キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

ヴォルフガング湖クルーズ

2012年09月18日 | スイス・オーストリアの旅2012
 昼食後、遊覧船でヴォルフガング湖をクルーズしました。

 この日は、とても暑い日でしたので、冷房の効いた船室からの眺めです。

 青々と輝く湖面と花いっぱいの可愛い家々、空は晴れて、おとぎの国に迷い込んだようです。
 
 何もかもが可愛くて、絵本のように愛らしい、湖水地方ザルツカンマーグート。
 このまま、しばらくここに滞在していたいなあ、そんな気持ちでした。

  
  ザンクト・ギルゲンから遊覧船に乗船します      湖面がキラキラ輝いて眩しい
  
     お花がいっぱいのバルコニー       ちょっと小高い山の上にも、別荘かしら?
  
     ヨットも気持ちよさそう・・・      可愛い家がたくさん、そろそろ到着ですね
  
  ザンクト・ヴォルフガングの街に着きました     R子さんと岩塩を買ったお店です
  
   蔦が絡まるロマンチックホテル白馬亭      白い馬が目印、街の中心にありました
  
   可愛い民族衣装も売られていました       湖水地方を後にウィーンへ向かいます 

湖水地方ザルツカンマーグートへ

2012年09月17日 | スイス・オーストリアの旅2012
  10:00 ザルツブルクをあとに、風光明媚な湖水地方ザルツカンマーグートへ。

 ザルツブルクから、バスで約1時間。アルプスの山々に囲まれ、宝石のように美しい湖が点在するザルツカンマーグート地方に到着です。

 ザルツカンマーグートとは、塩の御料地という意味。この一帯では、古くから岩塩が採掘され、ハプスブルク家の御料地として繁栄してきたのです。
 
 まず、最初に訪れたのは、モントゼー。
 「サウンド・オブ・ミュージック」の名場面、マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンは、この街のモントゼー教会で撮影されました。

 次に訪れたのが、ザンクト・ギルゲン。
 ここは、モーツァルトの母アンナ・マリアが生まれ、姉ナンネルが結婚生活を送った街。街の広場には、少年モーツアルトの像が建っていました。

  
  美しい景色を眺めながら、バスに揺られて     そろそろ、モントゼーの街に到着です
  
    マリアとトラップ大佐の結婚式のシーンは、ここ、モントゼー教会で撮影されました
  
 モントゼー教会の前は、パステルカラーの街並み   湖沿いを通って、ザンクト・ギルゲンへ
  
 ザンクト・ギルゲンの街、なんて可愛いのでしょう   バルコニーは、お花でいっぱい
  
  モーツァルト広場もお花であふれています    バイオリンを弾く少年モーツァルトの像
  
 モーツァルトの母アンナ・マリアが生まれた家   母アンナ・マリアと姉ナンネルのレリーフ
  
  湖の見えるレストランで昼食、メインは湖で獲れたお魚のグリル そしてアイスクリーム

モーツァルト生誕の地、ザルツブルク

2012年09月16日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ザルツブルクで一番の有名人は、何と言ってもモーツァルト。

 街中にあふれるモーツァルトの面影と名声♪
 この街の人々が、いかにモーツァルトを愛し、誇りに思っているかがわかります。

 モーツァルトが生まれ、青年期を過ごした街、ザルツブルク。
 偉大なる天才音楽家、モーツァルトの足跡を辿って♪

  
 黄色い建物があの有名なモーツァルトの生家  ゲトライデ通りに面し、目の前はにぎやかな広場
  
 モーツァルトは17歳までこの建物の四階に住んでいました モーツァルトの生家の入口
  
25歳まで暮らしたモーツァルトの住居 200曲あまり作曲しました  モーツァルト小橋
  
   モーツァルト広場に建つモーツァルト   モーツァルトが洗礼を受けたザルツブルク大聖堂
  
モーツァルトの職場、大司教の宮殿レジデンツ  レジデンツ広場、中央に大聖堂、右がレジデンツ
 
 街を見渡せは、モーツァルトがあふれています   等身大でしょうか、大きなモーツァルト
  
  モーツァルトを描いたこんな車もありました    楽譜まで飾ってきれいにディスプレイ
  
 こちらは、世界的に有名な指揮者カラヤンの生家   中庭には、指揮棒を振るカラヤンの像       

世界遺産都市ザルツブルク

2012年09月15日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ザルツブルクとは塩の城。この街は、塩の交易によって栄えてきました。
 その塩を運んだのが、ザルツァッハ川(塩の川)、街の中心を流れています。 

