宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

8/24(火) 2学期始業式

2021年08月24日 | ブログ

8月24日(火)、久々に子どもたちが登校してきました

2学期の始業式は毎年、荷物がいっぱい

元気な姿と笑顔の挨拶に、こちらの顔も思わずほころんでしまいます。

久しぶりの友だちとの再会。会話も弾んでいるようです。

やっぱり荷物が重そう。 でも、みんなの宿題の作品も楽しみです。

 

さて、2学期の始業式ですが、県内でも感染が拡大する中、残念ながら「校内放送」での実施となりました。

最初に話したのは、校庭の花壇に咲いている花のことです。

今年は例年よりもたくさんの花が校庭に彩りを添えてくれていました。

花には詳しくないですが、きれいに咲いている花は、心を和ませてくれます。

これが、かの有名な「マリーゴールド」

これらは「日々草」。名前の通り、毎日のように可憐な花がたくさん開きます。

この花は「ランタナ」というそうです。アゲハチョウもやってきました。

この花は「トレニア」。暑さに強く、きれいな紫の花をたくさん咲かせています。

これは「サンリッチマロン」かな 小ぶりだけど、ひまわりの一種です。

今年は夏休み中ずっと、栽培委員と担当の先生が朝早くから水やりに来て、世話を続けてくれました。

まさしく、今日の始業式に花を添えてくれました。

栽培委員会の皆さん、本当にありがとう

 

その他、以下の3点について、お話ししました。

① 増え続けるコロナの脅威に対して、不平・不満ばかり漏らしたり、誰かのせいにして他人を非難するのではなく、厳しい状況下だからこそ、人に対する「思いやり」を忘れず、一人一人が「できること」「するべきこと」を着実に続けていきましょう。

② 「しつけ三原則(挨拶・返事・イスと履き物)」を日々実践することを当たり前にしましょう。そして、2学期の終わりには誰一人として廊下を走らない学校にしましょう。

③ 楽しみな行事が一番多い2学期ですが、急な予定の変更も十分予想されます。どんな場面でも、周りの人と支え合い、力を合わせながら、一日一日を大切に、笑顔で乗り切っていきましょう。

 

始業式の放送が終われば、恒例の委員・係り・当番決めです。

早速、今日から給食当番も始動しました。

一人一人の役割と責任の上に、みんなの学校生活(社会)は成り立っているのです。

明日からも、笑顔で支え合い、充実した学校生活を


8/23(月) “あの日のひまわり” ~日根藤六碑~

2021年08月23日 | ブログ

国道480号線の須谷バイパスを東に向かって走り、JRの高架をくぐると、すぐ右手にちょっとポップな感じの看板が見えてきます。

地域の方からお誘いいただき、日根藤六碑の周辺に4年生がひまわりの種を植えたのが5/25(火)でした。

あれから約3か月、今年は異例な雨続きの夏で、実は少し心配していました。

でも、・・・

4年生みんなが列になって植えた種は、しっかり育ち、大輪の花を咲かせていました。

あの日のひまわりが、一面に咲き誇っている光景に感動と喜びが…

でも、そこには悪条件にも負けずに育った「ひまわり」のたくましさだけではなく、日頃からひまわりを見守り、支柱を立てたり水をやったりしてくださった地域の方々の“陰の支え”があったことに改めて気付かされました。

お仕事の合間を縫ってひまわりを育ててくださった方々に、心より感謝申し上げます。

逆境に負けず、見事な花を咲かせているひまわりの姿に、ついついコロナ禍の子どもたちへの思いが重なってしまいます。

たくさんのひまわりに囲まれてたたずむ日根藤六碑は、高台から須谷の町を静かに見守ってくれているようでした。

いよいよ明日から2学期がスタートします。

依然として先の見えない厳しい状況ですが、「ひまわり」のような、力強く明るい笑顔に、たくさん出会えることを楽しみに、明日を迎えます。


8/8(日) 「おもしろ科学教室」

2021年08月08日 | ブログ

8/7(土)から学校閉庁日に入りました。8/15(日)まで、学校は閉まっています。

そんな中、宮原公民館では「おもしろ科学教室」が開催されました。

今回も講師を勤めてくださったのはお馴染みの5名の方々です。

ちなみに今回の参加者は25名で、そのうち23名が本校の児童でした。

 

今回は「ジャンピング・ロケット」に挑戦

スーパーボールを使った「作用・反作用」の実験です。

スーパーボールを静かに手から離すと床にぶつかる瞬間にスーパーボールが床を強く押し(作用)、それに対して床がスーパーボールを押し返す(反作用)ので、スーパーボールは高く跳ね上がります。

