保有物件ではなく自宅ですが、1年ほど前にリビングのエアコンがついに故障し、新しいエアコンに置き換えました。
ただ、もともとのエアコンの形状は、角にピタっと収まるような扇形であったため、それを通常の形のエアコンに置き換えたことで、クロスの張替が必要となっていたのですが、自分できれいに貼りなおす自信もなかったので1年ほど放っておいていました。しかし、GWでちょっと時間があったので今回チャレンジしてみました。
以下の写真は、クロスを貼りやすくするため、まずは壁(天井以外)については一番上に貼ってあるクロスを長方形の形に切り取った後の状態です。本来なら作業開始前に撮っておくべきでしたが、忘れていました。
もう少し詳しく状況を説明すると、この家は中古で購入したのですが、その際にもともとついていたエアコンは外さずにクロスを張り替えました。
そのため、エアコンの下に隠れていたクロスは張替前の古いクロスのままとなっています。1年ほど前に古いエアコンを撤去して新しいエアコンに置き換えたため、エアコン上の壁や天井の部分に古いクロスが現れました。つまり、下地のように見えているのは古いクロスなんです。
ちょっと色がグレーっぽいのでコンクリートのように見えるかもしれませんがそうではないんです。黒丸に見えるのは古いエアコンを設置していた時に使っていたアンカーボルトのための溝です。
一方、エアコン下の壁については、古いクロスもはがした状態で、本当に下地が見えています。
エアコン上の壁に貼られた古いクロスも最初はすべてめくるつもりだったのですが、強力に張り付いていてきれいにはがすことができず、途中であきらめました。自宅だし、古いクロスの上に新しいクロスを貼ったらどうなるのかテストもかねてこのままやってみることにしました。
さらには、下地調整とかもやったほうがいいのでしょうが、それも面倒なのでやめました。
以下は、壁に対して新しいクロスを貼った直後の写真です。その後、天井も、クロスを貼りやすくするため長方形にまで広げてカットしました。
また、天井は古いクロスは比較的楽にはがすことができました。
天井にクロスを貼った直後が以下です。ちなみに、壁と天井のクロスはどちらもほぼ白ですが、柄が微妙に異なります。そのためか、やや天井がグレーっぽく見えています。
大事なことを書き忘れていました。
そもそも、張り替えるクロスはどうしたか、というと、家をリフォームする際に余ったクロスをリフォーム屋さんからもらっていましたので、それを今回使っています。10年間一度も使うことなく納戸にしまってあって邪魔になったのでもう捨てようかと思っていたところだったのですが、こんな形で活用できて助かりました。
よく見ると、エアコン上の壁にはやや縦に筋のようなものが見えますが、これはちょっと空気が入ってしまっています。
さらに、天井は、こうやって写真で見ると分かりづらいですが、近づいてみるとあちこちに空気が入ってふくらみがあります。
天井にクロスを貼る際に、糊をまんべんなく塗ることができていないかった、さらに貼るときにへらなどで丁寧に空気を抜くことができなかったのが失敗の原因です。
ただ、翌日には結構空気も抜けていい感じになりました。以下が作業完了後の写真です。
張り替えたクロスと元のクロスとの境がちょっと目立つ部分や、天井と壁の境の角の部分はコーキングしています。
今回使用した道具・材料は以下です。
キムチの容器は糊を入れる容器として使用しました。 割りばしは壁と天井の角等コーキングの際に重宝しました。 ローラーはクロスを貼る際に必須ですね。クロスと下地の間に塗った糊も上からローラーで押すことで均一に塗り広げられますし、クロスとクロスの張り合わせ部分も後からちょっと糊をつまようじで継ぎ足して上からローラーで押すことでピタっと合わせることができます。 今回の作業で買ったのはクロス用糊だけでした。 |
今回、自分でクロス張替をやってみて、やはり天井は無理だと思いました。
これだけ狭い面積をやるのでさえ、腕や首が痛くなりますし、さらにピシッときれいに貼ることができずどうしても空気が入ってしまいます。
何かコツがあるのかもしれませんが、習得するにもそれなりの経験が必要そうです。
一方、壁については想像通りの大変さでした。時間があれば、同じ型番のクロスが手に入れば、ひどく汚れた部分だけをDIYとしてやってみるのはありかなと思ったので、今後、賃貸物件で機会があればやってみてもよいかと思いました。
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