mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

放送事故か故障か紛らわしい

2010年08月31日 | ラジオ・テレビ

 ABCラジオを聞いていると、いやABCに限らず在阪のラジオ局どこでもでしょうが、阪神高速道路のラジオCMがありまして、ETCによる料金精算レーンの開閉バー、これ「上がる速度が遅くなる事に注意してくれ」という内容のCMで、数秒ほど、約3秒か3.5秒くらいかな、音が出ない部分があるんです。

 「バーの上昇がゆっくりとなる」という内容のセリフがあり、続いて・・・無音・・・、「へぇー」「アンタは遅い!」というセリフに続きます。

 この無音部分、当方では渓流沿いでラジオを聴いているようなもので、雑音に消されて本当は何か小さな音が出ているのかもしれません。でも聴いている限り無音となり、今はもうCMの内容が分りましたけど、最初の内は「ラジオ故障か」とか「おや?停波?」とか、トラブルがあったのかと思いました。

 当方のラジオはコンセントからと電池からと併用で、接触不良かと見に行ったほど。動き出したらラジオから、「えらくゆっくりやな」と続いて故障ではないと判明。紛らわしいでっせ。

 最初の三回ほどはダマされましたな。それからもまだ慣れなくて、無音で一瞬耳に意識が向きます。これが目当てなのかな。要するにETCレーンの進入速度が速く、対策として開閉バーの速度をゆっくりとすることで運転者にETCレーン進入速度を抑えようという内容のCMです。であるからに注目してもらうためのテクニックなのかな。

 ラジオ放送では5秒間無音が続くと放送事故になるそうですね。放送事故よりも無音が続くと、こちらのラジオ、コンセントが外れたとかホントに故障とか、そんなこと疑って仕舞いますが、タマにあるんですね、無音状態。民放よりはなぜかNHKでよくお目に(お耳に)かかります。でもネット上での情報では、深刻な放送トラブルはNHKよりも民放の方で起こっているそうで。

 

 ところでETCレーンの開閉バーは、あれ結構柔らかい材質で出来ているそうで、4年ほど前にあるバス会社の人と話したら、車載器とのやりとりが上手くゆかずバーが上がらなかったことがあり、ブレーキをかけてもバーまで停まらなかったとのこと。降りてバーを見たら、ぐにゃりと曲がっていたそうな。結構柔らかい材質で出来ていると、その時分ったらしい。

 私はその話を聞いて、「へぇなるほど」と思いました。私があの開閉バーを間近に見ることは極めて少ないですからね。

 

 ETCついでに。名古屋の市営バスで名古屋高速道路を経由する「高速1号系統」。あれいつからETC取り付けになったのでしょうか。先般乗ったらETCレーンを通りました。


松坂屋名古屋駅店が36年の営業を終えました

2010年08月30日 | 名古屋

 このブログで何度か書いている、名古屋駅ターミナルビル建て替えに伴う松坂屋百貨店の行方。新しいビルに入居するかしないかで話題を高め、今年2月に閉鎖・撤退することを決めました。

 そして昨日8月29日。36年間の名古屋駅店としての営業を終えました。

 あまりこの種のセレモニーは見たくはなかったのですが、名古屋駅店はあまり買い物はしなかったものの、やはりそこは私が普段愛用している松坂屋百貨店。一つの店舗が無くなるということで、帰る頃合いがほぼ同じでもあり、遠目ですが少し様子を見てきました。

 午後7時40分頃。栄方面からのバスで到着すると、南側の入口がなにやら人だかり。ここで閉店のセレモニーをするらしい。折角なので最後の名古屋駅店を見ようと、中へ入りました。店内放送のスピーカーから「♪蛍の光」が普段より大きな音で流れ、既に片付けに入っているフロアもあり、いつもとは完全に違う雰囲気。

 はよ出なアカン状態ですが、5階に結構好い絵画が売っており(片付け中)、しばし鑑賞。よう閉店直前にそんな絵を見る気になれますね。時計見たら7時58分で、流石に出なくてはならない。でも何人かお客さんがいます。エスカレータで下へ降り、店員や役員に見送られて北側の出口へ。

