サイエンス好きな男の日記

気が向いたときに、個人的なメモの感覚で書いているブログです。

電力買取サービスの契約終了

2020-12-03 00:30:42 | 太陽光発電

先日、太陽光発電の電力買取サービスの解約通知書がエナリス・パワー・マーケティングから届きました。

九州電力管内に設置された太陽光発電システムでは、FIT制度に基づく固定買取価格にプレミアム価格(kWhあたり1円)を上乗せして、これまでエナリス・パワー・マーケティングに買い取ってもらっていたのですが、この契約が来年(2021年)3月末で契約終了となる、という案内でした。

この解約通知書とは別に「FIT電気に係る特定契約終了のご案内」という文書も同封されていました。

かいつまんで説明すると、これまでの儲けのしくみとしては、発電者(私)から高い価格で電力を買い取り、安い価格で市場に電力を販売してきた。このままでは当然赤字だが、それを補い、余りあるほどの交付金を受領することで、利益を出してきた。しかし、2016年4月の法改正で、その交付金が卸電力市場価格に連動する制度変更となった。ただし、制度変更の猶予期間が5年間設定されていたため、これまで電力買取を続けてきたが、2021年4月からはその猶予期間も終わり、交付金が大幅に減額され、その結果、ビジネスとして成り立たなくなったので契約を終了する、ということのようです。

こういった固定買取価格にプレミアム価格を上乗せして電力を買い取るサービスを行っていた電力事業者として、ソフトバンクグループのSBパワー株式会社、NTTスマイルエナジー社があったと思いますが、どうなるのでしょうね。

同様に契約終了となるのか、気になるところです。

 

 

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