 かつて大司教が統治した街であり、モーツァルト生誕の地としても有名です♪

 世界遺産の旧市街の歴史地区は、中世の趣を残した美しい街並みが広がっていました。
 
  
    街の中心を流れるザルツァッハ川     この街のシンボル、ホーエンザルツブルク城
  
    ザルツブルク旧市街、バスが走る      大司教の居城だったレジデンツとその広場
  
ザルツブルク最古ザンクト・ペーター教会の修道院には、803年創業ヨーロッパ最古のレストラン
  
 街のいたるところに、アーチ形の抜け道があります 抜け道の先は、カフェだったり広場だったり
  
  鉄細工の装飾看板が美しい、ゲトライデ通り    これは、靴屋さんの看板でしょうか?
  
   メルヘンチックな童話のような看板   ザルツブルクのホテルザッハ、ザッハトルテで有名

サウンド・オブ・ミュージックの舞台を訪ねて

2012年09月14日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ◇8月28日(火)
  朝8時、ホテルから歩いて、「ミラベル宮殿」へ。
 世界遺産都市ザルツブルク市街の歴史地区には、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった場所が、数多く残されています。
 特に、マリアとトラップ一家の子供たちが、「ドレミの歌」を歌いながら、元気いっぱい駆け回ったミラベル庭園でのシーンは、印象深かったですネ。

  サウンド・オブ・ミュージックとは・・・  
 1949年に出版されたマリア・オーガスタ・クチェラの手記「トラップファミリー合唱団物語」をもとに制作されたミュージカル。1965年に映画化され、ジュリー・アンドリュースが主人公マリアを熱演し、アカデミー賞4部門を受賞。実話に基づくこの映画は、名作として多くの人々に愛され続けています。
 
  ストーリーは・・・
 尼僧院に暮らしていたマリアは、妻を亡くし,7人の子供を抱えるオーストリア海軍のトラップ大佐のお屋敷で家庭教師になり、子供たちに歌を教えます。トラップ一家は、合唱する楽しさを知り、マリアとの愛が深まっていきます。やがて、マリアと大佐は結婚。しかし、時は第二次世界大戦中。オーストリアにナチスが侵略。一家は自由と平和を求めてスイスへ亡命するのです。   
                          松本先生、前日のバスの中で解説    
  
    ミラベルとは美しい眺めという意味   1606年、デードリヒ大司教が造らせた宮殿
  
  ドレミの歌を歌っていたペガサスの噴水  ホーエンザルツブルク城が見えるビューポイント 
  
   整えられた庭園は、市民の憩いの場      空の青さを映して、水面が輝いています
  
 庭園内のグリーンのアーチや入口も映画に登場、マリアと子供たちが両手を広げて駆けて来ました
  
レジデンツ広場の馬の噴水、マリアが水をかけたシーン モーツァルト小橋も渡っていました
  
 馬洗いの池、歌いながらピクニックに行くシーン  音楽祭の後、逃げるシーンを撮った場所
  
  ザンクト・ペーター教会、ナチスに追われたトラップ一家が墓石の後ろに隠れるシーンに登場
  
  サウンド・オブ・ミュージックのツアーの看板   子供用の民族衣装も映画の雰囲気ですね

オーストリア、ザルツブルクへ  

2012年09月13日 | スイス・オーストリアの旅2012
  13:00 バートラガッツからオーストリアの世界遺産都市ザルツブルクへ。

 写真を見て、驚きました。こんなに快晴だったのですね。

 いよいよ、ハイジの世界ともお別れの時がきました。
 
 バスの中では、松本先生がザルツブルクを舞台にした映画「サウンド・オブ・ミュージック」について解説してくださり、映画で歌われた、ドレミの歌やエーデルワイスなどのCDを聞きながら、車窓を流れる景色を眺めつつ、363キロのドライブを楽しみました。  