でも、どんなすごいスーパーボールでも、他から力を加えない限り、最初に離された高さまでは戻って来られません。

じゃあ、『スーパーボールを2個繋げてみたらどうなるでしょう

早速、実験開始です。

先ずは「ジャンピング・ロケット」の作り方の説明を聞くところから始めます。

いよいよ作業開始です。先生方も一斉にみんなの中へ。

下は1年生から上は6年生まで、学年もバラバラ。

当然、理解度にも作業スピードにも、大きな差があります。

ビニルテープを決められた長さに切るのも結構難しい・・・

先生方は一人ひとりの進捗状況をしっかり見取って、必要なアドバイスやお手伝いをしてくれていました。

どうやら全員が作業を完了したようです

それではお待ちかねの実験です。

肘を伸ばして、床と発射台が垂直になるように位置を決めて、静かに手を離します。

「3・2・1・発射

写真が小さすぎて見にくいと思いますが、左上の黄色の丸の中にロケットが

見事に公民館の天井にぶち当たっていました。

低学年は自分のロケットのスピードに視線が追いついてない様子

とにかく、スーパーボールを2個にしたら「2個分の反作用のエネモルギー」がロケットに加えられてすごい高さに飛ぶということがわかりました

「ジャンピング・ロケット」の実験は大成功でした。

 

次は、みんなに大好き「スライム作り」です。

ジップロックに材料を入れてコネコネするだけ。

この実験に「ジップロック」を活用するあたりが、さすがプロの集団

それぞれお好みの固さに仕上げるために、混ぜる「ホウ砂」の量を調整しています。

公民館長さんも・・・

公民館主事補さんも・・・

そして、かの有名なこの方も・・・

みんな、子どもたちの楽しそうな様子を見守ってくれていました。

最後は、きちんと実験の振り返りです。

学校以外でも、学ぶ機会はいくらでもあります。

せっかくの夏休みです。学校以外で学べることに、どんどん挑戦して欲しいと思います。

最後はみんなでお礼を言って終わりました。

科学教室を開催してくださった5名の先生方、準備いただいた公民館関係者の皆様、子どもたちの様子を見に来てくださった学校運営協議委員さん、

「どうもありがとうございました」

 


8/4(水) 登校日(平和学習)

2021年08月04日 | ブログ

8月4日(水)は本校の登校日でした。

学校にエアコンが設置され、夏休みが短くなったため登校日を設けない学校も増えています。

そもそも登校日って何のためにあるんでしょう

① 長期休業中の子どもたちの元気な様子を確認するため。

② 生活リズムの保つため。(昔は10日に1日程度の割合で登校日がありました

③ 宿題の点検や確認、困っている子への指導・助言のため。

 

昨日も「全員出席」とはいきませんでしたが、しばらくぶりに元気な笑顔があふれていました。

早速、宿題をチェックしています。自分で丸付けをしながら、わからないところは先生に教えてもらってました。

5年生は、夏休み中に家に持ち帰るタブレットパソコンで、ドリル学習をするための確認作業をしていました。

夏休み前に借りて帰った本を読み終えて、新しいのを借りに来る子もたくさんいました。

図書担当の先生は、午前中ずっと図書室に張り付きで頑張ってくれました。

今年は「年間50冊以上」の目標を掲げて、読書活動に力を入れています。

現時点で既に70冊以上借りた人もいるそうです。素晴らしい

 

さて、宮原小学校が毎年8月の初旬の登校日にこだわっているのは、「平和学習」の観点からです。

上皇陛下が皇太子であられた頃、「日本人として忘れてはならない日」として挙げられたのが「6/23」,「8/6」,「8/9」,「8/15」の4日です。

8月は、日本人にとって忘れてはならない大切な日が3日あり、忘れてはならない大切なことを改めて確認する機会です。

だから、宮原小学校は8月の3つの日を迎える前に、全校で「平和学習」を行います。

今年はコロナ対策のため、複数学年合同で体育館で行うのをやめ、各学年毎に教室で実施しました。

1年生は2クラス集まって、ビデオを鑑賞しました。

初めてで1年生には少し難しいかも知れないけど、みんな真剣に画面に集中していました。

2年生も同じ内容のビデオをクラス毎に見ました。

担任の先生が資料を使って事前に話をしてくれました。

こちらは3年生。先生の説明にいろいろと質問も出ていました。

4年生は原爆被害の様子を聞いて思わず息をのむ様子も…

5年生も、先生の話から被災した方々の様子をそれぞれが想像していました。

6年生の黒板には「忘れてはならない4つの日」が書かれていました。

6/23・・・日本で唯一直接戦場となり、多くの一般市民が巻き込まれた沖縄戦が終結した「沖縄慰霊の日」

8/6・・・世界で初めて原子爆弾が広島に投下され、未曾有の犠牲者を出した日

8/9・・・広島に続きより強力な原子爆弾が長崎に投下された日

8/15・・・「終戦記念日」

 

戦争を知らない世代が大半となり、ともすれば「戦争」は「歴史の教科書に出てくる数行の活字」として捉えられ、忘れてはならないことが風化してしまうのではと危惧しています。

今日の平和な日本は、過去の惨禍と国内外を越えた膨大な数の尊い犠牲の上に築かれたものです。

私たちはこのことを決して忘れてはいけないし、『政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意』(「日本国憲法前文」より)しなければなりません。

今年もまた、8/15日の正午には、戦争で犠牲になられた全ての方々への深い「哀悼の祈り」と「平和の実現に向けての決意」をもって、1分間の黙祷を捧げたいと思います。

 