 そして南側へ回り、人の数はさっきより増えてます。人だかりを避け、以前に名犬サーブの像があったところから遠目で見てましたが、やたらと「通路をお空け下さい!」の警備員の声ばかり。まだセレモニーは始まっていないみたい。

 8時15分頃に拍手が起こり、店長の挨拶が始まったようです。多くの人一斉に携帯電話を頭上高く掲げはじめました。よくは聞き取れなかったですが、36年間の営業に対するお礼、そして「店を閉めます」のような事を話し、すると拍手とほぼ同時にシャッターが降りはじめました。私の位置からは見えませんが、店長以下店員がお辞儀をする前をシャッターが降りる、これまでにもニュースで見た光景があったのでしょう。そこは想像するしかありませんが、これで松坂屋の店舗が又一つ無くなったことを実感する場面でもありました。やっぱり寂しいです。

 

 しかしテレビカメラが多く来て居ましたね。店内でも写しており、私も何度かカメラに写されていましたが、テレビのニュースは見ないのでチェック出来ません。

 また携帯電話カメラや小型デジカメで、店の看板を写す人もやたらと多かった。最終日もその前日もそう変わらないと思うんですが、やはり最終日と言う特定の日に拘るんでしょうか。鉄道の路線廃止でも営業最終日に近づくと日に日に増え、いやこれは分りますが、最終日はそれが一気に上昇するらしい。

 セレモニー終了後、直ちにビルのエレベータ扉脇にある案内板で、松坂屋関係の案内表示撤去作業が始まりました。1階~6階の松坂屋部分を剥がす作業です。

 この文章書いているのは午前1時頃。今日の新聞各社、特に地元中日新聞は松坂屋名古屋駅店閉鎖を伝えるでしょう。いろいろな想いが交錯する百貨店。記者さんも色々な想いがあるはずで、どんな文章になるのか、朝起きて新聞を見て、また寂しい想いになるかもしれません。

***8月30日12:30追補
 中日新聞朝刊は、一面と社会面で報道。しかしその範囲は比較的小さく、それはそれで、又寂しい物を感じました。ちなみに一面は、鳩山氏が菅・小沢会談を要請、東海豪雨新川訴訟、それと「どまつり」フィナーレの記事で、写真が大きく掲載です。


金城学院大学人間科学部の定期演奏会を拝聴しました

2010年08月29日 | 音楽

 名古屋市の守山区に、金城学院大学というキリスト教系の大学があります。ここに人間科学部芸術・芸術療法学科というのがあるそうで、ここでピアノ演奏の定期演奏があることを暫く前に知り、昨日はその第9回定期演奏会があるというので行って来ました。

 youtubeでショパンの演奏を探していた時に、この人間科学部芸術・芸術療法学科の定期演奏会の模様がアップされており、それでこんな演奏会があると知った次第。そのyoutubeに上げられた演奏は中々高度なもので、こんな演奏を聴かせて頂けるのであれば伺いたいと思っておりました。

 8月28日土曜日。午後1時から。場所は中区伏見のいつものところ中電会館「ザ・コンサートホール」。演奏者は26名と声楽のソプラノが6名の演奏。数が多いのでその全てを紹介することは出来ません。私の好きなフレデリック・ショパンの演奏は、2名(2曲)だけで、スケルツォ2番とポロネーズ5番。

 途中休憩2回を挟み、5時間30分の長丁場でした。当初4時間程度かな?との想いで伺い、早く終ればどまつりを見に行こうとも思っていましたけど、5時間30分の午後6時半終了予定。しかしこの休憩を除くと5時間、くだけて書くと「ピアノ漬け」。ショパン以外でも知っている曲はありましたけど、半分ほどは「初めまして」の曲。プログラムの挨拶にもあるとおり、高水準な演奏でした。

