mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

今日が最後ランの館

2014年03月31日 | ランの館

 私の隠れ家として、書斎代わりやお庭の散策など、個人的にいろいろ訪れてきた名古屋市のランの館ですが、いよいよ本日が、名古屋市の施設としては最終日となりました。

 それで、最後の催しとして、3月28日から本日31日まで、ランの館は無料開放しておりまして、年パスの有効期限が切れた私は、一ヶ月半ぶりに昨日、行って来ました。

 実は、無料である事を知ったのは一昨日のこと。昨日は、前記の通り伏見で演奏会があり、その後、徒歩でとぼとぼとランの館まで向かいました。

 正門。

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 無料である事を知らせています。

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門の左は、自転車が多数。やはり無料と言う事で、多くの方が訪れています。

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中へ入り、小展示室では、ランの館の16年のあゆみを、催事のポスターと映像で振り返るコーナー。

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 大温室は、多くの人が訪れる事を予想してか、植木鉢などを移動し、通路が広げられました。

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ここ、小展示室から大温室に入ったところの正面にデンと控える大きなコチョウランがあったところです。

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大温室は、先日の国際蘭展のときのオブジェクトと思われるのが幾つか。

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中庭は、イルミネーションがそのままでした。年末からお正月、ラブイルミネーションと、今回は長いです。

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 モデル展示棟は何かの展示会会場に。廊下も展示で、通れません。一旦部屋の展示の所を通ります。

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「書斎」として使っていた図書室は、こんな感じ。これでは、本が広げられません。

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 このバスの行き先表示も今日限り。

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 ・・・というわけで、今日この後、またランの館に出かけます。生kisomitakeを見たい方はランの館までどうぞ。(笑)

 ランの館跡地は、詳しい事は聞いていませんが、中庭は市の無料公園として、四季折々のお花を植えるとかで、建物は、どこか民間の方が使うそうです。その使い方をまだ聞いていません。

 私にとっては、コンセプトどおりの都心のオアシスとして憩いの場として使わせてもらい、年パスを買って足掛け10年のランの館でした。

【3月31日・画像追加】

 上から8枚目の画像、エントランスから大温室に入った正面に位置していた、コチョウランの大鉢、最終日の今日訪れたら、元の位置に戻っていました。

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シュターミッツカルテットと平山晶子室内楽演奏会Vol.3

2014年03月30日 | 音楽

Ccf20140330_00000  今日は、いつもお世話になっている、ピアニストの平山晶子さんが、チェコの弦楽四重奏団「シュターミッツ・カルテット」を呼び、室内楽を主催しておられ、その第三回目があり、拝聴してまいりました。

 会場は、私にとっては初めての伏見のしらかわホール。

 曲目です。

  • ドヴォルザーク
    弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 作品96「アメリカ」
  • シューベルト
    ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114「ます」
  • ロベルト・シューマン
    ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
  • (アンコール)
    日本とヨーロッパの春にまつわる曲を繋げた平山さんのご友人が編曲された曲

 ドヴォルザークの「アメリカ」は、第二回目で第一楽章のみ演奏されました。弦楽器の音の美しさを最大限に発揮されていましたね。第三楽章は皆さん、ノリノリ。それが第四楽章に受け継がれ、しっとりとまとめ上がった、いい曲です。上手い具合に構成されているんですね。

 あまり日本では馴染みが無い曲なせいか、楽章の終りごとに拍手がありました。

 シューベルトの「ます」は有名な曲。その有名な部分は第四楽章です。以前、とある演奏会では、面白いヴァイオリン奏者の解説で、第四楽章がメインデニッシュ、1~3楽章は、「前座!」と笑わせていましたけど、私は全ての楽章で好きです。脳内演奏できる曲の一つです。

 演奏は、シュターミッツ・カルテットにはコントラバスの奏者はいないので、この曲に限り、コントラバスを伊藤玉木さんが担当なさいました。

 コントラバスの低音がとても良かったです。今回座った場所が、最前列の一番右端。コントラバスに近いからなのか、余計にそう感じた次第。演奏が終わって、後ろの席で子供が、コントラバスの人だけ立って演奏するんだね。かわいそ~」と声が聞えました。

 有名な曲だけに、平山晶子さんも、シュターミッツ・カルテットの皆さんも、これまでに何度も演奏されたことでしょう。私も、生で拝聴するのはこれで二度目。前回は普通の建物の広い部屋で開催された演奏会でしたが、しらかわホールの音響を良さをしっかり感じました。

