行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

煙草の誘惑

2018-04-15 00:11:41 | 日記・エッセイ・コラム

煙草が吸いたい

 さっき禁煙カレンダー(ネットの無料アプリ、データーを入力しておくと、禁煙期間、その間の浮いたタバコ代金、禁煙で伸びた寿命等を見られる)をのぞいたら9年と13日が過ぎていた。

 禁煙歴3年位の時、同5年ぐらいの友人と話をしていて

 「あーっ!タバコが吸いたい」

 といったら、

 「まだそんなに吸いたいか?私は半年位でぜんぜん吸いたいとは思わなくなった」

 といわれたことがあるが、私は駄目だ。何時まで経っても吸いたいと思う時がある。喫煙の欲求が時として何の前触れもなく襲ってくる。

 今日がそうだ。朝から何度となく吸いたいと思う。その度に深呼吸をしたり、何か飲んだり、食ったり、いつの間にか忘れてはいるが、またフッと吸いたくなる。もはや度し難し。

 今年はまだ無かったと思うが、昨年は何回か夢にまでみた。

 今年も今夜あたり夢の中で吸うかもしれない。まあ、それならそれでいいが、問題なのは、夢の中で吸ってもまるで欲求はおさまらないことだ。

 しまった!と思って目がさめたりする。

 もし、なにか病気になって余命宣告をされたら、死ぬまでに一回吸ってやろうと思っている。

 と考えながら時計をみたら零時を過ぎた。早く寝よう。少なくとも一日は切り抜けた。それにしても、今頃こんなに吸いたくなるとは思っても見なかった。


鼻毛男に化粧女

2018-04-11 23:45:34 | 日記・エッセイ・コラム

 トラブル含みの急ぎの仕事で11時半に家を出て都内へ。

 この所、都内へも車で行くことが多く、運動不足を反省しているので、今日は電車。

 都営新宿線を神保町で乗り換えて渋谷まで約15分。

 空いていたので座った。すると前に若いリクルートスーツの女。就職したばかりか?まだ決まってないのか?それとも今から来年の就活か?

 どうでもいいが、容姿は並み。スタイルもいい。只しきりに大きな鏡のようなものを見ながら目をいじっている。アイメイクをしているようだ。ひとしきり目をいじったら、次におもむろにバッグから取り出したのは口紅。大きな鏡の向こうの風景なのでその仕草ははっきりと分からなかった。ただ、その鏡を一度膝の方にずらした時の景色に驚いた。まるで昔のおばさんがやるように上唇と下唇を擦り合わせて口紅を延ばしている。今でもあんなことをするのか?いい加減にしろよ、と思ったが、まあ、いまどき電車内の化粧など珍しくも無い。文句があったとて苦情をいう権利も義務もないような気もする。

 さて、彼女、もう一度顔を確認して、少し前髪をいじる。そこで、また目が気になったのか、マスカラというのかなんというのか詳しく知らないが、まつ毛に黒い物を塗ったくりはじめた。

 この化粧、神保町で見た時はもうその最中であったから、どこから始めたのかは知らないが、渋谷まで一瞬も止むことはなかった。電車で化粧する女がいるのは知っていた。TVで誰かが「そんな女に限ってブス」といっていたが、今日の女はブスではなかったと思う。只、一生懸命化粧していた割には渋谷で降りた時チラッと見たが、化粧が完成しても、すくなくとも美人ではなかったように思う。神保町で鏡の向こうにチラッとのぞいた時の顔と、見た目あまり変わらなかった。

 

 トラブル含みの仕事は案外すんなり片付いた。

 

 食事をしていなかった。駅に着くと14時半。何処かで外食をと思ったが、打ち合わせの結果をまとめないといけないので、すぐ帰りの電車にのった。

 渋谷から乗って多分二駅くらいのところで乗って来たさえない格好のアラサー男が私の前のシートに座った。

 実を言うとこの男が今日のメインテーマ。驚いた。この男、なんと鼻毛を抜き始めた。しかも堂々と。手で隠したり、下を向いたりというような事を一切しない。前を向いたまま。全くまわりを意に介さない。一向に抜けないらしく、何度も何度も人差し指と親指をグイグイ鼻の穴に押し込んではクイッとひっぱる。押し込むたびにその力は強くなり、はなの穴は裂けるほどに押し広げられる。これをゆっくり繰り返す。勿論目をそらすが、動作が大きいのでどうしても目に入る。

 私は決して上品に育ってはいない。母はしっかりした人だったし、躾も厳しかったが、その甲斐なく、疎にして野であるうえ、自ら恥じてはいるが、いささか卑でさえある。でも、まわりの人が不快になるような事はするな程度の躾はされてから世の中に出てきた。だからさすがに人前で鼻毛は抜かない。

 でも、こんな場合、今の社会で

 「おい!人前で鼻毛なんぞ抜くんじゃない!」

 と注意する人が何人いるのだろうか?

 私が気弱なせいかもしれないが、やはり、そんな権利も義務もないような気もする。

 とにかく、その鼻毛男が不快で我慢できず、すぐに他の車両に移った。

 鼻毛男に比べれば、化粧女など可愛いもの、と思いながら・・・・・・


喉が痛い

2018-04-07 14:54:36 | 健康・病気

 先週の月曜日の夜、喉がイガイガした。痰が詰まったようで不快。何度かうがいをし、ガーッツぺッ!とやるのだが不快感は一向に改善されなかった。

 翌朝、少し喉が枯れたような痛みはあったが、たいしたことない。かなり良くなっていた。

 外の仕事があって、ほぼ一日外にいた。すると家に帰って少しして、喉の痛みが酷くなっているのに気付いた。一度気になるとだんだん酷くなっているようで余計気になってくる。あい変わらず痰が詰まったような気がするのに、いくらうがいをしても良くはならない。痰を吐こうとしても出るのは唾液だけ。ちなみにその唾液は無色透明、血も交じってはいない。

 田舎に住む古い友人からの年賀状に昨年、喉の癌になったこと、おかげさまで初期であり、簡単な手術で回復した事などが書いてあった。私もいつ喉の癌になってもおかしくない。何せ止して9年になるが、それまでは超のつくヘビースモーカーだった。タバコによる癌のリスクは禁煙して何年経っても喫煙経験の無い人と同じになる訳では無いという。

 さて、どうしたものか?

 素直に病院に行く。答えは簡単だし、分かっているのだが、なかないその決心がつかない。面倒なのだ。持病があり、三か月に一度は通院の必要がある。その度に何らかの検査をし、三年に一度は入院検査が必要だ。大腸ポリープや胆石の検査も偶には受けるように言われている。他に耳と眼の病気もあり、治るのだが、何年かに一度は再発している。この年になると身体の色々な所に新しく不快な症状がでてくることもある。

 つまり年中病院に行かなければならない。すると、だんだん病院に行くのが面倒になってくる。検査の費用も馬鹿にならない。我慢できない症状でも出ない限り病院に行こうという気はなくなる。なるようになるさ、と思うことになる。

 現在、喉の症状は酷くはない。酷くなったり、良くなったりしているが、今日現在は軽い違和感があるだけ。食事には全く不便はない。声も普通。

 再び、さてどうしたものか。病院に行くか?なるようになるさ、ですませるか?明日は日曜日、月曜日になったら決めよう。

 今日の反省。

 喉とは全く関係ないが、最近何かにつけ優柔不断、結論先延ばしの自分に気付くことが多い。人生も残り少ないのに、結論をのばしたまま逝くのはいやだとは思う。