mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

今年ももうすぐ土用丑・でもウナギは高いらしい

2011年07月15日 | ニュースな話題

 夏ですね。平年よりも10日ほど早く来た今年の夏。このところ土用の期間の間日(まび)についての検索が少しずつ増えています。すいません、今年は春土用の際は完全に失念していました。今年の間日は調べて後日記事にします。

 で、土用とくれば丑の日。ウナギの日ですね。今年の夏土用は、7月21日と8月2日。夏土用の期間に丑の日が二回ある年は、暑さが厳しいとも言われていますけど、もう来週に土用の入りで直ぐに丑の日がきます。

 そのウナギですけど、今年は何やら値段が高いらしい。私は(元来高い)ウナギは食べませんので関係なく、高見の見物ですけど、養殖の稚魚となるシラスが捕れなく、しかもここ数年は台湾に限らず、大陸の中国でも所得増大でウナギを食べるようになり、日本に中々まわってこないのだそうです。

 シラスが不足なのは台湾でも同様で、台湾産のウナギも卸売価格が昨年より7割ほど高くなっているそうで、ただでさえ高い蒲焼き、今年は値上げするお店がでてくるのでしょうか。私は口にする事は無いと思います。

 ウナギに限らず他の魚も、台湾や中国からの輸入ものが減っているそうですね。輸入いうても、日本の漁船でも中国の漁船でも捕ってる場所は同じ海、水揚げの港が日本か中国かの違いですけど、台湾は勿論の事、中国でも魚の消費量が各段に増え、日本へは輸出量が減り、加えて価格も高くなっています。

 私思うんですけど、これまで戦後50年以上の日本の食生活、いや生活だけでなく経済も、周囲の各国は日本よりは発展しておらず、結果として日本の優位性で水産物を捕ったり入れたり(輸入)してきました。

 でも韓国は日本を追い越す勢い、台湾もほぼ先進国なみ、中国も外国から入れた技術を「我が国の技術」と言い張って新幹線を開業させるほどとなり、周りの環境がどんどん変わっているんですね。変わらないのは日本だけとなると、この先ますます日本を取り巻く環境は厳しくなって行くと思います。

 ウナギ一つとっても複雑な国際関係、考えさせられる事多いです。