7/31(土) 宮原神社「輪越し」

2021年08月02日 | ブログ

7月31日(土)、宮原神社では「輪越し祭り」が開催されました。

夏を越え、大晦日までの残り半年の無病息災を願って、茅で作られた輪を「8の字」にくぐって参拝するのだそうです。

コロナ禍の外出自粛モードの中、直接参拝する人も少ないようですが、コロナウィルスによる感染症が治まり、みんなが健康でいられることを心から願っています。

 

この「輪越し祭り」の夜には宮原神社に向かう参道沿いに御神灯が設置されます。

毎年、この御神灯の側面を飾るのは宮原保育所の園児さんと本校児童の作品です。

今年も関係者の方々が子どもたちの作品を1枚1枚灯籠に貼りつけて、展示してくれました

夏の宵の、『野外アート展』です。

直接出かけられなかった方々も、雰囲気だけ味わってください。

それぞれ、個性溢れる作品です。先ずは3年生から・・・

どの作品も、見ていると和やかな気持ちにさせてくれます。

続いて5年生の作品です。

さすがに5年生の作品は、色遣いも鮮やかで、作品にもオリジナリティーが溢れています

絵のクオリティーが素晴らしいものや、小学生とは思えないような俳句が添えられているものも…

 

では、最後に問題です。

次の作品の作者は誰でしょう❓

【問題1】

【問題2】

【問題3】

ヒントは、3人とも宮原小学校の職員です

全問正解できる人はいるでしょうか

 

蒸し暑い夏の夜でしたが、とても楽しい一時を過ごすことができました。

準備や片付けにご尽力いただいた方々に感謝申し上げます。

最後に、みんなの願いが届きますように…


7/24(土)・25(日) 想繋火

2021年07月26日 | ブログ

7月23日(金)には「東京オリンピック」の開会式が行われ、選手たちの活躍に日本中が盛り上がっています。

そんな中、我が「宮原小学校」の5・6年選手団の作品が展示される『想繋火』が24(土)・25日(日)の二夜に渡って開催されました。

昨年度実施されて大変好評だったイベントで、「今年は無理かなぁ…」と言われながらも、本当に“無理”を通していただき、開催の運びとなりました

「宮原地域交流協議会」の方々にはお仕事でお忙しい中、『想繋火』開催に向けて多大なご尽力をいただきました

今年は5・6年生の製作風景をプロジェクターで紹介してくれました。

会場も「くまの古道ふれあい公園」に移し、公園内の施設を上手く生かしたレイアウトで一段と素敵な雰囲気に感動

皆さんのご厚意とご協力に心より敬意と感謝を申し上げます。本当にありがとうございました

 

では、展示会場内へどうぞ

小学校側からの入り口には立派な竹灯籠のゲートが設置されていました

24日(土)の様子です。小学生だけでなく、中学生も見に来てくれていました。

見事な作品をごゆっくりご鑑賞ください

ドリルで穴を空けた作品は地域の方々の作品です。

光の描き出す絵や文字がとても美しく映えています

 

5・6年生は絵や文字をかいた紙を縦に割った竹に張って作っています。

階段になっているので、昨年よりもずっと作品が見やすくて、全体のバランスもバッチリです

先生たちも一人ひとりの作品をじっくり鑑賞していました

今年はグループに一つずつQRコードが割り当てられていて・・・

スマホで読み取ると、子どもらの地域の方々へのメッセージが見られます

「毎朝あいさつ、ありがとう☆ 元気でね

「これから暑くなるから気を付けて

5・6年生全員が、地域の方々にメッセージを発信しました。

「去年に引き続き、竹灯籠を作らせてくれてありがとうございます。」

「地域のことをよく考えてくれてありがとう。早春のミカンの花の香りが私は好きです。」

「いつも行き帰りに『いってらっしゃい』とか『おかえり』とか言ってくれてありがとうございます。」

「ここまでこれたのも、みなさんが支えてくれたり、助けてくれたからです。」

「辛いことも悲しいこともあるけれど、みんなで乗り越えたら絶対に楽しくて嬉しいこともあるから、お互いに支え合って頑張っていきましょう

「みんな笑顔で、自分から挨拶できて、自然豊かな宮原が大好きです

「あなたのコロナ対策で、一人でもコロナになる人が減らせる。マスクを付けてね。」

「暑さにもコロナにも、地域で立ち向かっていこう」

・・・

みんなのメッセージが一人でも多くの地域の方々に届きますように

 

そして、「宮原さん家」では今年もかき氷とジュースのお店を出してくれていて、大盛況

やっぱり夏の宵には「かき氷」がよく似合うね

冷たいかき氷があると暑さも楽しめちゃいますね

 

「宮原さん家」の中でも、お父さん・お母さんと子どもたちが集まって楽しく談笑してる姿が…

蒸し暑い夏の夜でしたが、大人も子どもも、会う人会う人みんな笑顔の楽しい時間を共有できて、とても心地よい時間を過ごすことができました

 

そして、みんなが帰った後、宮原地域交流協議会の方々が遅くまで後片付けに残ってくれていました

 

「ホンマに、宮原、ええ町やなぁ

 


