キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

左利き

2024年03月25日 | 暮らし・・春
 パソコンに向かいながら、愛用のムーミンマグでお茶をひと口。
 いつも思うこと。左ハンドルで飲みたいな。。

 昭和30年代、小学一年生に入学してすぐ、担任のキヌ先生に言われた言葉。
 えんぴつは右手で持ちましょうね・・

 それからの2年間。時に厳しく、時に優しく、指導されました。
 私は子供だったので、先生の言うことは正しいと思いながら、ちょっと反発してました。
 先生の見ていない隙に、左手に持ち替えたりして・・ うふふ。。
 
 一番困ったのは、体育の時間の右向け右。
 右はえんぴつと思っても、私だけ左を向いちゃうの。 
 そこで、苦肉の策。手のひらに右と左の文字を書いて、こっそり見ながら対処しました。

 いつの間にか、気づけば、両刀使いになっていました。
 でも、咄嗟に出るのはやはり左手ですし、握力も左手の方が強いのです。

 高校生の時、いとこのS君と同じクラスになりました。
 S君も左利き。父方の一族、左利きが多いらしいのです。
 S君は、左手で書き、左手で食べ、左手でスポーツして、実に堂々としていました。
 厳しい先生に受け持たれなかったのねぇ~。

 先日、テレビで、左利きで困ったことを特集していました。
 興味深かったのは、駅の改札口でまごまごしてしまうこと。
 改札口は右利き仕様なんですよね。あるあるでした。

 左利きは右脳と左脳をバランスよく使うので、認知症になりにくい。
 そんなデータもあるそうですので、今となっては悲観することもないかもしれませんね。
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