 以前弊ブログで、ピアノの平山晶子さんは音楽職人と書きましたけど、今回の演奏会でもとても音楽職人らしい表情をなさっていました。アイコンタクトが上手い方なのですね。ピアノの前に座る弦楽器奏者の表情をさっと読みとり、そして自らの演奏では、普段の優しさではなく、いかにも職人らしい表情。

 「ます」は、私も曲を良く知っていますので、どこでどんな表情をなされるのか、大体読めました。それに応じてこちらも呼吸を合わせたりしました。
akoさん、すいません、席で、こんなこと考えていました。

 「ます」で長いこと書いてしまいました。好きな曲なのでつい・・・。シューマンのピアノ五重奏曲、これは、初めて聴く曲ですが、いかにもシューマンらしいメロディです。

 先ほどのアイコンタクトで呼吸を合わせるところ、なにか不思議な安心感を頂きました。なんだろう。これが室内楽の愉しみというものだろうか。

 アンコールは、ヨーロッパと日本の春の曲を繋ぎ合わせたスペシャル版との平山さんから説明があり、モーツァルトの春、滝廉太郎の花。文部省唱歌のさくらさくら、メンデルスゾーンの春の歌、ビバルディの組曲「四季」の春、他にかすみかくもか、ビートルズのヘイジュード、これ感動ものでした。

 私自身が昨年、脳出血で具合が悪くなり、そうして迎えた春だけに、今年の春の嬉しさは一入です。しかもアメーバのブログ友がやはり昨年来の体調不良で、今年の春を迎え、春の歓びを十二分に感じている話を思い出しまして・・・、やっぱり春は良い!。嬉しい!。演奏を聴けるのも嬉しいですが、春が来ただけでこの嬉しさはなんなのだろう。自然の神様に御礼を申し上げなくっちゃ。

 生の演奏って、まさしく一期一会ですね。春も一期一会。毎年訪れる春ですけど、その表情は毎年違います。一期一会の春に一期一会の演奏会。なんという素晴らしいことか。

演奏後のステージ。
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ラジコがエリア外聴取可能に・radikoプレミアム

2014年03月28日 | デジタル・インターネット

 中波の民放ラジオ放送がインターネット上で聴取できるサービス「radiko」が、4月から有料サービスで放送エリア外でも聞ける事となりました。

 ラジコ(radiko)は都市部のコンクリートや電磁的遮蔽などで、ラジオ難聴となりやすい点の改善目的で始まったもので、インターネットのパケット送信で、パソコンとスマートフォンを用いてラジオ聴取するもので、エリア外聴取は、システム的には可能ですが、放送エリア外ではあえて聞けなくさせておりました。

 具体的ににはパソコンでは、プロバイダ(ISP)のドメイン判定、スマートフォンでは位置情報から放送エリアの放送局だけを聞けるようにしております。

 これがちょいちょいおかしな判定をするようで、ISPの中には、全部東京判定とするものや、或いは他の地域判定とされるのがあり、そうなると本来の地域にいるにもかかわらず、東京或いは、判定された地域をサービスエリアとする放送局しか聞けない事態が起こっているようです。

 例えば、CBCラジオは、愛知・岐阜・三重の三県が放送エリアとされており、この三県にISPが無ければCBCは聞けないものです。

 同様に私の自宅では愛知県で、東京と大阪のラジオは聞けません。

 これ大いに不満でして、同様の不満&エリア撤廃の要望が大きかったらしく、通常の無料サービスとは別に有料サービスでエリア外の放送も聞けるようにする見込みとは、以前にラジコから発表がありました。

 これが、いよいよ今年4月から「radikoプレミアム」として始まります。
http://radiko.jp/newsrelease/pdf/20140325_001_pressrelease.pdf

 月額350円は決して高くありません。私、多分申し込むと思います。

 とすると、早速競合するのは、平日午前のCBCラジオのつボイノリオとTBSラジオの大沢悠里、平日午後は、多分4月以降もCBCの北野誠を聞くと思います。TBSラジオの赤江珠緒さんははどうかな。

 土曜日の午前中が、個人的にラジオ空白時間です。CBCも東海も今一つパッとしません(個人の感想です)。TBSでは、永六輔の土曜ワイドがあって、江戸っ子の恵理ちゃんと楽しいトークしてるんだけどな。。。

 それと平日火曜日の午後は、ABCラジオの妹尾和夫、・・・とまぁ、ラジコプレミアムサービス開始で、CBCリスナーの私はCBC聴取時間は減りそうです。

 そう、これがこれまでネックとなって、エリア外の聴取は不可能でした。スポンサーさんが広告料金を支払って民間放送は成り立っていますので、そんなエリア内居住の聴取人口が減れば、広告料金にも影響しますので、それをどうクリアしたのか、4月から始まる事となりました。