7/20(火) 一学期終業式

2021年07月19日 | ブログ

早いもので昨日で一学期が終わり、今日から夏休みに突入しました

昨日は朝から各学級で夏休みに向けての「学級会活動」の後、大掃除を済ませて4限目の終業式に臨みました。

昨年度から感染症予防のため、体育館での全校集会は行わず、始業式・終業式も放送で行ってきました。

体育館での終業式は1年半ぶりです

密になるのを避けるため、体育館のフロア全面に広がっての実施です。

 

式の前に、これも久しぶりの表彰を行いました

6年生女子は剣道個人の部で見事に優勝を果たしました

続いて陸上競技。兄弟そろっての入賞です。

兄は100mで8位、弟はリレーで6位の成績を収めました。

最後は「わんぱく相撲」です。

残念ながら今年は男子高学年だけの大会となりました。

こちらも6年と4年のが兄弟そろって3位入賞。4年生のもう1人は陸上に続いて相撲でも3位に入り、続けての表彰でした。

様々な分野で頑張っている仲間の成果をみんなで認め合い、讃え合う機会も大切な教育活動の一つであると考えています。

これからも文化・芸術・スポーツ等、いろいろな方面での皆さんの活躍を期待しています

 

ではいよいよ「一学期終業式」の始まりです。

教頭「只今より令和3年度一学期終業式を始めます。 礼。」

本来なら「校歌斉唱」から始まるのですが、コロナ対策のため割愛し、いきなり校長の話に入りました。

終業式の話の前に、2つお礼の言葉を伝えました。

1つ目は先日の「水害慰霊祭」についてです。今年も全校児童が各自お花を用意してきてくれ、亡くなられた方々のご冥福を祈って献花してくれました。式の参列した6年生だけでなく、どの学年も祈りを込めて祭壇に向かう姿勢がとても気高く、嬉しく感じました

2つ目は一学期で任期を終えた児童会役員の貢献に対して。

前年度の先輩に続き、今年もコロナ禍の中、みんなに楽しんでもらおうと児童会主催で「ドッチボール大会」を開催し、みんなを笑顔にしてくれました。やっぱりみんなの笑顔が見られることが一番嬉しくなるし、元気が出ます

『どうもありがとう』

ここからは終業式本来の話です。

毎回式の度に必ず振り返ってもらうのは、『しつけ三原則』と『立腰』です

他人ではなく、自分がどうだったかをしっかり振り返ってください

 ・気持ちの良い挨拶を自分からできていましたか?

 ・名前を呼ばれたら、相手に伝わる声できちんと返事ができていましたか?

 ・脱いだ履き物はきちんと揃え、席を立ったらイスは入れていますか?

 ・お腹を突き出すようにして胸を張り、背筋を伸ばした美しい姿勢を意識していますか?

体育館での話も美しい姿勢で聴けている子がいます

 

しつこく言いますが、『しつけ三原則』のベースになっているのは自分以外の人への「思いやり」です

だから、日々の学校生活の中でも「思いやり」を言葉や行動で示して欲しいと思います。

相手にケガをさせてしまうかも知れないのに平気で廊下を走ったり、友だち同士の会話の中でつい相手に命令口調で強く言ってしまってたり…、まだまだそんな場面を見かけることがあります

一人ひとりのちょっとした「思いやり」で、宮原小学校での学校生活がもっと楽しく、居心地のいいものになるはずです

もっと楽しく、もっと仲の良い、自慢の宮原小学校を一緒に作っていきましょう

久々の集会で嬉しくなって、ついつい話が長くなってしまいましたが、それでもみんなしっかり聴いてくれています。

トドメに校長から宿題が2つ出されました

 ① 時間に余裕のできる夏休みだからこそ、読書に取り組み、読書の楽しさを知ってください。

 ② 日頃お世話になっている地域の方々に、「笑顔で挨拶+一言」を実践する。

最後に、始業式で全員元気に再会することを約束して長~い話を終えました

ご静聴ありがとうございました

 

式が終わった後、今度は生活指導の先生から夏休みに向けての注意がありました。

気を付けて欲しいことを色画用紙でイメージさせながら話してくれました。

「水色」は「水の事故」に注意です。

「赤」は「熱中症」にならないように十分気を付けること。

その他、

「黄」は信号、つまり「交通事故」に合わないように安全を心がけること。

「黒」はウィルス、「感染症」対策をしっかりすること。

これらに十分気をつけて、かけがえのない『命』を守ってください

 

次回、8/4(水)の登校日での再会を楽しみにしています

 


7/16(金) 水害慰霊祭

2021年07月18日 | ブログ

7/16(金)

今年も毎年一度の特別な登校風景が見られる日がきました。

子どもたちがそれぞれ花を携えて登校してきます。

全員、ループリボンも着用してきます。

今日は68年前の『7・18水害』で亡くなられた方々の慰霊祭を行う日です。

子どもたちが手に手にした花は、 亡くなられた方々の御霊前にお供えするためのものです。

 

この日に備え、各学年で『7・18水害』や防災についての学習を行ってきました。

本校は防災に対する意識が高く、様々な状況を想定した避難訓練を毎学期2・3回程度実施しています。

 

