mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

テレビ番組の「水戸黄門」が終了だそうですね

2011年07月23日 | ラジオ・テレビ

 なんでもナショナル劇場、いやもとい、パナソニックドラマシアターの水戸黄門が終了だそうですね。松下電器産業の一社提供で、私が子どもの頃からの番組です。松下さんが「パナソニック」に社名を変え、月曜夜8時の名前もパナソニックドラマシアターに変わりましたけど、やっぱり私は「ナショナル劇場」です。

 水戸黄門。ハイ、とても好んで観ております(した)。しかしそれは昔放送された東野英治郎さんか西村晃さんが水戸光圀役の水戸黄門。

 その水戸黄門が終了すると聞いて、私正直「やっとか」という思いです。

 私、テレビドラマはあまり観ませんが、月曜夜8時のナショナル劇場での時代劇ドラマは観ていました。水戸黄門の他に、大岡越前、江戸を斬るなど。尤もそれらは夕方再放送している分ですけど。

 いずれも昔の放送分が好みだな。せいぜい1990年ごろまで。どうもその辺りで社会情勢が変わったのか、製作者の意向が変わったのか、同じ名前でもどうも雰囲気が違っています。それは大岡越前でも同じで、初期の頃は何か安心感を覚えました。登場人物のセリフも大部分は覚え、再放送を観ていて「次はどうなる」ことは全て分かっていました。

 しかし1990年ごろからの分はどうなのだろう。大岡越前も水戸黄門も、どうも作り方が変わったのか、なんだか絵面の良さばかり追求するようで、昔の「情あるほのぼのとした雰囲気」が無くなってしまっていると、私は感じています。

 大岡越前は1998年の15部で製作を止めておりますが、水戸黄門もこの時期に最終回を迎えても良かったと思っています。正直、水戸黄門は「看板は同じでも中身は別」と思っております。

 私以前、夜食の供で「水戸黄門観てる」と言うと、「お銀さんの入浴シーンが好きか」と言われました。なんでも水戸黄門の見所として、お銀さんの入浴シーンと、「ひかえひかえ・・・」の印籠シーンなのだそうですね。私、そのいずれも好きではありません。

 昔のシリーズでは印籠を出す場面が無いもの、結構ありましたよ。つまり話の筋書きがしっかりしているんです。最近のシリーズは話がしっかりしていないから、ビジュアルに走るのか!とも思ったりしてます。

 で、現在放送中の水戸黄門、第43部ですか、長く続きましたな。里見浩太朗さん演ずる水戸光圀は私結構好みなのですが、如何せん話が上記の最近の傾向でありまして、なんだか残念だなと感じております。昔の製作手法で、里見さんの水戸黄門を観てみたいです。

 水戸黄門43部打ち切りは、ドラマ水戸黄門だからではなく、TBSだからではないでしょうか。私は6chのTBSは直接見られませんが、昨今のTBSの迷走ぶりが水戸黄門サイドまで伝わったのでは。そう思っております。

 長々と書きましたけど、大岡越前、水戸黄門は来週からは観られなくなります。