 尤も、私は、ラジコ開始の時点でなく、もっと以前からエリア制限撤廃論者でした。なぜなら、PCで聞く、或いはスマートフォンでラジオを聞くという方はそれ程多くないと思います。

 やっぱりラジオ放送の聴取者層は、通常のラジオ受信機でしょうね。なので、さほど影響が無いと考えます。インターネットという強力な伝送手段がある以上、これを使わないのはありません。


煮込み蕎麦なんてものがあるんですね

2014年03月17日 | その他いろいろ

 この週末、15日土曜日と16日日曜日は、名古屋久屋大通久屋広場で、この時期恒例の旅まつり名古屋が開催されまして、日本他、一部外国の観光協会や自治体の観光部局のブースが設けられ、観光情報を広く提供し、各地の郷土芸能などを上演する催事がありました。

Img_0070_2  長野県からは、長野県の他、木曽・伊那の共同で観光連盟のブースがあり、木曽開田高原はソバの産地。半生のそばの他、画像にある、煮込み蕎麦というものが販売されており、始めて目にし、買ってまいりました。

 普通、蕎麦というものは、こねた蕎麦がきや麺にしたものに汁をかけるなりつけるなりする、食べ方が普通ですね。

 しかし、これ「煮込み蕎麦」と銘打っています。煮込みうどんならともかく、蕎麦の煮込みは始めてで、現地開田l高原のお店でもあるかどうかは分かりません。

 何しろ木曽へ行っても蕎麦店には入らないもので・・・。

 ブースの人によれば、普通の蕎麦とは少々製法が違うそうで、煮込んでもだれないようになっているそうです。

 肝心のお味は・・・と言うところですが、まだ昨日の今日で、未開封、半月ほど、賞味期限がありますので、食べるものが無い時に頂く事にしましょう。

 しかし、本当に初めて見ました。煮込む蕎麦なんて・・・。


あおなみ線にノンストップ列車構想・2016年度レゴランド開園で

2014年03月06日 | 名古屋

20140306aonami  中日新聞本日、3月6日付朝刊三面記事30面からです。名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線・・・通称「あおなみ線」に、線内ノンストップ運転となる列車を登場させるとのこと。

 2016年度に、金城埠頭に「レゴランドジャパン」が開園するそうで、アクセスとなるあおなみ線は各駅停車列車のみで、利便性を高めるために途中の9つの駅を通過する、名古屋駅~金城埠頭駅間をノンストップで走らせようとするもの。

 ノンストップにする事により、17分で運行するとのこと。
 実施予定は、2016年度の予定。

 これは、5日の市会(名古屋市議会)で議員質問の住宅都市局長の答弁で明らかになったもの。

 議員質問は、この機会にあおなみ線のスピードアップでさらなる利用促進を図るべき、とのことでした。

 あおなみ線は当初見込みを大きく下回る利用人員並びに収入で、累積債務も膨らみ、テコ入れが必要なところです。
 
※ ※ ※ ※ ※

 さて、ダイヤはどうなるのでしょう。あおなみ線は、全列車各駅停車を前提とした駅設備で、先行列車を退避させて、先に進むことはできません。こういう線で通過列車を設定させても、平均的な運転時間はさほど短縮できません。
 現在は昼間15分間隔、夕方は10分間隔で走っていまして、この間隔を広げる事は、既存の中間駅のお客さんの利便性を損なうので、目一杯、通過本位の列車を走らせる事はできません。
 各駅停車の運行間隔の間に割り込む形で各駅停車列車の少し前に発車して、終着駅には、先行する各駅停車の少し後に到着するようにすれば、設定可能です。

 ただ、10分間隔の夕ラッシュ時は、17分走行では先行列車に追い着いてしまうので、もう少し時間がかかりそうです。

 個人的に思うに、金城埠頭は国際展示場もあって、イベント開催時には多くのお客さんが利用なされ、また鉄道博物館もあり、このようなノンストップ運転は期待が持たれていました。ただ、中間駅の方がどう思うか・・・でしょうか。現状の運転間隔を崩さなければ、利便性低下にはなりませんが、相対的に「通過駅」とのサービス低下の印象を受けます。

 またイベント開催時には、先行の各駅停車列車を避け、直行列車にお客さんが集中する事による、列車遅延(ドアが閉まらないなど)も考えられ、単にダイヤ上の17分を先頭に出してのPRに重ねて、どの列車でも先に発車する列車が先に到着することを大きく知らせ、一つの通過直行列車に集中させない様な旅客誘導のあり方も検討せねばならないと思います。
 国際展示場のイベント開催時は、臨時ダイヤを期待するところですけどね。