『水害慰霊祭』は本校がとても大切にしている行事です。

本来は全校児童が一堂に会して実施していましたが、感染症予防のため、昨年度から6年生だけが参列します。

他の学年は1限目に学年毎に献花を済ませています。

初めて参加する1年生も、献花の仕方をしっかり教わり、祭壇に向かってきちんと礼ができました。

こうして、年に1度は亡くなられた方々に想いを寄せ、ご冥福をお祈りする機会をもち続けることには大きな意義があると考えています。

 

さて、間もなく『水害慰霊祭』が始まります。

この日も朝から蒸し暑く、体育館の中もじっとしていても汗が滲んできました。

そんな中、着席して静かに開式を待つ6年生。

誰一人話しをすることなく、美しい姿勢を保ったまま座っている姿を見ただけで、水害慰霊祭に臨む6年生の心構えが感じ取れ、胸がいっぱいになりました。本当に下級生に見せてあげたかったです。

平日の暑い中、今年も地域の様々な方々が各団体を代表して参列してくださいました。

いよいよ開式です。先ずは全員で「黙祷」

時が止まったかのような無音の中で、目を閉じて亡くなられた方々のご冥福をお祈りしました。

続いてスライドで『7・18水害』について、振り返ります。

6年生は入学して以来、既に5回も学習してきましたが、話しを聴く目は真剣です。

有田川上流で連日降り続いた豪雨が一気に押し寄せて堤防が決壊し、洪水はたちまち宮原地区を飲み込みました。

宮原地区で129名の尊い命が失われました。

その中には20名の宮原小学校の児童も含まれていました。

犠牲になられた小学生は、どれほど恐ろしく、どれほど悲しく、どれほど無念だったでしょう。

残されたご遺族の方々はどれほどの悲しみを背負い、無念で悔しい思いを耐えてきたことでしょう。

数字で表すと、ついついデータとして捉えてしまいがちですが、その1つ1つが何物にも代えられない、かけがえのない命であり、それぞれの人生であったことを忘れないでください。

思いを込めて、最後は「献花」です。

児童に続いて地域や関係機関の方々にも、お花を供えていただきました。

 

7/18。

宮原小学校はこの日を忘れません。

これから先、何十年の時が流れ、実際に水害を体験した人がいなくなっても、この辛く悲しいできごとを後世に語り継ぎ、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし続けていきます。

そして、この『水害慰霊祭』のもう一つの大事な意義は、「命を守り抜く防災教育」です。

想定外の窮地に直面したとき、人は「正常性バイアス」と「同調性バイアス」に大きく行動を左右されるそうです。

「正常性バイアス」とは、想定外の異常事態に置かれても、「正常の範囲内」だと思い込もうとする働き、「同調性バイアス」とは、「周囲の状況に合わせることで安心感を得ようとする」こと。

つまり、誰かが動き出さなければ「大丈夫だろう」と避難行動は遅れがちになるということです。

宮原小学校は「率先避難者」となれる子どもを育てるべく、今後も防災教育に真剣に取り組みます。

それが自らの命を守る「自助」であり、周囲を避難行動に巻き込む「共助」の実践に繋がると信じています。

二度と一人の犠牲者も出さない、“宮原の奇跡”を目指して・・・。 


7/13(火) 竹灯籠作り【5・6年】

2021年07月16日 | ブログ

一昨年、35年ぶりに復活して大盛況だった『宮原 盆 BON!! 踊り』ですが、昨年は感染症対策で中止となりました。

そこで地域の方々から、「せめて盆踊りの代わりに…」とご提案いただき、実現したのが5・6年生が作った竹灯籠を展示した『想繋火(そうけいか)』です。

夏の宵を幻想的な灯りが包む、素敵な時間を過ごすことができました。

学校運営協議会でもこの取り組みが評価されていて、今年もご協力いただけることになりました

 

7月13日(火)の午後、5・6年生が2チームに分かれて竹灯籠作りに取り組みました。

今年も制作指導に「あそびーと」の方々が来てくださいました。

先ずは実物を示して完成イメージをもたせます。

具体的な作製手順を実演を交えながら説明してくれました。

説明が終われば、各自で竹を選びます。

因みに、全員分の竹も当日の道具もすべて「あそびーと」さんが用意してくださいました。

先ずはのこぎりで半分ほどの切り込みを入れます。

竹は丸いので固定するのがけっこう難しい

みんな竹を抑えるのに必死です。

先生も“助っ人”で参戦です

中には一人でしっかり抑えながら頑張っている子も…

学校運営協議委員さんも参観に来てくださいました。

子どもたちの頑張っている姿を優しく見守ってくれています。

切り込み作業が終わったら、竹の繊維方向に刃を打ち込んでいきます。

刃が竹の断面に食い込むまではけっこう硬くて、力が必要です。

「自分の指を打たないように気を付けてね」

慣れないながらも協力して作業が進んでいます

こちらのペアは息ピッタリで、しっかり固定できています。

刃の後は付くんだけど、なかなか刃が入らない

先生に持ってもらっているせいか、金槌を振り下ろすのも遠慮気味

一方、こちらは職人さんのような2人。黙々と、しかも手際よく作業を進めています。

「どう、上手く割れてる?」

順調に作業が進んで、後は絵を貼り付ければ完成だね

それぞれが描いた絵をセロハンテープで竹に貼り付けます

 

