mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

東山植物園の紅葉

2008年11月30日 | 東山植物園での花・植物

 もう11月も今日で終わり。名古屋市にある東山植物園の紅葉もほぼピークを迎えています。今年は葉の傷みも少なく、近年にない色づき具合ではないかな。

 森林散策にしては標高が低いですが、30日のお昼過ぎ、殆どあてもなく彷徨い歩いてきました。尤も彷徨いたくても園路全て覚えているんですけど…。

 ということで、今年の東山の紅葉、多分私が今秋見られる最後の紅葉かと思います。私の下手なコメント無しでご覧ください。

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落葉を踏みしめる感覚は、足元で秋を感じます。

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 東山植物園は、正に隠れた紅葉の名所です。今日も紅葉の名所では道が込んでいたようですが、東山植物園は地下鉄で行けてとっても手軽。色づいた木々は山間の趣もあり充分に堪能できました。

 それにしても寒かった。


リンクをはりました。

2008年11月29日 | このブログ

 あまりお気づきではないかもしれませんが、弊ブログのサイドバーに、ご近所ブログのリンクを設けました。

 このocnブログ人では標準では用意されていなく、管理メニューの「私リスト」から出来ることを知ったのが先月のこと。はやく設定せねばと思いつつ「メンド」が立って、おっぽり出していましたけど、やはり「相互乗り入れ」したく、サイドバーに「ぶろぐりんく」を設けました。また本ブログ記事に関連するwebサイトのリンクも設定しました。

 ブログのリンクは、今までこちらにコメント頂いた方とオフラインで知り合いの方のブログを紹介しています。殆どの方は未承諾ですので、もし不都合であればお知らせください。

 いろいろやってみると面白いですね。


公共施設の開館時間

2008年11月28日 | 思索と考え

 昨日放送のABCラジオ「桑原征平粋も甘いも」の中で、「征平の、じゃあこうしょましょ!」のコーナーでは、財政赤字にあえぐ大阪市について話題にしていました。その中で、いわゆるお客様を迎えての施設で、開館時間がいかにも「お役所」っぽく、民間では考えにくいことを強調していました。

 つまり、科学館など朝10時に始まり夕方5時に終わるのは、職員の勤務時間に合わせている。夕方5時では勤め人は来られず、多くの人は勤め人であろうそんな方々に来て頂くのなら、閉館時間を遅めるべき。そんなことを話していましたけど、う~んどうでっしゃろか…?

 閉館時間を勤め人の退社時間にあわせて三時間ほど遅くするのは、一部の美術館で曜日を限って行っているところはありますが、私もお役所的発想なのかな?経費のことを考えると、今の開館時間でもいいような気もします。もちろん開館時間を延ばす案は大賛成なのですが。

 このブログでよく書いている、名古屋市のランの館。ここは午後8時まで開館しています。都心の憩いの施設で、仕事帰りの方に来て頂いてます。

 スポーツの興行でも、野球やサッカーは午後6時とか午後7時の始まりがおおいですね。でも大相撲は午前9時頃から始まっており、幕内の取り組みも午後4時半からで、午後6時までには全て終えるようになっています。やはり事の性質の違いでしょうか。ある方が取り組み開始時間を遅らせ、幕内の始まりを他のスポーツ並に午後6時過ぎからやったらどうか?という意見がありますけど、やはり一長一短でしょうか。

 図書館。私の住んでいる市の図書館は、以前は午後5時閉館でしたが、今は6時までに延びています。一方で、名古屋市にある鶴舞中央図書館と愛知県図書館は平日に限り午後8時閉館。

 こうして考えてみると、明らかなる勤め人や学生を対象にする施設では午後8時までのように遅くまで開いていて、そうでない所は午後5時ごろで閉館、という図式が出来ているように考えます。


久田観正会大会能

2008年11月27日 | 能楽

 昨日投稿の「メーグル」に書いた通り、11月23日は、観世流久田勘〓(區に鳥)先生主宰の久田観正会社中による能がありました。お目当ては、卒塔婆小町・一度之次第と、菊慈童・遊舞之楽の二曲です。

 卒塔婆小町は一度之次第の小書き通り、「次第」はシテ登場の一回きり。つまりワキの高野山の僧が都への途上、鳥羽の辺りで老婆と出会い、その老婆が卒塔婆に腰掛けるのを見咎めることから曲が進んで行きます。通常は先にワキの僧が次第の囃子で登場しますが、これをカット。いきなりシテの老婆が登場する次第で始まり、シテは幕から舞台まで橋掛かりを10分あまりかけての歩み。こうした演出で、シテの老婆は実は趣のある奥深い人物であることが伝わってきます。その老婆は実は後年の小野の小町なのですけど。

 シテの方は名誉師範披露ということで、実力が備わった方でした。橋掛かりを10分もかけての歩みは、道成寺の乱拍子にもひけを取らないほど集中力を必要とするでしょう。声もしっかりとし、昔の栄華をしみじみと語り現在の境遇を嘆く様子は、もう十二分に年老いた小町そのもの。鳥羽(京都市伏見区)の光景が思い出されます。尤も今の地は建物ばかりが並んでいる所なのですが。

 次に菊慈童。こちらは観世流の稽古本にも収録されている曲で、比較的易しい曲内容です。しかし曲の易しさと曲趣を表現するとでは大きく違い、それなりの実力が無ければ舞うのが結構難しい曲でもあったりします。

 小書きの遊舞之楽が、正直申し上げますとよく分からないのですが、途中の舞事の部分、通常は楽(黄鐘調と盤渉調)がありますが、少し異なった囃子あり、その辺りに小書きという特殊演出であったかと思います。

 中国の昔、魏の頃、レッケン山から不思議な水が湧き出のでそれを見てこい、との勅命を受け勅使がやってきます。すると菊花乱れる中ならひょっこり少年が現れ、聞くとその少年は実は700歳もの長生き、長生きどころか老けていない。それは周の時代に遡りますが、ちょっとした行き違いで周の王から遠ざけられました。事情を知った王は過ちを悟り、とある詩を少年に送りその詩を菊の葉に移すと、葉の露が霊水となって700年経った今日でも若々しいという。

 そんな目出度さを舞で表し、やがて山中へ消えて行くという、そんなお話が菊慈童です。シテは女性の方でしたが、柔らかい動きがとても慈童らしく、さわやかな秋のヒトコマです。


とうとう大型車化?・名古屋観光ルートバス「メーグル」

2008年11月26日 | バス

Img_0050  11月23日は、名古屋能楽堂へ久田観正会の能を観に行きました。その様子は別途書くつもりですが、名古屋駅からはいつもの通り名古屋観光ルートバス「メーグル」で。連休でどうせ込んでいるだろうと思いつつ乗り場へ行くと、あらら、メーグルとしては初めて見る大型ノンステップバスが停まっていました。

 この日は乗り場に係員がいなかったので詳細は分かりませんが、今まで休日は大型車を2台入れている上に、さらに残りの2台も大型車に換え、中型の専用車はお休みにしたのではないかと思います。

 画像は、名古屋城正門前停留所を発車するNH-141。

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 車内は、さすが大型車の功を奏したのか、酷い込み具合ではありませんでした。紅葉の方へ行かれたのかな。一応体を回せるほどだったのですが、ノリタケの森からえらく沢山の方が乗車し、さすが「連休!」といえるほどの込み方に。