行政書士・社会保険労務士 大原事務所

人生も多分半ばを過ぎて始めた士業。ボチボチ、そのくせドタバタ毎日が過ぎていく。

血管しごき

2018-05-16 19:22:52 | 健康・病気

 心臓を悪くしてから、健康に良いことは沢山やっている。全部ではないが、病気の主な原因の一つは動脈硬化で、それは長年の身体に悪い生活ためのようだった。今更とは思ったが、取り敢えず健康に良いことはやることにした。

勿論なにかやったところで、身体の不調が一朝一夕によくなるとは思えないし、この歳で加齢に逆らったところで、せいぜい健康状態が悪い方に進行していくスピードを遅くするのが精いっぱいとは思うが、やらないよりはまし。それにどうせ死ぬならぴんぴんコロリがいい。願わくはベッドでただ生きているだけの生活を何年も送って死ぬようなことにはなりたくないと思っている私としては、ただ今熟年健康お宅と化している。

そこで健康に良いことに一つにと最近始めたのが、「血管しごき」「血管マッサージ」ともいうらしいが、要するに、身体のなかで動脈がからだの表面に近いところを流れている所と、血管が沢山集まっているようなところを中心にグイグイと揉むように、ある程度過激にマッサージすれば良いらしい。

ネットでやり方を検索して毎日15分程やっている。朝やったり、夜やったりだが、湯船に浸かってやることも多い。湯あたりしないように短めに10分弱。

気持ちいい。特に湯船で揉んだあと、ゆっくり手足を伸ばすと暫くの間、脚と腕がジーンと痺れたようで、血液が指先まで通っているのがわかるような気がする。本当に気持ちいい。目を閉じれば眠ってそのまま溺れそうである。

 


喉が痛い

2018-04-07 14:54:36 | 健康・病気

 先週の月曜日の夜、喉がイガイガした。痰が詰まったようで不快。何度かうがいをし、ガーッツぺッ!とやるのだが不快感は一向に改善されなかった。

 翌朝、少し喉が枯れたような痛みはあったが、たいしたことない。かなり良くなっていた。

 外の仕事があって、ほぼ一日外にいた。すると家に帰って少しして、喉の痛みが酷くなっているのに気付いた。一度気になるとだんだん酷くなっているようで余計気になってくる。あい変わらず痰が詰まったような気がするのに、いくらうがいをしても良くはならない。痰を吐こうとしても出るのは唾液だけ。ちなみにその唾液は無色透明、血も交じってはいない。

 田舎に住む古い友人からの年賀状に昨年、喉の癌になったこと、おかげさまで初期であり、簡単な手術で回復した事などが書いてあった。私もいつ喉の癌になってもおかしくない。何せ止して9年になるが、それまでは超のつくヘビースモーカーだった。タバコによる癌のリスクは禁煙して何年経っても喫煙経験の無い人と同じになる訳では無いという。

 さて、どうしたものか?

 素直に病院に行く。答えは簡単だし、分かっているのだが、なかないその決心がつかない。面倒なのだ。持病があり、三か月に一度は通院の必要がある。その度に何らかの検査をし、三年に一度は入院検査が必要だ。大腸ポリープや胆石の検査も偶には受けるように言われている。他に耳と眼の病気もあり、治るのだが、何年かに一度は再発している。この年になると身体の色々な所に新しく不快な症状がでてくることもある。

 つまり年中病院に行かなければならない。すると、だんだん病院に行くのが面倒になってくる。検査の費用も馬鹿にならない。我慢できない症状でも出ない限り病院に行こうという気はなくなる。なるようになるさ、と思うことになる。

