昨日の続き
真ん中に広げているのはダンボールでできた「えんたくん」 円卓から命名?
これを膝にのせることで、互いに適切で均等な距離がとれるという優れ物
昨日と同じく、話し合いの記録から (地:地域の人 子:子供)
子「宮小で意識していることは?」(進行係)
子「立腰」
子「自分たちで授業をつくる」
子「しつけ三原則」
地「面倒見がええなぁ。どんなこと気をつけてるん?」
子「歩道を通るとき、年上が車道側を通るようにしています。」
地「今日集まって、話ができてよかったわ。話しやすかったで。」
子「朝早くから来てくれて、ありがとうございました。」
子「今日教えてもらった改善点を参考に、宮原小学校ををよくしていきます。弟にも伝えたいです。」
地「しっかりした考え持ってて、えらいな。」
地「誘い合って登下校してるのはいいけど、横に広がって歩いたらあかんで。」
地「下向いて歩いているから、胸張って。」
地「あいさつはすばらしい。どこでも、だれにでもできてる。」
地「宮原小学校は、よその学校と比べたらよくできてる。こんな会開いて。」
地「ニュースとかで、いじめや自殺ってあるけど、みんな平等や。絶対に差別をするなよ!」
地「震災のこと考えたら、近所の人と仲よくするのが大事と思う。私は今震災について関心があり、何かをしなければという気持ちでいる。震災のお話を聞く機会があったら、みんなも来てくれる?誘ってもいいかな?(名前を聞いてから)お誘いするので、お友達を連れて来てください。」
地「(名刺を渡して)こんな名刺を自分たちで作るのもいいね。」
地「田広商店での自転車の止め方が悪い。あれじゃぁ、車が通れない。自分たちが気をつけるだけじゃなく、下級生に言ってあげて。」
地「目上の人ときちんとお付き合いができるようになって。親の態度から学んでいこう。」
地「努力したことは必ずむくわれる。失敗から学んでいけばいい。みんなには、手本になってほしい。一生懸命がんばって。」
地「あいさつだけで近所の人と仲良くなれるかな?おみやげもらった近所のおじいちゃんに会ったら何て言う?」
子「おみやげ、ありがとう。」
地「それだけ?」
子「おいしかったです。」
子「家族みんな喜んでます。」
子「おいしかったから、今度行ったとき買ってきます。」
地「そうしたら、会話が広がる。」
地「将来なりたいのは?」
子「薬剤師。」
子「学校の先生。」
子「看護師。」
地「ドラマに出たい人はないん?」
子「漫才師だったら・・・」
地「あいさつ+ひとことが言えてるか?それが言えると話しかけやすくなるし、いろいろと教えてもらいやすくなる。徐々に知り合いになって楽しくなる。」
子「卒業式、泣きましたか?」
地「泣いてません。」
地「お父さんの仕事は?」
子(仕事を説明)
子「昔から天神祭はありましたか?」
地「あったよ。水神もあったよ。道にもあったで。花火は上げるの大変なんよ。お金集めたり。」
地「地域のおじさん、おばさんに声かけて、こわかったことない?」
子「ないです。ぼくは安心してるので。」
8:15 終了
終わりのあいさつ
温かい拍手をありがとうございます
校長あいさつ
「朝早くから、ありがとうございました。こんなにたくさんの方が来てくださって大変うれしいです。」
「何しろ初めてのことですので、よく分からないまま始ったと思います。それなのに、子供たちと会話が続くよう協力してくださり、本当に助かりました。」
「今日の出会いを大切にしたいと思います。これを機会に、地域で会ったらあいさつ+ひとことが言える関係になりますように。子供たちと地域の方々の関係が広がりますように。・・・」
「ありがとうございました。」
最後に、地域の方に感想や意見を言っていただきました
「初めてだったので、何をどうするのかよく分からないような状況だったが、とにかく、今後も『地域と密接に』という状況を作っておけばよい。」
「えんたくん(円卓)の上に模造紙とマジックを置いて、名前や感想、意見を書くようにすれば、話がもっと広がりやすい。今後工夫していくとよい。」
「子供たちは『緊張しています』と言ってたけど、チャレンジしようという気持ちがうれしい。」
話し合いの中で、地域の方がこのようにおっしゃってくださっていました
「この会、この一歩がすばらしい。この一歩がよりよい一歩。これがなかったら一歩がない。」
「人との出会いがこれなんやね。人との出会いが大切。また違う機会にまた違う人と出会える。こんな出会いが大事。そこで気づくことも多い。」
スムーズにいかないこともあり、反省点はいくつもありますが、子供たちの発案で実現した「宮原小学校をレベルアップさせる会」、とりあえず一歩踏み出せてよかったです。
子供たちを含め、参加者全員が成果を感じたよい会になりました
これもひとえに地域の方々、学校運営協議会委員の方々の協力のおかげです。
朝の大変お忙しい中、子供たちのために本当にありがとうございました