使用状況に合って重宝していた。

 仕方がないので自分で修理。これが前にも同じような壊れ方をしたメガネがあって、取り敢えず新しい物を作るまで使えば良いとばかり、自分で応急処置をしようとしてうまく行かず、結果として実に不細工に接着剤と爪楊枝を折ったものを糸でぐるぐる巻きにして、さらにその上にビニールテープを巻いて何とか辛うじてかけられるようにしたのが一個あったのだが、同じようにして、でも今度は糸だの、爪楊枝だのはなしでとりあえず接着剤とビニールテープだけで再び辛うじて掛けられるようにして、つまり酷く不細工なメガネが二つ出来上がって、その場の仕事は終えた。

 その時、手元にはそのみっともない中近両用メガネが二個、遠近が一個、読書用に近く専用で作ったものが一個、最近メガネを忘れて打ち合わせに出掛け、メガネが無いのに気付いて出先の近くにあったメガネやさんで買った出来合いの老眼鏡が一個、それから昔買った出来あいの物が三個、合計8個のメガネがあったことになる。だが、一番よく使う中近のメガネは壊れたものが二つあるだけ。

 みっともないメガネ二つは使えなくはないのだが、無理矢理くっ付けたつるが不安定で、掛けると微妙にメガネが斜めに曲がる。やや見辛い。人前では掛けられない。

 よって、三たび同じような中近両用のものを新しく作ることにした。以前壊れた時メガネやさんで修理を頼んだら、無理だ、或いは高くつくので安い物を買った方が合理的と言われたことがあったので、修理は頭に無かった。

 

 久し振りに書いたのに、時間がない。確定申告の書類をまだ作っていない。よって、ここまで。                       つづく


突発性難聴 右耳が変だ ②

2015-11-25 14:26:35 | 日記

 病院へは11時少し前に着いた。

 聴力検査のあと診察。医者は中年の男。診察も説明も丁寧だった。

 病名 突発性難聴

 症状 低音部の聴力が落ちている

 治療 できれば二週間入院して、安静にしてステロイド剤で治療

 治療効果 三分の一の人がもと通り回復、三分の一が治療効果あり、残り三分の一が殆ど回復しない

 その他 念の為、頭に腫瘍がないかどうか頭部MRI検査

 今後のこと  このタイプの難聴は治っても再発することが多い。再発するたびに治りが悪くなる傾向がある。ストレスが原因とも言われるので、なるべくストレスになることは避ける。

 入院に関しては家庭の事情もあって、しなかった。家で安静にしていればそれでもいいという事だったので、そうした。都合よく年末年始の休みがすぐだったので、仕事は殆ど休まなくても二週間の休みは取れた。 

 年末から正月休み、ほぼ何もしないで安静状態。まあ、何時もの正月と同じくゴロゴロしていた。子供が大きくなってからは特に出掛ける事はない。違うのは混雑を避けて恒例の初詣は中止したこと、アルコールを止したこと位。

 耳鳴りは断続的にずっと続いていたが、薬を飲み始めて二、三日で聴力は少しずつ戻ってきている感じだった。

 正月明け、病院へ行ってみた。

 感じた通り、聴力は殆ど回復していた。耳鳴りも続いてはいたが、一日の内消えている時間の方がずっとながくなっていた。

 「順調ですね。もう少し戻るかもしれないので、もう一週間薬を続けましょう。耳鳴りも消えると思います」

 という事で更に一週間治療を続け、ほぼ元通りに回復した。

 「前にメニエールというのをやったのですが、これはメニエールではないのですか?目まいはしませんが・・・・・」

 「病名は突発性難聴ですね。前にメニエールをやったのなら、念のためにメニエールの薬も二週間程飲んでおきましょう。二週間後にもう一度来てください」

 余計なことを言ったおかげで薬と診察が増えたと思ったが、まあ、特に断る理由もない。

 ところが、このメニエールの薬というのがとんでもなく飲みにくい薬だった。見た感じゼリーのようなのだが、味が殆どない。臭いも殆ど無い。なら無味無臭かといえばそうでもない。スプーンですくって口に含んで何度か噛んで、喉を通すが、その時言い様のない不快な臭いが鼻に抜ける。思わず吐きそうになる。弾力があるので口の中で何回か噛まないと喉は通らない。噛むと鼻に抜ける臭いが強くなる。60歳位以上の人なら知っていると思うが、小学校の頃、虫下し(回虫駆除の薬)でカイジンソウというのを学校で飲まされた。煎じ薬だと思うが、大きなヤカンからアルマイトのお椀に注がれたのをみんな鼻をつまんでむりやり飲み込んだ。泣く子や、せっかく飲んでも吐く子もいた。まるで拷問のような出来事だった。においと味がそれに似ている。これには閉口した。

 だが、二週間後、耳鳴りも消え、幸いなことに一回目の突発性難聴は完全に治った。


地震

2015-06-02 10:34:49 | 日記

 先週土曜日の地震には驚いた。よく揺れた。

 午後8時24分。縦揺れなし。ゆさゆさと横にゆれた。

 

 私は乗り物に弱い。バスや船はいまだに苦手だ。子供の頃、父とバスに乗った。ところが乗った途端に気持ち悪くなって次の停留所で降りた。多分数百メートルしか走っていないだろう。そして吐いた。

