mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

阪急宝塚線と京都線・電力使用95%超で間引き実施の方針

2011年07月22日 | 鉄道

Img_0030  今日の神戸新聞web版、お昼に更新されたニュースからです。阪急電鉄はこの夏の節電対策で「需給状況を見極めたうえで自主的に判断する」と説明し、関西電力管内の電力使用率が95%を超える場合、関電側の要請を待たずに独自の判断で、間引き運転を実施する方針を21日、明らかにしたとのこと。

 このニュースは「する」「やめる」で二転三転しておりますが、一度は間引きを行わない方針となりました(その記事)。しかし大飯原子力発電所1号機で緊急炉心冷却装置トラブルが「予期せず」発生する不測の事態に。その大飯原発も今日中には4号機が定期検査で運転が停止され、関西電力管内は半月前の見込みよりも電力事情が厳しくなり、日本国政府から10%の節電要請が出されております。

 関電は21日(つまり昨日)、阪急のほか、私鉄四社に担当者が訪れ需給状況を説明。逼迫した場合は一段の節電を求める可能性があると伝えたという。

 阪急の自主的な間引き運転対象は宝塚線と京都線で、平日の正午~15時頃に実施。宝塚、京都の両線で行うのか、どちらかの路線だけで行うのかは未定。また一部普通電車を6両編成に差し替える神戸線は、間引きの対象外。(その際の記事

 そうか、宝塚線と京都線では場合によっては減便ですか。これ、ひょっとしてこの両線には短い編成が所属していないからなのかな。神戸線所属編成は、かつて神戸高速を経て山陽電鉄の須磨浦公園駅まで乗り入れていて、それ用の6両編成があります(普段は2両繋ぎ8両組成で運転)。でも宝塚線は全て8両編成、京都線は7両と8両編成で運転されており、手ごろな6両編成も無く、そこで数本の列車を減らす事となったのかと考えられます。
(数本運休なのか、数本を減ずる節電ダイヤになるのかその辺りは不明)