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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

ピョンチャンオリンピック公式webの地図に日本が脱落

2017年09月29日 | 韓国に係わる話
 来年2018年の韓国ピョンチャンオリンピックの公式webページ(いわゆるホームページ)の凡例地図から、なぜか日本列島が抜けていたそうです。 そのため日本政府はカンカン、早急に対処を求めたところ、程なく修正されたとのことです。
 Yahooトピックから:平昌五輪 日本消滅!? 組織委HPで欠落、修正

 その日本列島が抜けていたという地図です。


 そのまま引用してきましたので、どの辺りに日本列島があるべきか、読者の皆様はお分かりだと思いますので、特に抜けた部分の拡大図は用意してありません。
 日本列島のほか、北方四島、さらに千島列島も抜けていますね。

 日本軽視か!(#^ω^)とか、オリンピックボイコットだ!という過激な声があるようですが、私は一応韓国の事情(状況)も分かるので、割と静観です。
 と、いうのは、韓国で発行される地図で韓半島(いわゆる朝鮮半島)全図では、四角いページに収めるため、北は白頭山から南はチェジュ島まで全道を治めようとすると、どうしても対馬は勿論、九州北部もエリアに入ります。しかし何故かしら、発行されている地図の中には、韓半島の南西には、海がそのまま広がっている地図があります。

 これは国土全図で四角い範囲に入れようとすると九州北部が入る例ですが、各道の索引図(日本で言う各県の索引)で、慶尚南道では南東の近海に対馬がありますが、その位置には見事に海。
 韓国の国民性から、「細けぇことは気にしない」、「国歌にもあるだろう『東海の海から日が昇る』」で東海(日本海9の向こうは海の世界。南海(対馬海峡)の向こうも海。
 そんな感じです。

 報道では、図に追加を施した業者のミスだったそうですが、それでも気が付きそうなもの、というのは日本人の感覚。韓国人は、東海の先は大海原です。

 もしかしたら、その業者が意識的に消したのかもしれません。そこまでは分かりませんが、韓国人の国民性から、案外気付かないものということは分かります。

 日本人としては、あまり騒がないことですね。騒いでも、糠に釘、暖簾に腕押し、さして響きません。

韓国の集会・デモの様子

2016年11月21日 | 韓国に係わる話
 ちょっとPC作業で頭を使うことを抱えており、ブログ投稿が滞っています。このまま休むと、どこか不調か?と心配されてしまいますので、テレビ、というかPCで見た光景から一つ。

 韓国は今、パククンヘ(박근혜)大統領の不正な情報横流し、さらに国政が一民間人の言葉によって左右されてきたことに対する、追及する抗議集会、さらにその後のデモ行進が行われ、その様子がインターネットでも中継されていました。

 インターネット中継は、わざわざの中継ではなく、このこの一連の不正を最初にスクープした韓国のケーブルテレビ局JTBCが「特報」番組として、集会が行われる時間帯に放送され、その放送がインターネットでもサイマル放送していたものです。

 先週11月19日(土)の放送、いつくかキャプチャーを取りました。
午後6時過ぎた頃。カンファムン(光化門)前のセジョンノ(世宗路)。光化門から奥は景福宮。さらにその奥が大統領府の青瓦台があるところ。セジョンノを手前に行くとソウル市庁。


セジョンテワン(世宗大王)像。朝鮮王朝第三代の王です。

光化門広場に35万人が集まる

ステージが設けられ、雰囲気としては野外コンサート。スタジオの解説が入ります。


ステージの様子。


パク大統領は辞めるべきか?はい88.5% いいえ11.5%


野外コンサートですね。


警察と対峙する様子も。




何かシュプレヒコールを叫んでいましたが、うまく聞き取れませんでした。


 ここからは日本のメディアが伝えていましたが、韓国の集会やデモはある意味、娯楽みたいなところがあります。
人がこれだけ集まりますので、これを目当てにしたいろんな商売がやってきて、まさに野外コンサート会場のよう。

 ここまでは穏便に来ましたが、今週末の集会はどうなのだろう。
これまで、デモの途中に警察と衝突して2名が連行されたという、JTBCのツイッターで知りましたが、デモと言うと放水車だとか、火炎瓶だとか、催涙ガスだとかを連想しますが、そんなことは無く、21世紀のデモなんですね。

 JTBCは一連の不正をスクープしたケーブルテレビ局だそうですが、実はこの一連の報道で初めて知りました。
 ツイッターの、おすすめツイート、にJTBCというハングル、つまり韓国語でニュースめいたことをツイート(発言)しているユーザーがあり、「これも情報源」とばかりフォローしました。
 社長が記者を兼ねており、政府の癒着をスクープする報道姿勢が優れていると、この一連の報道で知りました。

