行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

初詣

2019-02-11 00:34:04 | 日記・エッセイ・コラム

少し時間が経ってしまったが、正月二日は恒例の柴又帝釈天へのお参り。

往復三時間余りの道のり。

じつはという程のことでもないが昨年六月頃から膝が痛い。良くなったり、悪くなったり、歩けない程ひどくはならないが、と言って丸一日痛みが完全に取れる事もない。断続的に終日強くなったり弱くなったり痛みがある。三時間自転車に乗って膝が持つかなと思った。

ただ、動けば、痛みがなくなってスムーズに動けることが多い。そういう膝痛もあるとラジオでいっている医者がいた。さて、少し迷って自転車に乗った。

膝は別にして、これが辛い。去年も強かったが、今年も強い向かい風。街中を走っている時は特に感じなかったが、江戸川の堤防の上のサイクリングロードに出たとたん斜め前から風を受けて自転車がなかなか前に進まない。何度も通った道。今までは途中で自転車を押したことは多分無かった。遅くてもよろよろでも何とか踏ん張って途中のトイレ休憩以外は自転車を降りなかった。でも今回は駄目、一度ならず三回も四回も上り坂の度に自転車を降りて押した。

やっとの思いで柴又にたどり着いて帝釈天初詣。御釈迦様と般若心経は好きだが、長い間人混みに交じって列に並んで手を合わせる程の熱意にある仏教徒でもないので、脇からお賽銭を投げて合掌。

お腹は空いているが、参道の店は何処も満員、第一その参道を歩くのも儘ならない。屋台で何か買うのも人が並んでいるし、第一こちらは高い。よって何時ものとおり家から持ってきたパンと自動販売機でかった温かいコーヒーでベンチに座って一休み。

時計を見ると約二時間経っている。参詣と食事に30分かかったとして、自転車に乗っていたのはいつもと同じ一時間半。してみるとよろよろ自転車を漕いでいようが、降りて押そうがさして時間は変わらないようだ。

遠くに矢切の渡しを見ながら深呼吸。早速自転車に乗る。

来るときは向かい風だったのだから、帰りは追い風の筈。でも違う。強くはないが帰りもまたやや向かい風または横風。何度も来ている。一度だけ帰りは凄い追い風で、身体が帆になって自転車はヨット状態。土手の上の道は殆どペダルを踏むことなく帰ったことがある。気分爽快だった。毎年あの爽快感を再びと思っているが、以来一度も味わえない。

よって帰りも一時間半。帰宅して気が付くと膝の痛みが全くない。やっぱり動かした方が楽になるのか?

翌日もひやひやしながら目を覚ましたが、少し太腿の張りはあるものの膝は快適。

以来今日まで、全快とはいかないが酷い痛みには縁がない。このまま治ると良いが。

 



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