旅芸い者放浪記

前沢政次 ブログ

過疎地における地域包括ケアシステム構築

2013-07-26 23:50:04 | 地域協働
午前中東京での会議のため1便で上京しました。夕方の札幌での会議のためとんぼ返り。

東京は国診協が、北海道は道庁からHIT(北海道研究調査会、五十嵐智嘉子理事長)が研究委託を受けています。

実は2つとも同じテーマでありました。これはぼくだけの幸運なめぐりあわせです。

国診協は委員の一人にすぎませんが、調査研究がワンパターンになりやすいので、医療主導の包括ケアのみを調査対象としないようにお願いしました。住民主導の地域から学ぶ姿勢を持たないと医療機関は進歩しないという危機感をぼくは持っているからです。

北海道は過疎地の研究のはずなのに調査対象はけっこう大きな市。その市の中の過疎地を対象とするのだそうです。調査が市全体となって漠然としたものにならないようにお願いしました。

過疎地の医師不足も話題になりました。

もちろん教育・育成は重要な課題ですが、医師がいなくてもできることはあるので、その点はきちんと調査していくべきと考えました。