  
 スイスで最後の昼食のレストランはハイジランド    セルフのお店、お野菜がおいしかったです
  
 レストランのからくり人形、ハイジが現れました    国境を抜けると、そこはオーストリア
  
 すっかり、気分は「サウンド・オブ・ミュージック」  マリアが歌いながら、現れそうです
  
  ザルツブルクのラディソンホテルに到着      今夜のお部屋、ひとりなので広々です
  
ホテルのカードキー、裏面は「サウンド・オブ・ミュージック」 今晩の夕食、お団子入りスープ
  
  メインは、牛肉とお野菜を煮込んだもの     苺のカットが小さくて、みんなで大笑い    

タミナ渓谷へ源泉を訪ねて

2012年09月12日 | スイス・オーストリアの旅2012
 13世紀、プフェファース修道院が管理していたタミナ峡谷で源泉が発見されました。

 道もなく険しい崖の奥底にもかかわらず、その効能が評判となり多くの人が治療に訪れました。
 人々は、頼りない綱に命を預け、渓谷を下りました。

 18世紀になると、修道院は、温泉ホテルを作りました。

 ハイジの作家ヨハンナ・シュピーリ、リルケ、ヴィクトル・ユーゴ、トーマス・マン、アンデルセン、ニーチェなど、多くの著名人も訪れたそうです。

 その後、この源泉は、ラガッツ村にパイプラインで運ばれ、バート・ラガッツとして発展していきました。

 現在、ホテルは、修道院と温泉の歴史を伝える温泉博物館となっています。
 タミナ渓谷への入口は、その温泉博物館の奥にありました。

 歩くこと、約500メートル。伝説の源泉に到着しました。
 源泉は、ガラス越しに見るようになっていて、うまく写せませんでしたが、今もコンコンと湧き出ていました。  
 
  
  バートラガッツから乗り合いバスで約20分   次第に道は、細く険しくなっていきます
  
   山深い辺境の地、タミナ渓谷に到着      現在、温泉博物館になっている元ホテル 
  
   温泉に入るため、命綱で渓谷を下る図     博物館の内部、修道院の歴史などを展示  
  
    博物館の奥の道を進んでいきます         崖の下は、激しい川の流れ  
  
峡谷の入口、ここからは有料、ガイドさんが確認しています  鍾乳洞のような壁、崖の下は激流
  
道のない時代、危険を覚悟で、命綱で渓谷を下った場所  入口から400メートル、トンネルの入口
  
源泉のすぐそばにある飲泉所(源泉の温度は36度)  ガラスの向こう、伝説の源泉が湧き出ています
  
  遊歩道を引き返して、出口方向へ向かいます     やっと明かりが見えてきました
  
   修道院の教会が今も残されています         修道院で使っていた調理場
  
 温泉場だった頃のお風呂が地下に残っていました   バス停にも、命綱の絵がありました         

ハイジゆかりの地、バート・ラガッツへ

2012年09月11日 | スイス・オーストリアの旅2012
  ◇8月27日(月)
  9:00 マイエンフェルトから、バート・ラガッツへ  

 マイエンフェルトから2キロ先に、スイス有数の高級温泉リゾート地バート・ラガッツがあります。バートとは、ドイツ語で温泉の意味。
 
 13世紀にタミナ峡谷で発見された源泉は、19世紀に木製のパイプラインでラガッツ村に運ばれ、ラガッツは温泉地として発展してきました。

 ハイジの物語では、デーテおばさんが働き、後にクララとおばあさまが保養に訪れたところです。

 ここで、私たちツアーのメンバーは、3つのコースに分かれました。
 (1)ラガッツ温泉で、スパ入浴して、リフレッシュするグループ
 (2)この街をゆっくり散策し、カフェでお茶したり、ショッピングを楽しむグループ
 (3)タミナ渓谷へバート・ラガッツの源泉を見に行くグループ
  