 このJTBCも少しだけ伝えていましたが、パク大統領不正追及集会・デモだけでなく、パク大統領を支持する集会も開かれていた、とのこと。
 この大統領支持者は高齢者で、現在の支持率5%の多くを占める年代層です。

 これ、直ぐにピンと来ました。
 20年ほど前、栄の中日文化センターで、元KBSアナウンサーによる韓国理解講座がありその話の中で、現代の韓国では(つまり20年前の当時)、経済が落ち込み、パクチョンヒ時代を懐かしむ人が多い、という話で、今ここでパクチョンヒの再来を願う人々、というお話がありました。
 私は、パクチョンヒは典型的な軍事政権で、元来私は韓国嫌いで通っていました。その嫌いな理由がパクチョンヒで、そのパクチョンヒを懐かしむ人々がいることを知りビックリ。
 さらにビックリしたのは、この講座の参加者にもパクチョンヒを支持する人がいたこと。その人らはまさしく私よりもはるかに上の年代。
 つまり、軍事政権云々よりも、経済成長なのだそうです。韓国経済が豊かになったのは、パクチョンヒのおかげ、ということで、後に大統領選挙でセヌリ党(新しい国の党)の大統領候補としてパククンヘが候補者となった際は、熱心に支持したと伺っています。
 そういう方々が、支持率5%のパククンヘ大統領のようです。

 ところで日本のマスコミで、パククンヘ大統領の漢字に読み仮名を振られていますが、「パク ク ネ」は間違いです。
 一文字ずつ書くと「パク クン ヘ」、続けて読むと「パックネ」です。
 ハングルでは、박근혜と書きます。

加湿器の殺菌剤で死亡者多数・背景に不正が蔓延る社会・韓国

2016年05月15日 | 韓国に係わる話
 久しぶりに韓国に係わる話のカテゴリでブログ書きます。このところ、韓国との縁が無くなっていますので、書くことが無かったです。
 韓国であるメーカーの加湿器の水に使う殺菌剤で多数の人が亡くなる事故が発生しています。
 既に日本のマスコミでも報じられていますが、背景には不正を行ってでも製品を売ろうという社会風潮かも。
聯合ニュース日本語版:2016.5.2付:加湿器殺菌剤による被害でメーカー謝罪 死者多数=韓国
中央日報日本語版:2016.5.6付時論:なぜ加湿器殺菌剤から国民を保護できなかったのか=韓国(1)
産経新聞記事:殺菌剤メーカー元社長逮捕 韓国、肺損傷で死傷者多数 大統領、徹底捜査指示

 この加湿器による殺菌剤で死亡者、というものは、韓国のある企業が加湿器を製造・販売するにあたり、使用する水に殺菌剤を使っていたが、この殺菌剤が加湿の水と友に殺菌剤成分も空中(つまり室内)に放出され、人の呼吸により胚細胞に吸着し、呼吸困難で死亡に至るというもの。
 2011年ごろから問題となっていたところ、今月に入り殺菌剤の安全性を検査する大学の教授が、メーカーから不正なお金をもらって都合のいいデーターにねつ造していたことが発覚、行政も把握しておきながら、適切な処置をしなかった、というもの。

 加湿器の殺菌剤は、日本では多分無いと思うけど、要するに、加湿器の内部は湿っており、常に細菌が増殖しやすい環境です。
 細菌が増殖すると、その菌が空中に散布され、人の健康に関わるので、予め水に殺菌剤を入れて、水自体を殺菌しておこうという、というのが発想の根本。

 こうしたところ、確かに韓国らしいところです。
 韓国は何事も「良い」と思えば、何も考えず、しかも少々きつめに邁進するところがあります。
 例えば、夏の冷房。韓国の百貨店などの建物の冷房は、大変きつく冷やしています。
 日本では節電で目安28度にしましょう、などというのは地球外のできごとか、というぐらい、ガンガンに冷やします。
 そして殺菌剤の安全性で、検査を依頼された大学の先生は、わいろをもらって、検査データねつ造。
 行政もわいろが飛び交ったのか、知らん顔。
 「韓国病」の典型例です。

 加湿器は、水タンクに水を入れ、それに超音波振動を与えて、水分子を送気管を通って空中に出す構造です。
 なので、構造的に湿り気が含みやすく、室内のカビなどの菌が付着すると、そのまま増殖したりしますので、使用しているお宅は、こまめなお掃除が必要です。
 最近はマンションなど、気密性の高い部屋でエアコンの暖房のお宅も多いと伺います。そんなお宅で加湿器が活躍しているそうで、日本では加湿器に殺菌剤を入れる発想は出てこなかったのか、有ってもしなかったのか。