それではご自慢の作品を披露してください

みんなの作品が宵闇の中に温もりのある灯りを灯す光景が今からすごく楽しみです。

 

最後に全員で「あそびーと」の皆さんにお礼のご挨拶です

「どうもありがとうございました。」

全員分の竹を切り出し、適当な長さに切り分け、道具まで準備してくださいました。

子どもたちのために、大変な時間と労力を割いていただいたことに心より感謝申し上げます。

 

今年は7/24(土)・25(日)の2日間、小学校に隣接するくまの古道ふれあい公園で開催されます。

是非、ご覧いただきたいと思います。

当日が晴れることを願って・・・


7/1(木) 「なごみ」交流【4年】

2021年07月15日 | ブログ

一昨年までは、社会福祉協議会にご協力いただきながら、4年生が有田市福祉館「なごみ」を訪問し、高齢者の方々と歌やゲームを通して交流する機会をもたせてもらっていました。

ところが昨年度はコロナウィルスの感染対策のため断念せざるを得ませんでした。

今年もまだまだ予断を許さない状況ですが、4年生担当から「せっかくの貴重な学びの機会を何とかできないか」との申し入れがあり、社会福祉協議会さんに相談をさせていただきました。

協議の末、今年は初の試み、「リモートでの交流」にトライしようということになりました

 

先ずは6/17(木)、高齢者理解のために、出前授業に来ていいただきました。

“The プロフェッショナル”の講師をお招きして、早速授業開始です。

宮原には1610人の高齢者の方がいるそうです。つまり約3人に1人は高齢者。

ところが、おじいちゃん・おばあちゃんと同居している児童は4年生全体の約1/4。

核家族化の影響か、子どもたちが高齢者の方々と日常生活でふれあう機会はやはり少ないようです。

しかも、4年生のおじいちゃん・おばあちゃんは50代~60代前半が中心。

だから、「認知症」についての子どもたちが理解できていないのは当然。

具体的な場面を例に、詳しく教えていただきました。

 

子どもたちも、実際に交流する前に、大事なところをメモしながら真剣に聴いています。

「なごみ」の中にある様々な設備についてもスライドで紹介してもらいました。

「なごみ」でのお楽しみイベントの様子も見せていただきました。

高齢者の方がわかりやすいように工夫しているポイントも紹介していただき、とても参考になりました。

講義がとてもわかりやすかったからこそ、質問も意見もどんどんでました。

最後に今日の授業で学んだことや交流の時に気を付ける点などを交流しました。

とても勉強になる、いい授業でした。 どうもありがとうございました。

 

・・・といった学習を踏まえ、7/1(木)に4年桜組が実際に交流しました。

テーマは「届け合おう! 元気と笑顔」

先ずは担任がご挨拶。 やっぱり先生も少し緊張気味

続いて児童代表が挨拶。 みんなもカメラに向かって礼

教室のモニター画面には「なごみ」の皆さんの姿が映り、思わず手を振って「見えますかぁ?」「こっちの声、聞こえてますかぁ?」

早速、グループ毎に考えたクイズを出題しました。

「問題、ちゃんと伝わったかなぁ?」「みんな、わかるかな?」・・・

出題してる方もなんだか不安そう

ちゃんと「ヒントカード」も作っています

画面の中のおじいちゃん・おばあちゃんの様子や表情にみんな釘付け

途中、回線トラブルで何度か接続が途切れたりしましたが、最後はみんな笑顔で手を振って終えることができました。

初めての試みだったので、いろいろと課題も見つかりましたが、それも大いに意味のある勉強になったと思います。

「コロナだから、できなくても仕方ない」で片付けるのではなくて、「コロナだけど、どんなにしたらできるか」と考えて取り組んだ4年生の「大きな一歩」を高く評価したいと思います。

 

最後に、有田市社会福祉協議会と「なごみ」の皆様方のご協力に心より感謝申し上げます。

「どうもありがとうございました。2学期も何らかの形で是非とも交流をお願いします。」

 


7/1(木) 「紀州寄席」(芸能鑑賞)【5・6年】

2021年07月14日 | ブログ

7月1日(木)。

この日は朝から雨で鬱陶しい空模様でしたが、そんな気分を吹き飛ばしてくれるお楽しみイベントがありました。

名付けて『紀州寄席』の開催です。

開演が楽しみ ・・・でも、出番もあってちょっとだけドキドキ

こんな時期だからこそ、みんなに笑顔を取り戻して欲しくて、今年の芸術鑑賞は「関西演芸協会」の皆さんをお招きして寄席を楽しんでもらいました。

漫才を披露してくれたのは「シンデレラ・エクスプレス」のお二人。

さすがプロの漫才師 うまく会場を巻き込んで、みんな大盛り上がり

会場のあちこちに笑顔と拍手が溢れます

やっぱり、明るい笑顔はみんなを幸せな気持ちにさせてくれますね

「笑福亭 喬若(きょうじゃく)」さんの落語は、着ぐるみを着て動物園で虎のフリをする仕事を請け負った男の話。 

「ラッキー舞」さんは江戸時代から続く太神楽の曲芸を見せてくれました。

そして、取りは「桂 福團治(ふくだんじ)」師匠の古典落語、『七度狐』でした

「やっぱり本物は違うなぁ」 当たり前ですが、改めて感じることができました

 