 私は迷わず(3)のコースを選びました。
 以前、ハイジゆかりの温泉地バート・ラガッツを特集した番組を見て、あの伝説の源泉へぜひ行ってみたいと思っていたからです。          
  
  
  バート・ラガッツは、高級温泉リゾート地     アルプスの山々が美しくそびえます
  
    山にいだかれた絵のような町です          大きな花時計が可愛い
  
物語のクララが訪れた時代、温泉施設だった「ドルフバード」  現在は、イベントホール
  
  温泉施設だった名残りがこの源泉の飲泉場     「ドルフバード」の建物からの町の景観
  
ヨハンナ・シュピーリが滞在したホテル「クエレンホフ」 源泉を引く温泉施設「タミナテルメ」        

ハイジホテル

2012年09月10日 | スイス・オーストリアの旅2012
 せっかくマイエンフェルトに来たのなら、やはりハイジの物語にピッタリなホテルに泊まりたい。 
 ここは、そんな願いを叶えてくれるホテルなのです。
 小さな村なのでホテルも少なく、なかなか予約が取れにくいそうです。

 ホテルのいたるところに、ハイジがいます。と言っても、絵に書いたハイジですが・・・
 日本のアニメのハイジは可愛らしいですが、こちらのホテルのハイジは美人です。 

 お夕食は3階のレストランで、チーズフォンデュをいただきました。
 こちらのホテルは、通常夕食は付かないそうですが、特別に頼んで出してもらったそうです。

 スイスでいただくチーズ・フォンデュは、本当においしくて、最高でした。
 
 アニメのハイジも、冬の間、学校に通うため、山をおりてデルフリ村に越してきた日、おじいさんとペーターと三人で、チーズ・フォンデュを食べていましたね。
 
  
 道路脇にある看板、とっても目立っています 3階建てのホテル、ハイジのノボリがはためいて
  
 レストランの前の花壇は、ピンクのお花がきれい    ホテルの裏手は、アルプスの山々
  
 ホテルのフロント、ハイジグッズも販売しています   ハイジの映画の小道具などを展示
  
    真っ赤なテレホンボックスですが   中には、各国語のパンフレットが置かれています 
  
 客室は建物の左右にあり、私の部屋は右側でした    山小屋風のシンプルな作りです
  
 窓の外の中庭では、お掃除ロボットが働いていました ふとんカバーの模様は、エーデルワイス
  
お部屋にあるパンフレット類にはハイジがいます シャワールームのガラスの扉(お友達のお部屋)
  
     本日の夕食、生野菜のサラダ         スイス名物のチーズ・フォンデュ
  
       お肉と野菜のソテー            デザートのフルーツポンチ
  
  朝食をいただいた、開放的なレストラン  自分で絞るオレンジジュース、おいしかったです 

マイエンフェルトの村を散策

2012年09月09日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ホテルでチェックインを済ませたあと、夕食までマイエンフェルトの村を散策しました。

 村の中心地は、アニメ 「アルプスの少女ハイジ」第1話に登場する、とても印象的な場所なので、ぜひ行ってみたいと思っていたのです。

 村の庁舎が並び、壁面には時代装束の人物の壁画、ハイジがお水を飲んだ水飲み場。
 馬車が走り、窓辺にはゼラニウムが揺れていました。

 ここだわ、ここだったわ。流れる水に手を浸してみました。ヒンヤリとした感触でした。
 ハイジもデーテおばさんもいるはずもないけれど、可愛いハイジの姿を想像しながら歩きました。        
  
      マイエンフェルト駅   ハイジは列車に乗せられてフランクフルトへ行ったのですね
  
   アルムの山のふもとののどかな村です       中世の建物が今も残っています
  
  アニメとまったく同じなので、嬉しくなります   時代装束の人物の壁画も印象的です 
  
  なんてきれいなスカイブルーの空でしょう     お馬の飾りもこの村にピッタリです
  
   村じゅう、お花であふれていました       ちょうど、馬車が通りがかりました