行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

たまには仕事の話

2017-01-27 23:54:36 | 社会保険労務士・行政書士

 天気予報じゃ今日は暖かいと言っていたのに、そうでもない。昨日と同様に寒い。曇り、陽射しがない。昼まえに出掛ける予定があったが、

「ごめん。寒い。来週にしよ」

と電話した。仕事の話だがお客さんではない。来週でも一向に差し支えない。でも このあたり相変わらず根性がない。

ところが、電話したあと、暫くして陽射しが強くなった。天気予報では昼間は春一番のような風が吹いて、暖かいと言っていたが、天気予報と違って相変わらず寒いことは寒い。でも陽射しのあるところは少し、ホンワカする。まあ、出掛けてもいい陽気だ。出掛けりゃ良かったと少し後悔。

結局今日は終日データ整理。パソコンの中も時々整理してバックアップを取っておかないと、余計なファイルが沢山あったり、肝心なファイルのバックアップが無かったりで、放っておくと後々不味いことになる。一度いきなりパソコンが壊れて酷い目にあっている。クワバラ、クワバラ。

後はとある会社の労働者名簿作り。私も偶には仕事をしている。


たまには落語の話

2017-01-26 23:28:42 | 日記・エッセイ・コラム

 さっき図書館からCDを借りてきた。落語のCD

 金原亭馬生が三枚。53歳で逝った。晩年の高座、多分亡くなる少し前だと思う。新宿末広亭で聴いた。資料を見ると8月末まで高座に上がっていて、9月13日に亡くなったとある。最後の高座は末広亭ではない。最後に末広亭で聴いたのが何時だったか覚えていないが、久し振りにその姿を見て驚いた記憶がある。透き通るように肌が白く、いかにもどこか身体を悪くしているという印象だった。でも、アルコールのせいかとも思った。後で知ったことだが、食道癌で、亡くなる暫く前から殆ど固形物が喉を通らなくなり、お酒と、喉を通りやすい僅かな食べ物で生きていたそうだ。

 弟の志ん朝が亡くなったのは64歳。父親の志ん生は83歳で逝った。一番破天荒、不健康な生き方をしたと伝わる人が一番長生きしたことになる。不思議なものだ。

 昔、落語を聴き始めた頃は志ん朝が好きだった。その後兎に角志ん生がいいと思うようになった。ところが60歳を過ぎたあたりから馬生が良くなった。

 落語家は一応出来上がるのに40年、そこから先が熟して来て味が出てくるのだと聞いたことがある。すると志ん生は熟していたのだろうか。生の志ん生には間に合わなかったが、昔のCDを聴いていると、出囃子が鳴り、出てくるだけで客席が沸いている。

 馬生も志ん朝も熟する前に逝ったことになる。落語ファンはみんな言うが、70歳、80歳の二人を聴いてみたかった。


気の持ちようで・・・・

2017-01-23 23:57:00 | 日記・エッセイ・コラム

 実を言うと、と言うほど深刻な話でもないのだが 昨年の暮れから、積み残しの仕事や、気をつかう仕事、一度片付けたのに蘇った仕事、初めての仕事、腹に据えかねる失礼な客、知人の紹介だったので安く見積もってやったのに、なんとこいつは仕事を依頼するのに「誰でも出来る簡単な仕事なのに高いですね」とぬかしやがった。じゃあ他を当たってみてください、と言ったら二度と来なかったが、兎に角立て続けにやっかいな仕事が相次いで、腹が立つやら、調べ物が多いやらでストレスいっぱい。珍しく寝つきの悪い夜や、夜中に目が覚めて、その後眠れない日もあった。

 7、8年前から、致命的では無いものの、目、耳、心臓と次々悪くしているが、

 「タバコも止めて健康に気を付けているのに、こう続けて具合悪くなるのはなんか原因があるんですかねえ?」

 と耳鼻科の医者に訊いてみたことがある。

 すると、

 「いわゆる歳のせいが一番。それに、今日タバコやめたからって、それまで吸ってた影響がゼロになる訳ではないでしょ。あと、耳はストレスが関係することも多いですね。仕事からリタイヤした途端、症状が出なくなる人もいますよ」

 といわれた。

 私は昨年暮れから今年の初めまで、ずっとその身体に悪いというストレスの中にいたことになる。

 病院通いが始まった頃、学校の先輩で、士業をしている人から

 「なんだな、色んな人がいるけど、丈夫で長生きしている人の共通点はのんびりしていることかな。くよくよしない、なるようにしかならない、細かいことは気にしない。これだよこれ!これでストレスがたまらない。こういうやつが元気で長生きしてる。君もそうしろ」

 と言われたのを思い出した。

 そこで、一週間くらい前から実践していることがある。夜、ベッドに入って深呼吸しながらある言葉を唱える。

 ―くよくよしない、なるようにしかならない、ケセラセラ、今は全てを忘れて眠る―

 そして眼を閉じる。それ以来、良く眠れるようになった。何となく元気になったような気もする。


ひっぱたいたら直った②

2017-01-21 19:15:25 | 日記・エッセイ・コラム

 今の電子レンジは回らない

 5年近く前、その頃契約で仕事をしていた社会保険関係の某役所の出先機関で同僚と雑談していた時、電子レンジの話になって、少し大きな魚だとしっぽが引っ掛かって回らないという話をしたら、

