宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

7/13(火) 竹灯籠作り【5・6年】

2021年07月16日 | ブログ

一昨年、35年ぶりに復活して大盛況だった『宮原 盆 BON!! 踊り』ですが、昨年は感染症対策で中止となりました。

そこで地域の方々から、「せめて盆踊りの代わりに…」とご提案いただき、実現したのが5・6年生が作った竹灯籠を展示した『想繋火(そうけいか)』です。

夏の宵を幻想的な灯りが包む、素敵な時間を過ごすことができました。

学校運営協議会でもこの取り組みが評価されていて、今年もご協力いただけることになりました

 

7月13日(火)の午後、5・6年生が2チームに分かれて竹灯籠作りに取り組みました。

今年も制作指導に「あそびーと」の方々が来てくださいました。

先ずは実物を示して完成イメージをもたせます。

具体的な作製手順を実演を交えながら説明してくれました。

説明が終われば、各自で竹を選びます。

因みに、全員分の竹も当日の道具もすべて「あそびーと」さんが用意してくださいました。

先ずはのこぎりで半分ほどの切り込みを入れます。

竹は丸いので固定するのがけっこう難しい

みんな竹を抑えるのに必死です。

先生も“助っ人”で参戦です

中には一人でしっかり抑えながら頑張っている子も…

学校運営協議委員さんも参観に来てくださいました。

子どもたちの頑張っている姿を優しく見守ってくれています。

切り込み作業が終わったら、竹の繊維方向に刃を打ち込んでいきます。

刃が竹の断面に食い込むまではけっこう硬くて、力が必要です。

「自分の指を打たないように気を付けてね」

慣れないながらも協力して作業が進んでいます

こちらのペアは息ピッタリで、しっかり固定できています。

刃の後は付くんだけど、なかなか刃が入らない

先生に持ってもらっているせいか、金槌を振り下ろすのも遠慮気味

一方、こちらは職人さんのような2人。黙々と、しかも手際よく作業を進めています。

「どう、上手く割れてる?」

順調に作業が進んで、後は絵を貼り付ければ完成だね

それぞれが描いた絵をセロハンテープで竹に貼り付けます

 

それではご自慢の作品を披露してください

みんなの作品が宵闇の中に温もりのある灯りを灯す光景が今からすごく楽しみです。

 

最後に全員で「あそびーと」の皆さんにお礼のご挨拶です

「どうもありがとうございました。」

全員分の竹を切り出し、適当な長さに切り分け、道具まで準備してくださいました。

子どもたちのために、大変な時間と労力を割いていただいたことに心より感謝申し上げます。

 

今年は7/24(土)・25(日)の2日間、小学校に隣接するくまの古道ふれあい公園で開催されます。

是非、ご覧いただきたいと思います。

当日が晴れることを願って・・・