・・・でも、今回の『紀州寄席』はそれだけではありません。

6年生が寄席に関わる様々な仕事を体験させていただきました。

こちらは「寄席囃子」 小気味良いリズムで太鼓を叩き、寄席の開催を知らせ、お客さんを集めます。

演者が舞台に上がる前に、準備する裏方さんも大切な仕事です。

僅かな入れ替わりの時間内に、素早く、しかも目立たないようにスムーズに準備を整えます。

舞台が整ったら出囃子に乗って、いよいよ演者の登場です

5・6年生の前で漫才を披露するのは、なかなか勇気のいることです

緊張しながらも、お互いアイコンタクトをとってネタを披露

コント仕立てのネタも、しっかり演じられていて感心

こちらは5人で「あいうえお作文」を披露。5番目のオチ担当はかなりのプレッシャー

 

勿論、お客さん(5年生)に見てもらうためには事前の準備・練習は必須です。

実は6/4にも関西演芸協会の方々に来ていただき、グループ毎にしっかりレクチャーを受けて準備してきました。

寄席囃子の指導教官は落語家の「桂 小福(こふく)」さん。

簡単そうに見えて、適度な力でリズム良く叩き続けるのは結構難しい

演者さんが気持ちよく舞台を務められるよう、裏方さんも頑張ります

こちらは漫才のネタ合わせ。みんな頑張ってネタを考えました

プロの漫才師に直接指導を受けられる機会なんてめったにないよね

アクションの部分では、師匠自らが演じながら熱のこもった指導をしていただきました

「あいうえお作文」のネタ作り風景。 みんなの案に師匠がいろいろとアドバイスをくれました

 

コロナ禍の長雨の中、みんなの笑顔が溢れた素敵な時間を過ごすことができました

最後にみんなでお礼を言うと、高座にいる師匠が丁重な返礼をしてくれました

『紀州寄席』、これにてお開きとさせていただきます。

本日はご来場、誠にありがとうございました


6/8(火) 交通安全教室【2年・6年】

2021年07月12日 | ブログ

交通安全の確保に関してはまだまだ不安を抱えているのが本校の現状です。

そこで毎年、県和歌山県警察本部の「ひまわり隊」の方々にお越しいただき、交通安全教室を実施しています。

例年なら全校児童が参加していますが、今年はコロナ対策で100名以下でなければ実施できないことになり、

2年生と6年生が参加しました。

交通安全の前に、先ずは不審者から身を守るためのお話しです。

「イカのおすし」は……「イカ」ない、「の」らない、「お」おごえでさけぶ、「す」ぐにげる、「し」らせる

「一人前」は……「一人」であそびにいかない、でかける「前」につたえる(どこへ、誰と)

だそうです。

自分たちの命に関わる大切なお話しです。

暑い体育館の中でも子どもたちはお巡りさんのお話に真剣に聴き入っています。

「みんながいつも乗ってる自転車は、車道を走るの? それとも歩道?」

自転車に乗る前の安全点検は「ブタはラベル」

……「ブ」レーキ、「タ」イヤ、「は」んしゃざい、「ラ」イト、「ベ」ル

  「ル」は「ル」ール

ちゃんと確認できてますか?

自転車に乗って止まるときは、右足を付けると車側に身体が傾くから危険

体育館の外では自転車協会の方々が全員の自転車を点検してくれました。

例年に比べて故障が少なくて良かった反面、油切れや空気漏れといった日常点検ができていないのが少し目立ったようです。

「ブタはラベル」、お忘れなく

いよいよグラウンドで自転車の実技指導です。

お巡りさんの指示に注目

何と言っても「飛び出し注意」 『止まれ』の標識はお見逃しなく

左足をきちんと地面に付けて、正しい停止姿勢もクセづけましょう

「しっかり右側も確認して」

「しっかり左右と後方も確認したら、出発

「交差点では一旦停止して左右の安全確認を

今年は宮原の交通指導員さん4名も参加してくれました。

「しっかり安全確認できてるね

「踏切を渡るときも必ず一旦停止して安全確認を忘れないように

快晴に恵まれましたが、とても暑い日でした。

そんな中、交通事故から自分たちの命を守るためにとご協力くださった、和歌山県警察本部ひまわり隊、有田市交通指導員、有田市自転車協会の皆様方に心より感謝申し上げます。

せっかく教わった大切なことを日頃からしっかり意識して、交通事故で命を落とすことが絶対しないようにしましょう

それがみんなの願いです。

 

 

 


6/3(木) イチゴ狩り体験【6年】

2021年07月09日 | ブログ

昨年度、コロナ対策で主な行事が軒並み実施できない状況に置かれました。

そんな中、ビニルハウスでイチゴ栽培をされている保護者の方が、校長室に来てくださいました。

「楽しみにしていた行事がどんどん中止になって行くので、せめて6年生には楽しい思い出を残してやりたい。」

との思いで、自営のイチゴ農園に6年生を招待してくださったのは、『松本農園』さんです。

勿論、昨年度の6年生は大喜びで、イチゴ狩りを満喫させていただきました。

そこで、・・・

今年も無理をお願いして、6年生のイチゴ狩りを受け入れていただきました。

ビニルハウスに入る前にはしっかり消毒して感染対策をしました。

栽培されているのは、和歌山県のオリジナル品種「まりひめ」というイチゴだそうです。

食べ頃のサイズで真っ赤に完熟したイチゴがたくさん!!