 「まだ、回る電子レンジを使ってるんですか?」

 とあきれたように言われた。

 そう、うちの電子レンジはターンテーブルというのがあって、その上に食材をのせてスイッチをいれると回りながら温める。そしてその頃から、いやその随分まえから電子レンジは回らないらしい。そういえばコンビニで弁当を温めてもらう時、中のものが回らないのを不思議に思っていた。

 半年くらい前からおかしくなったのはその電子レンジである。買ったのは今の家に引っ越してくる暫く前だから、多分15年以上は使っていることになる。だから故障も当然だとは思う。タイマーが正常に表示しないようになった。右にまわすとだんだん設定時間は長くなっていくが、行き過ぎて時間を短くしようとしても、短くならない。左に回しても時間は長くなったり、突然関係のない時間を表示したりする。その度に取消のボタンをおしてリセットして使った。どうせ私が使うのは牛乳を温めたり、惣菜を温める2、3分程度の時間、そんなに不便は感じないのでそのまま使っていた。

 ところが2週間程前から、その取消ボタンも言うことをきかなくなった。つまり、一度設定時間を間違えると直せない。これは不便だ。えーいとうとう買い替えか、と思った時、あのひっぱたかれて根性をいれかえた健気なファンヒーター君を思い出した。こいつも一度ひっぱたいてみよう、という訳である。

 「てめえ、根性いれかえてもう一度動け!」

 とばかりに、電子レンジ君のタイマーの所をやはり掌でバン、バンと二回ひっぱたく。その後で取消ボタンを押したら、どうだ!直った。ただの気まぐれかもしれないし、タイマーはどうだろうと、牛乳を入れて、タイマーを回す、直っている。念の為、2、3度繰り返したが、やはりちゃんと動く。タイマーも取消ボタンも正常に作動する。

 その後、電子レンジ君、ひっぱたいて御免の意味を込めて、少し丁寧に掃除してやった。

 ひっぱたいたら直った物は他にもある。掃除したら直ったものもある。またの機会に書こうと思うが、いい加減に少しずつ買い替えたほうが良いかもしれない。最新の物は格段に便利で、電気代も安いと聞く。

 尚、これを読んで自宅の調子の悪い家電をひっぱたいて、致命的なダメージを与えることがあっても一切の責任は負わないので、念の為。


ひっぱたいたら直った

2017-01-18 22:36:51 | 社会保険労務士・行政書士

家電やガス器具、ストーブなどはどのくらいもつのか?平均で10年位か?もう少しもつような気がするが・・・・。この家に引っ越してきてから12年。建売だったのでガス器具は付いていたものだが、引っ越しを期に買い替えた家電も多い。それらが、此処に来て少しずつ具合が悪くなった。
 まずヒーター。三年前、三つあったファンヒーターのうち、一台が駄目になった。それは引っ越し前から使っていたもので、かれこれ15年近く使っていたものだ。よく頑張ってくれた、ご苦労さんということで感謝して、でも冷たく粗大ごみにだした。新しいのを一台買って、リビングに置いて、リビングにあった物は私の仕事部屋に移した。
 ところが、その私の部屋に持ってきたストーブの調子がすぐ悪くなった。点火した途端、喚起の警報アラームがなる。付けた途端に喚起しろとは何事か!とストーブを怒鳴ったが、彼はただブーンと軽く唸りながら燃えている。アラームが鳴っても火が消える訳では無い。窓を開けて喚起しても関係ないようだ。ただ暫く放っておくと警告音も、警告灯も消え普通に燃える。でも、これが不定期に続く、仕方なく、吸気口のフィルターを掃除したりするのだが、症状はかわらない。ところが暫くすると今まで見たことないような「E6」とか「E7」というエラー表示が出て、ピッ、ピッと叫んで火が消える事が何回か続くようになった。最後には何回かスイッチを切ったり入れたりしても反応しなくなった。取説をみると「E6」とか「E7」というのは、一旦切って再点火してください。それでも駄目なら異常ですので販売店に連絡してください、とある。そしてそれでも駄目だった。
 今はこういう物は修理するより買った方が得だろう。えーい面倒だなあ、またこれも買い替えか!と思ったら。ムッと腹が立った。そこで、バン、バン、バンと掌でストーブのスイッチの所をひっぱたいた。するとどうだストーブが復活した。ピッと叫んでスイッチが入った。
 今年で三年目。去年と一昨年は二、三回ひっぱたいた。どうせ調子悪いんだし、点かなくなったら買うしかない。そう思うとひっぱたくのも気が楽だ。力も入る。そして、今年、まだひっぱたいてない。直ったか?ストーブ君、とにかく健康を回復した様だ。
 次の機会には、ひっぱたいたら直った他の家電の話を書こう。