 現在、喉の症状は酷くはない。酷くなったり、良くなったりしているが、今日現在は軽い違和感があるだけ。食事には全く不便はない。声も普通。

 再び、さてどうしたものか。病院に行くか?なるようになるさ、ですませるか?明日は日曜日、月曜日になったら決めよう。

 今日の反省。

 喉とは全く関係ないが、最近何かにつけ優柔不断、結論先延ばしの自分に気付くことが多い。人生も残り少ないのに、結論をのばしたまま逝くのはいやだとは思う。


大腸ポリープ切除の結果

2016-07-18 17:33:56 | 健康・病気

 そう言えば、って誰もなにも言ってないが、暫く前、先日切除した大腸ポリープの組織検査の結果がでた。
 取った時に大丈夫ですよと言われていたが、あらためて癌細胞はない、心配はないということで、分かってはいても一安心。
 ただ、今飲んでいる循環器系の薬、これは多分一生飲まなければならないのだが、その薬のせいで、今後便の検査をやると毎回潜血反応が出る可能性が高いと言う。
 「それで、潜血反応が出ればまた来年も内視鏡検査ですかね?」
 実際ににおっているか否かは別にして、言外に毎年はいやだなあという感じをにおわせながら訊く。
 「そうねえ、自分で見てもわかるような出血は別ですが、大腸ポリープは大きくなるのも遅いので、まあ2年か3年に1度でいいと思いますが・・・・」
 最後の、「思いますが・・・・」というのが気になる。どっちなんだろう?それ以上は自分で決めろということだろう。まあ、医者もはっきり大丈夫だと言えない気持ちは分かる。
 同時にやった胃の内視鏡の検査。こちらも異常無しという。
 「他に何か」
 と言われ、ピロリ菌のことを訊いた。
 大腸と一緒にやったので、軽い麻酔を点滴で入れながらだった。だから意識が全くないということではなかったが、ボンヤリしていて記憶がはっきりしない。検査中、ドクターと研修医(多分)の会話でピロリ菌がどうのこうのと言っていたような気がした。
 殆どの胃がんの原因がピロリ菌だという。ボットン便所の時代に育った人は保菌者が多いとのこと。私は該当者。もうとっくに癌年齢。数少ない友人の中でも、もう癌経験者が何人かいる。
 「ピロリ菌の検査と駆除というのはやっておいた方がいいんですかね?」
 と訊いてみた。
 「貴方はいないですよ」
 「検査はして頂いたのですか?」
 「ええ」
 「簡単にわかるんですか?」
 「はい」
 私のイメージとしては、検査だけで大変なのかなと思っていた。でも、こういうことは訊く前に言ってくれても良いんじゃないのと思うが・・・・・。菌はいないんだからということで、訊かないとそのままだったのだろうか?そんな気もする。それとも、あの麻酔でボンヤリしていた時の研修医とのやりとりは私への説明だったのか。
 50歳を過ぎた頃から自分や家族の身体に次々支障が出て来て、色々な病院へ行って、いくつかの病院には入院して、その多くが医療スタッフの態度や能力、患者の扱い、患者の身体を人質にしで様々な理由を付けた任意という名の自己負担金の強制徴収、酷いなあという病院ばかりで驚いたが、この病院はそんな事が一切なくて、全体的には非常に良い病院だと思っている。でも、こういうところ、少しだけ気になる。
 前にも一度同じ病院の循環器科で入院中、何の説明もなく「睡眠時無呼吸症候群」の検査をします、と言われ、否応なく鼻と胸に検査器具を装着されて、1晩データーを取られた。何をするにも、もういいですよと言うくらい事前に丁寧に説明してくれる病院だったので、違和感があった。
 その後、次の診察時に結果と検査理由を教えてくれるのかと思っていたが、結局こちらが説明を求めるまで1年半位なんの説明もなかった。まあ、そんなに放っておいた私も呑気だが。結果はわずかに兆候はあるが、治療の必要はないということだった。これも治療の必要がなければ言う必要もないと思っていたのか?それとも忘れていたのか?どちらにしろ患者としては好ましいとは思わない。
 後で、ネットで調べたら、心臓疾患と睡眠時無呼吸症候群には関係があるようだ。そうならそうと説明してくれればいいのに。
 兎に角、消化器系に関しては今のところ、口から肛門まで、異常はなかった。ところで、この消化管という奴、実は皮膚と同じく身体の表面ですよ、と言われて不思議に思ったことがある。でも、基本的に管というなら、表も裏も表面に変わりはない。で、なるほど身体の表面だから外から内視鏡で検査できるかと思う。変な気分だ。胃や腸の中が、身体の外側だとは。

 


病院食

2016-07-02 00:05:15 | 健康・病気

 今年の4月から入院時食事療養費が上がっている。一食260円から360円になった。一挙に100円。38%というのは上げすぎという気もしないではない。
 さて、入院すると食事以外楽しみがない。夕食を午後6時に食べて、以後水とお茶以外は口にしないように言われるので、朝はものすごくお腹が空いている。おまけに就寝は9時半。早く寝るので早く目がさめる。朝食までの時間が長い。
 朝8時過ぎに待ちに待った朝食がくる。ある日の献立。
 ごはん 味噌汁 温泉卵(減塩醤油付き) ひじきの煮物 野菜のふりかけ。
 12時過ぎに昼食
 ロールパン2個 イチゴジャム ローストチキン ブロッコリーと人参の茹でたものマヨネーズ添え 低脂肪乳またはヨーグルト
 6時過ぎに夕食
 ごはん 魚の照り焼き 胡麻のお浸し うずらの煮豆 すまし汁 フルーツ(バナナかオレンジが多かった)

