2学期も多くの方が授業視察に来てくださいました
そういえば、9月は北海道からでした。
子どもたちは「えーっあんな遠いところから」とびっくり
その他、他府県で言えば、枚方市や神戸市からも
その度に子どもたちは偉い人が来るんだろうなぁといろいろ想像しながら、張り切って授業に臨みました。
自分たちが授業をつくるところ、主体的に授業を進めているところを一人でも多くの方に見てもらいたいからです。
さて、今日は東京からお見えになりました
国立教育政策研究所教育課程研究センターの総括研究官の方です。
肩書を言っても分からないので、担任が「東京から偉い方がいらっしゃいます」と言うと、
低学年や中学年は「分かった安倍総理大臣や」と本気で言っていたそうです
他にも、県教育センター学びの丘や海草・有田教育支援事務所からも来てくださいました。
すべての学級の授業を見ていただきました。
特に、6桜と1鳩の算数はそれぞれ1時間ずつ参観されました。
その時間に、5桜、5鳩、6鳩と1桜の自習の様子も参観されました。
今日は、1鳩の授業風景をお届けします
めあてと学習メニューをみんなで読み上げます
ここで、今日の授業の流れと内容を知ります。
めあてと学習メニューの提示は、すべての学級で行っています。
1年生は、学習規律の確立が特に大事
写真と言葉でよい姿を説明中
内容に入って
まずは、一斉学習
相互指名でどんどん進めます。
問題を解いてみましょう
再び発表
友達の発表を集中して聞いています
時々先生のお話を聞きながら
ここからは、グループ学習
真ん中においているのは問題プリントの答え
班全員ができるまで、答えを見る子はいません
そして、このように一人が読み上げて答え合わせ
教室真ん中のテーブルの上には問題プリントやiプリが
空白の時間ができないよう、たくさん用意されています。
班のスピードの合わせて、代表がメンバー分取りに来ます。
板書=学習内容
先程紹介した学習メニュー
時計に付箋を貼って、いつも、始まりと確認テストと授業終わりの時刻を示し、見通しをもたせようとしています。
このように電子黒板でタイマーを表示することも
とにかく、1年生から時間を意識させ、集中して学習するようにさせます。
必要なら班の中で教え合いをして、みんなで確認テストが100点になるようがんばります
どんどん問題プリントを持っていきます
この時間の学習内容が分かったかどうか確認テスト
どの学級も行っています。
テスト前のおさらいの時間
名前を書いたら裏返し、スタートの合図を待ちます。
スタート
先生が、その場で答え合わせ
ふり返りまで書いたら、発表
一つだけご紹介
さて、確認テストの結果発表
「26人/27人です」
「おしい」「もうちょっとだったな」と残念がる子もいれば
「この前より1人増えた」とちょっと喜ぶ子もいます。
反応は様々 子どもたちの表情が豊かです
100点を取れなかった1人を攻める子は一人もいません
もちろん「だれ?」と聞く子もいません
授業後、総括研究官の先生にお話をうかがいました。
実は、先生はよいところをとてもよく見てくださる方で、それを分かりやすくお話しくださいます
一部ご紹介します
- クラスの雰囲気が大変よい。子供が主役になっている。
- 先生が、一人一人の考え方を大変大切にしている。
- 一方的に先生が語る時間が極めて少なく、子供の発表を重視している。
- 先生が説明すべきところはしっかり説明をしている。
- 子供が自信を持って学びに向かい、発表できている。
- 子供が自発的に動けている。
- 先生が、子供を信じている。
お客さまに見に来ていただく度に、子どもたちの自尊感情が上がり、また次の授業にプラスに働きます
今日は、本当にありがとうございました
お・ま・け
大休憩に渡り廊下で出会った2桜の男の子に、「先生、ぼくらの写真、ブログに載せてくれるん?」と聞かれ、「じゃ、今日は載せるね」と即答
公開授業では、ちょうど確認テスト中で、特に動きのない写真ではありますが、約束したのでご紹介します
みんな、集中して問題を解いていました。
「ブログへ載せてほしい」という意思表示はうれしいものです。
自信がなければ言いません。
これも子どもの自尊感情を上げるチャンス
リクエスト、待っています