mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

関西の鉄道・今夏の節電間引き回避へ

2011年07月13日 | 鉄道

 関西電力の原発稼働率低下で、この夏の供給量が逼迫が予想され、需要先に対して節電を要請していますが、その大口需要先である鉄道各社では、午後の電力ピーク時に電車の運行を減らす「間引き運転」を予定しております。

 その節電間引き運転が回避されるらしいです。本日のなぜかCBCラジオで午前10時20分頃のニュースで伝えているほか、本日の讀賣新聞web版、神戸新聞web版、それと見込み記事が昨日の神戸新聞にあります。

 それら報道各社の内容をまとめると、13日(つまり今日)午前、関電の副社長がJR西日本本社を訪れ、「電力供給に好材料が出ており、現時点ではお願いしない」と正式に伝えた、のだそうです。また私鉄各社にも同じ内容を伝える予定で、関西の鉄道各社は今夏の間引き運転が回避されそうな状況です。

 これまでこのブログで、 
  6月14日投稿:「関西のJR西日本と私鉄三社が節電で減便へ」、
 一方で、
  6月16日投稿:「7月の間引き運転は回避か・関西の鉄道各社

で、間引きする言うたり、回避出来ると言うたり、この記事以降も結構揺り戻しがありまして、鉄道各社から正式発表があるまでは、もうブログ記事には書かない事にしました。

 でも今回の報道の通りであれば、何か特段の状況に変化が無ければ(発電所の故障など)、この夏は間引き運転は行われない見通しであり、その場合は鉄道各社からは特に発表は無いと思うので、今回は書いてみました。ただ裏を返せば、発電所の故障緊急時などでは更なる節電(つまり間引き?)をお願いする可能性もあるとのこと。

 そしてCBCラジオのニュースにあった文言では、阪急などでは7月19日から間引きを予定していますが、節電間引きが8月に行われるにしても、ダイヤ変更の周知にはある程度の時間がかかり、実際に節電によるダイヤ変更の可能性は少ない、とのことでした。

 そうですか!、阪急神戸線(に限らず阪急各線)は10分間隔で運転されており、その10分間隔のダイヤをいじらずにどれかの列車を運休するのではなく、そもそもダイヤ表自体を変えてしまうのを予定していたのですね。例えば12分間隔とか。どちらがいいのだろう、運休列車を出すやり方か、ダイヤ自体を変えるのか。

 しかし、電力供給状況が厳しいのは変わらず、駅構内の照明消灯など、細かい節電は今後も継続するとのことです。

 でもこの関西の鉄道こと、なんで名古屋のラジオ局であるCBCで出たのだろう。