 過ぎというのは入院患者が多いので時間通りには来ないということ。配膳に時間がかかるからだろう。別に文句はない。ただ、朝食は待ちどうしいし、夕食はもう少し後でもいいと勝手なことを考える。
 毎日毎食目先を変えて色々なものが出てくる。一週間くらいの入院だと主菜と副菜は同じものはまず出てこない。加えてこれがお世辞抜きで美味い。
 今回の入院はポリープを切除したので、切除後二日間はお粥だった。三日目、やっと普通のご飯にありついた。よく噛めといわれた。なるべく30回と思っていたのに、10回くらい噛んだところで飲み込んでしまう。何しろ検査前日はお粥以下?の検査食。検査当日は絶食だった。実に久しぶりの常食。余計に美味く感じる。大事に食べようと楽しみにしていたのに、アッという間に平らげてしまった。
 ところで検査前日。貴重な昼食を食べようとした時、点滴ホルダーの場所をかえようとしてお盆にぶつけて食事を全部床にまいてしまった。手には点滴の針が通っている。自分では片付けられない。仕方なくナースコールとすると看護師さんが来た。
 「アラ、貴重なお昼を、すぐ代わりを用意してもらいますから、それまで我慢してください。今日は朝も検査食ですもんね。お腹空いてるのに」
 といってすぐに床を掃除してくれた。食事も15分程で代わりがきた。
 食事が終わった頃、少しお茶がかかっただけのシーツと毛布もかかりの人がサッと交換してくれた。患者に少しも嫌な思いをさせない。仕事とはいえたいしたものだ。


消灯時間

2016-06-19 22:59:05 | 健康・病気

 入院して困るのは夜眠る時間だと思う。とにかく9時とか9時半には消灯だ。眠ることを強要される。

 初めての入院は中学の時。なんと修学旅行の前日虫垂炎、所謂盲腸で入院した。周りは可哀想に折角の修学旅行なのにとか、楽しみにしていたのに残念とか言ってくれたが、当時から天邪鬼でその手の団体行動が大きらいだった私は、どちらかといえばラッキー、残念でもなんでもなかった。

 入院生活はよく覚えてないが、病室にTVなど無い時代、漫画でも読んでいたのだろうか?消灯が早すぎて眠るのに苦労したという覚えはない。

 それからは入院など縁がなく過ごして来て、55歳、心臓の心房細動という発作があり、救急車で運ばれてそのまま入院した。

 その時の病院は9時消灯。あとはベッドの頭のほうに読書灯があって、これは何時まで点けていても良いということだった。でも真っ暗になった病室ではいくらカーテンを引いていても当然灯りが漏れる。周りに迷惑だ。何時までも読書灯を点けている訳にもいかず、一階の救急外来の待合室の横は一晩中灯りが点いているのでそこへ行って読書と思ったが、その時は24時間点滴をいれていて、その器械のバッテリーが切れるので、病室をはなれられない。仕方なく暗いベッドで目を閉じたが、いつまでも眠れず閉口した。普段は職場にいるか、飲み屋に居る時間に眠れと言うのだから無理な話だ。

 そこで、その後何度も経験した入院では、荷物のなかに必ず携帯音楽プレイヤーを入れた。

 今回入院した病院は9時半消灯。やはり読書灯があり、ずっと点けていても問題ないのだが、これが読書には暗すぎて問題外。

 睡眠薬がわりに時々眠れない時に飲んでいる精神安定剤を一錠貰って、後は携帯音楽プレイヤーのイヤホンを耳に入れて目を閉じた。

 音楽プレイヤーといっても、音楽は聞かない。聞くのはもっぱら落語。薬を飲んで眠ると、まくらから聞き初め、落ちまで覚めていたことはまずない。つまり殆ど30分以内に意識が無くなっているということ。次に目覚めたら外はたいてい薄明るくなっている。

 本当によく眠れる。これで病院で夜眠ることの苦労はなくなった。もっともあまり入院などしない方がいいに決まってるが。