私の運用のスタンスとしては長期運用であり、株価や債券は長期的に見れば
必ずあがるものである、したがって解約するのは、本当にキャッシュが
必要になったときだけである、という考えでした。
しかし、これまで4-5年ほど投資信託を中心とした資産運用を行ってきて、
解約のメリット(分配金再投資ではなく分配金受取り型のメリットも含む)には
以下があるのではないかと思っています。
・何らかの事情により現金が必要になった
・リバランスを行うにあたり、新たに投信を購入するという手段がとれず、
解約のみ(あるいは解約後に別の投信を購入)によって行うことが
必要
・投信の評価額が高くなったため、許容リスクを超えた
これまでは、最初の2つだけだと考えていましたが、最近3つ目の理由で一部
投信の解約を始めました。また、分配金受取りに変更できる投信は、変更して
います。
先日の米国のサブプライムローン問題で、投信の評価額は一時1ヶ月ぐらいで
1500万円ほど下がりました。幸い2ヶ月ですべて取り戻すことができましたが、
もし中国のバブルがはじけた場合にはこの程度では済まないでしょう。
リスクは通常運用資産に対する割合でその大きさを比較することができますが、
個々人が意識するのは割合だけではなく、その絶対額にも依存すると思います。
私の場合は、まださほど深刻な問題に発展していないような状況で1500万円ぐらい
変動してしまったことから、現状は私の感覚からすればリスクをとりすぎて
いるように感じられるのです。中国バブルがはじけた場合でもせいぜい2000万円
ぐらいの評価損となる程度にしておかないと日々不安になってきました。
中国バブルがはじけたことを想定する、というのは、具体的には、中国を含む
新興国の株価は半値以下(中国は1/3ぐらいになってしまうかも)、それ以外の
先進国の株価も3割強は減る、と見ています。
その場合、現在の運用ではおそらく3000万円ぐらいの評価損を抱えてしまいます。
これは私の感覚からは大きすぎます。
これを回避するには、運用資産額の絶対額を減らすとともに、アセットクラス
である世界株式に資産がやや偏っている(全資産の27.5%)ので、特に世界株式
の投信の一部解約をする必要があると思っています。
おおざっぱには資産運用による毎月100万円の増加があるため、その分だけ
中国・インドなどの投信を解約していきたいと思っています。
また、自分自身でも気をつけておきたいのは、結果としては同じことになるかも
しれませんが、あくまでもリスクを低くすることが目的であり、高値で売って
低い値で買うというような発想を持つと誤った判断をしてしまうことに
なりかねません。欲を出すとろくなことはない、というのもありますし、そもそも
値の上がり下がりを予測しようとしても無理なのです。
仮に中国のバブルがはじけなくても、やはり今の運用額が私には大きくなりすぎて
いるのが理由です。
当たり前ですが、運用額が増えると同じ変動でもその絶対額もそれに比例して
変わってきます。そして、長期運用による資産額増大で、そのうち許容できる
リスクを越えてしまうこともあります。その場合には、株・債券から
流動資産へと資金をリバランスすることが必要になる、ということです。
必ずあがるものである、したがって解約するのは、本当にキャッシュが
必要になったときだけである、という考えでした。
しかし、これまで4-5年ほど投資信託を中心とした資産運用を行ってきて、
解約のメリット(分配金再投資ではなく分配金受取り型のメリットも含む)には
以下があるのではないかと思っています。
・何らかの事情により現金が必要になった
・リバランスを行うにあたり、新たに投信を購入するという手段がとれず、
解約のみ(あるいは解約後に別の投信を購入)によって行うことが
必要
・投信の評価額が高くなったため、許容リスクを超えた
これまでは、最初の2つだけだと考えていましたが、最近3つ目の理由で一部
投信の解約を始めました。また、分配金受取りに変更できる投信は、変更して
います。
先日の米国のサブプライムローン問題で、投信の評価額は一時1ヶ月ぐらいで
1500万円ほど下がりました。幸い2ヶ月ですべて取り戻すことができましたが、
もし中国のバブルがはじけた場合にはこの程度では済まないでしょう。
リスクは通常運用資産に対する割合でその大きさを比較することができますが、
個々人が意識するのは割合だけではなく、その絶対額にも依存すると思います。
私の場合は、まださほど深刻な問題に発展していないような状況で1500万円ぐらい
変動してしまったことから、現状は私の感覚からすればリスクをとりすぎて
いるように感じられるのです。中国バブルがはじけた場合でもせいぜい2000万円
ぐらいの評価損となる程度にしておかないと日々不安になってきました。
中国バブルがはじけたことを想定する、というのは、具体的には、中国を含む
新興国の株価は半値以下(中国は1/3ぐらいになってしまうかも)、それ以外の
先進国の株価も3割強は減る、と見ています。
その場合、現在の運用ではおそらく3000万円ぐらいの評価損を抱えてしまいます。
これは私の感覚からは大きすぎます。
これを回避するには、運用資産額の絶対額を減らすとともに、アセットクラス
である世界株式に資産がやや偏っている(全資産の27.5%)ので、特に世界株式
の投信の一部解約をする必要があると思っています。
おおざっぱには資産運用による毎月100万円の増加があるため、その分だけ
中国・インドなどの投信を解約していきたいと思っています。
また、自分自身でも気をつけておきたいのは、結果としては同じことになるかも
しれませんが、あくまでもリスクを低くすることが目的であり、高値で売って
低い値で買うというような発想を持つと誤った判断をしてしまうことに
なりかねません。欲を出すとろくなことはない、というのもありますし、そもそも
値の上がり下がりを予測しようとしても無理なのです。
仮に中国のバブルがはじけなくても、やはり今の運用額が私には大きくなりすぎて
いるのが理由です。
当たり前ですが、運用額が増えると同じ変動でもその絶対額もそれに比例して
変わってきます。そして、長期運用による資産額増大で、そのうち許容できる
リスクを越えてしまうこともあります。その場合には、株・債券から
流動資産へと資金をリバランスすることが必要になる、ということです。
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