 父は苦笑い。私の背中をさすりながら

「しょうがないのう、修学旅行行けんかもわからんのう」

酔い止めの薬を沢山持って修学旅行へは行ったが、バスの中では食べない、飲まない、視線を下げない、遠くの山を見ている。これを守った。

 今では酔い止めの薬こそ飲まないが、食べない、飲まない、うつむかないの三原則は守る。でないとバスはおろか乗用車のなかでも気分が悪くなってしまう。本を読むなど問題外。

 話がそれたが、土曜日の地震。リビングのTVの前で個人的に恒例の筋トレをやっていた。腹筋運動の途中、目眩がしたと思った。最近たまにあったからだ。でも違うようだった。蛍光灯のスイッチの紐が大きく揺れる。家全体がなんとなくミシミシいっているようだ。そういえばさっきTVに地震がどうのこうのってテロップが流れたような気がする、と思ってる間もゆっくり大きく左右にゆれる。気分が悪くなった。家がバスになったようだ。頭が痛くなった。少しだけ吐きそう。

 小さな地震の経験はたびたびある。でも、あんな地震は初めてだったような気がする。東日本大震災の時の方が揺れたような記憶があるが、上下の揺れと、もう少し周期の短いガタガタガタというような横揺れだったと思う。ユサユサユサとゆっくり横に揺れる方が身体へのダメージは大きいようだ。

 

 私が上京したのは1972年。その時からずっともうすぐ関東大震災がくると言われ続けている。何年かに一度、マスコミは、特に週刊誌やワイドショーは必ず二年以内にくるとか来年中に来るとか、断定的に喧伝して騒いできた。

ある年の取り引き先の大きな会社の新年会に有名占い師というのがゲストに来ていて、

「今年、関東大震災が必ず来る」

と言っていた。この人、地震が来なかったらどうするのかと思ったが、こういう話の落ちは決まっている。来年の正月彼女はのたまうのだろう

「私が一生懸命祈ったので関東は震災を免れたのです」

本当にそう言ったのか否かは確認していないのでわからないが、関東大震災は来なかった。

 

もっとも、いつ来るがわからない以上、すぐ来るかもしれないと騒ぐ。これは必ずしも間違いではないだろう。でも、あんまり騒がれると今度はそれに慣れてくる。大きな地震のあと、夜寝ているとき揺れたりすると飛び起きたりしたが、それもいつの間にか慣れてしまって、そのうちおさまるだろうと少々揺れが長かろうと大きかろうと、いつの間にか起き上がることもしなくなっていた。

 

 でも、ここ暫らくの地震や火山の様子はただ事ではないことの予兆のような気がする。今の家に引っ越してきたとき、リビングにある倒れやすい家具は固定したのだが、肝心な寝室の家具は固定していない。阪神大震災の時、大阪の知人に聞いたのだが、家具は倒れてくるのではない、飛んでくるんだ、と言っていた。

早く固定しなければと思うが、即日実行する根性がない。何とかしなければ・・・・・・。


近所迷惑? その②

2015-02-14 14:32:56 | 日記
今住んでいる家に引っ越して来て、その日の夜。9時から12時頃にかけて
「ウヲーーーーー」と言うような声とも音ともつかぬものが聞こえる。かなり大きい。1回か2回続いて、暫く静かになり、また聞こえる。一晩に3回から4回断続的に続く。
最初は、何日も続くとは思はないから気にならなかったが、毎日となると話は別。特に、夜中、ベッドに入って電気を消して目を閉じた頃、
「ウヲーーーーー」
とくると、いささかイライラする。
よく聞いていると、どうやら声のようだ。サイレンのような機械的な音ではない。声が聞こえた時外へ出て、どのあたりから、あるいはどの家から聞こえるのか確認しようと思うのだが、外へ出ると声はもう止んでいる。なかなか音源を確認できない。
近所迷惑も甚だしい。仕方なく、声が聞こえた時窓を開けて怒鳴った。
「うるさーい!静かにしろー!」
酔っ払いが叫んでいると思ったのだ。
しかし、全く効果はなかった。その後も変わることなく声は続いて、でも1カ月程していつの間にか声は消えた。

これには後日談がある。
問題の声は犬の声だった。近所の家で、15年余り子犬の頃から可愛がっていた犬が病気になった。病気と言っても犬としてはかなり高齢で殆ど老衰だったようだ。何度も病院へ連れていって、なるべく苦しまないようにという事で治療をしていたらしいが、もはや立ち上がることも、寝返りをうつこともできなくなって、それでも手当をしながら家で面倒を見ていた。最後は犬小屋ではなく、玄関に毛布を敷いてそこに寝かせていた。その犬が、夜苦しがって時々大声でないたのだ。なくと家人が駆けつけて身体をさすってやったり、水を飲ませたりする。そうすると身持ち良さそうに眠った。一月あまり、そうやって面倒をみて、犬は天国へ逝った。
 この話はかなり後になって、その家の人から聞いた。
 これは近所迷惑ではない。知っていたら迷惑とは思はなかったし、怒鳴ったりもしない。御免なさいである。
 尚、私の怒鳴り声は幸いにして聞こえなかったようだ。良かった。