無農薬で栽培されているので、摘み取ってそのまま食べられます。

早速、おいしそうなイチゴを求めてビニルハウス内を散策です。

今年は去年以上にたくさんの実がなっていました。

おいしそうなイチゴを摘み取って、笑顔で

イチゴはへたの部分が反り返っているものの方が新鮮でおいしいそうです。

摘み立てのイチゴを早速いただきます

「やっぱり、摘み立てのイチゴは違うなぁ!!」

まだまだ食べられそう

「こんなに大っきいの、見つけたりで

先生も一緒にいただいてます

座りながらにしたから探した方が見つけやすいかも…

みんなが美味しそうで、楽しそうで、その様子を見ていてる方も笑顔になってしまいます

口いっぱいに頬張って、こぼれる笑顔がGood

「こんなにたくさんイチゴ食べたのは初めてかも…

みんな大満足の「イチゴ狩り」体験でした。

中には100個以上も食べたという強者も…

有田みかんを始め、柿、桃、梅、そしてイチゴ。

改めて「フルーツ王国」和歌山の恵みを感じることかができました。

貴重な機会を提供してくださった松本農園様、当日ご支援いただいた関係の皆様方に心より感謝申し上げます。

 

 


日根 藤六

2021年07月09日 | ブログ

随分とご無沙汰して申し訳ありませんでした。

ようやく不具合が解消され、ブログが再開できるようになりました。

1学期も終わりに近付いてますが、これからも学校の様子を発信していきたいと思います。

 

さて、皆さんは 日根 藤六(ひね とうろく)さんのことをご存知でしょうか?

約230年前の寛政2年、有田川の堤防が決壊した後、須谷地区の堤防修復に尽力した方です。

その功績を称え、JRの高架を越えた須谷バイバスの堤防沿いに立派な石碑が建てられています。

須谷地区や宮原愛郷会の方々が記念碑の周りにひまわりの花を咲かせようと、種を植えて育ててくれているそうです。

地域の方からお声かけいただき、早速4年生がひまわりの種植えに参加させていただきました。

地域の方々は土手の草刈りや土おこし等、事前にかなりの準備をして子どもたちを迎えてくれました。

種植えの方法や注意点をしっかり聴いて、早速作業に取りかかります。

種を植える間隔を測り、目印の割り箸まで挿してくれていました。

土の硬いところは少し掘り返してから種を植えます。

等間隔に並んで、せっせと種を植えていきます。

慣れてくるとどんどんペースが上がってきました。

「花が咲くのが楽しみやなあ。」

「穴が深過ぎたら芽が出てきぬくいでぇ。」

 

種植え作業を終えて、石碑の前で記念撮影!!

最後にお世話になった地域の方々にお礼の挨拶をして帰ります。

「ありがとう!!」 「さようなら」 明るい笑顔と挨拶が交差しました。

帰りは堤防を歩いて学校に帰ってきました。

 

あれから1か月半。

子どもたちが植えた種はしっかり育っていました。

土が流出しないように板で囲いを作ってくれたり、根元の雑草を抜いてくれたりと、大切に育ててくださっている様子が伺えました。

大きいものは70㎝以上にもなっていました。

大輪のひまわりが見事に咲き並ぶ景色をとても楽しみにしています。

関係の皆さん、本当にありがとうございました。


今までお世話になった学び舎をきれいに

2021年03月13日 | ブログ

「6年間お世話になった宮原小学校をきれいにして卒業しよう」と、6年生がそうじをしてくれました。体育館、家庭科室、本館の東階段、手洗い場を徹底的にきれいにしてくれました。

体育館そうじです。まずは体育館内のゴミを掃きました。隅々まで徹底的に掃きました。フロアだけでなく、舞台上も同じようにはきました。次に固くしぼったぞうきんを使って、拭きそうじです。間を空けずに一列に並んで、ゆっくりと前に進みます。これ、正直きついです!でも子供達は何度も何度も拭いてくれました。

次にワックスがけを行いました。体育館の床がピカピカと光り、とてもきれいになりました。頑張ってそうじをしてくれた6年生に感謝し、大事に使っていきたいと思います。

次は家庭科室です。ゴミを取った後は、床の拭きそうじをしてくれました。

東階段です。ぼうずりでゴシゴシ磨いてくれました。

手洗い場もピカピカにしてくれました。

3月1日(月)、昼からの2時間をかけてそうじしてくれました。おかげさまで、ずいぶんときれいになりました。

6年生の皆さん、ありがとうございました。