ソウル南大門市場で価格表示義務化へ・7月から

2012年05月24日 | 韓国に係わる話

20120519namudemun  少し前のKBS(韓国放送公社)と2012年5月19日付中日新聞朝刊国際面記事からです。日本からも観光客が大勢訪れるソウル中心部(より少し西)のナムデムン・シジャン(南大門市場・??? ??)で、今年7月から価格表示を義務化するそうです。

 日本人には売り手と買い手のやり取りで価格を決めるのは不慣れな人が多く、それゆえボッタクリが絶えないらしい。日本以外からも外国人が多く訪れる南大門市場。そこで不明朗な価格を止めさせ、公正に価格を表示させる制度にすると、ソウル市中区(チュング)の方針だそうです。

 価格表示するのは全ての小売店舗。業者向け卸だけの店舗は対象外。一ヶ月間の猶予期間を経て、7月から罰則を含んだ価格表示制を義務づけるという。

   ◇   ◇   ◇

 これ最初耳にして、「プッ」と笑えました。定着するのかな。韓国は日本のような取り次ぎ店など流通制度が発達しておらず、勢い、小売店も普通のお客も「市場」というところへ買出しに出かけます。そこでは生きるか死ぬか(とはオーバーですけど)の一対一の価格交渉が行われ、そのやり取りは私にはよく解りません。値段の数字はわかりますけど。

 そして韓国の文化に正価はあまり根付いておらず、価格表示があっても一応値段交渉してみるものです。しかしそれも時代の変化で、近年は百貨店で定価を取り入れいますし、特にコンビニはほぼ全てが価格表示。これが登場してからは定価の文化が広がり出しました。

 さぁそこでナムデムン・シジャン(南大門市場)。市場はナムデムンだけではないですし、市中には普通の小売店が多いですけど、これらではまだまだ価格交渉次第ですね。

 7月から価格表示制を入れても、実際には高めの値段を表示して、実際には少し安く売る店が出てくると思います。でも韓国はどんどん変わっています。日本も昔は売り手と買い手で値段を決めてました。でもいまそんなのは夜のお店ぐらいですね。って行ったことないけど。やがて韓国でも価格表示が一般化する社会となるでしょう。

***5月25日追加
参考:朝鮮日報5/15付記事(ハングルです)
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2012/05/15/2012051500073.html


ノリのいい韓国の学生・カラオケへ行きました

2011年07月27日 | 韓国に係わる話

 先日、またまたカラオケへ行きました。今年に入って今までにないペースですね。って、それでも片手だけで数えられる数ですけど、既に昨年の回数越えてます。

 その先日は韓国コリョ(高麗)大学校から来た方々を含めた会合がありまして、終了後いつも懇意にしている方と一緒に帰ろうとしたら、そこに先ほど会合にいたコリョの女学生が一人。「あれ?どうしたの」。その女学生の方、懇意にしている方がホストファミリーでホームスティされてる方。

 で、三人でカラオケへ。韓国人の前で韓国語で歌を歌うのは少々気が引けるんですが、まぁここはいつもの調子でやりました。ノルサランハゲッソ(? ?????)とか、カッテイルサラン(カクテル愛・??? ??)とか、何しろ相手は大学院生、若い女性です(私から見れば)。

 「古いですね」などと言われましたけど(韓国語で)、しかしその女性の方が子どもの頃に流行ったはず、耳に覚えがあると思いますし、まぁなんというかノリが良いといったら、なんのなんの。マラカス持ってリズムに乗る様子は、韓国で見かけるサッカーのサポーターのよう。動き方がリズミカルですね。あれは日本の学生ではあまり見られない(と思う)。

 そして、今度は床を足で鳴らすほどで、ほんと、ノリがええわ。しかもコリョ大学校の大学院生とあって、カラオケDAMのリモコン操作を私の見よう見まねで直ぐ覚えるほど。そのうち自分であれこれ操作して、日本語の歌も歌われていました。どこで覚えるんですかね、日本語の歌。かくいう私も韓国後の歌、どこで覚えるんでしょうかね。
・・・私はラジオです。KBS、SBSなどで。

 ところでそのコリョの大学院生にカラ(??)のこと訊いてみました。当然知ってはいますけど、やっぱり世代が違うという感じらしい。日本でいろいろブレークさせているらしいですけど(実は知りません)、私が知っているカラはデビューして暫くの頃。その歌「ハニー」を出してみましたけど、若すぎて私には歌えない、だそうで。

 いろいろですね。やっぱり本場の人から改めて教えられる事、多々です。