 さらにプログラムによればこの演奏会は、芸術・芸術療法学科で二次に亘るオーディションを経ているそうで、演奏者さんの裾野が広いですね。

 演奏会は、2年生のピアノソロ、休憩を挟み3年生と4年生のソプラノ、3年生のピアノ、そして休憩を挟み4年生のピアノソロ。この4年生の部に出ておられる方で、他でもお名前を目にした事があります。演奏活動をなさっているのでしょうね。舞台に出てピアノに歩く様子や姿勢など悦にいったもの。そして目でチラと腰掛の高さを確認するなど、ベテランですね。名前覚えておいて、今度演奏なさる機会があれば、聴きに行こうかと思います。

 心と体に染み入るピアノの音色を存分に堪能し、外へ出たら午後6時半を越えてました。その後の予定に少し喰い込みましたけど、慌てることな平然と伺ったのは、幸せを得たからなのか、元々が図々しいからなのか。頭の中はまだピアノが交錯しています。


夏休みが短くなる傾向

2010年08月28日 | うんちく・小ネタ

 毎年楽しみにしているNHKラジオ第一放送「夏休み子ども科学電話相談」。今年は昨日で放送を終了しました。正直「まだ31日まで8月があるのにもう終ってしまうの?」という不満と言うか残念と言うか、そんな気持ちがあります。

 昨年のこの番組は8月29日土曜日まで放送がありました。

 そして今年、ご近所ブログの主の長男が通う中学校が、妙に夏休みが短い事に端を発し、最近分ったことに、ここ数年で北海道や長野県など寒冷地以外の学校でも、夏休みが短くなって来ているという事。それが今年は更に進んでいるようで、高校野球終了後の今週の放送は、幼児の質問が例年より多かったかな?という印象です。

 実際の所、小中学校、さらには高等学校もここ数年、特に今年から夏休み短縮化が進んでいるらしい。この背景に学習指導要領の改正で授業時間が足りなくなっているのだそうです。以前の様に土曜日はハンドンではなく、今や完全週休二日ですね。そして取り入れられたゆとり教育。どこが「ゆとり」かは分りませんが、今さら週休二日から土曜日半日授業には戻せないのでしょう。であるならば何処かで休みを削らねばならない。

 そこで長期休暇である夏休みから授業時間を捻出させているのだそうだ。学校によりまちまちですが、7月も25日前後位から休みに入り、三週間から四週間程度が多いらしい。これ長野県の話ではなく、愛知県や東京都など温暖な地での話です。

 私の住む愛知県一宮市の公立小中学校は、これまで通りの8月31日までが夏休みです。これとても学習指導要領は全国共通ですので、来年以降、どうなるか分りませんね。

 全国的にこの傾向ですと、益々「夏休み子ども科学電話相談」の時間が減ってしまいます。こうなれば、やはり高校野球の放送は止めてほしいな。あの二週間は非常に残念です。それに今年は8月第一週は急遽入った国会中継で、殆ど飛んでしまいました。

 

 ところで今回の記事は学校の話でしたけど、愛知県以外でこのブログお読みの方、学校(特に小中学校)の時間割で「放課」という言葉、御存知でしょうか。「放課後」ではありませんよ。


とうとう来た・ショパンと同じ年・文化7年生まれの200歳

2010年08月27日 | ニュースな話題

 この種の記事も5本目ですね、高齢者行方不明に端を発し、江戸時代生まれの方の戸籍が除籍されていない問題。こんなに表面化するとは思わず、もうこれが最後かと、しかもこれが「最高齢」かと記事にしました。

 本日帰宅して、Yahoo!などポータルサイトのニュースを見たら、「出ました!」とは失礼ですかな、長崎県壱岐市で文化7年(1810年)生まれの200歳の方が除籍されずに残っていた、というニュースがありました。しかもコンピュータ処理化する過程でもすり抜けていたらしい。

 1810年とは、ピアノ好きの私としては、フレデリック・ショパン、ロベルト・シューマンと同じ生まれ年であることをすぐに思いだしました。Yahoo!の記事では、文化7年(1810年)は国定忠治が生まれた年でもあるらしい、なのだそうです。

 今日の昼間、文政7年生まれの方が除籍されていない記事に書いた通り、明治5年の明治新政府による戸籍に記載されていて、その後除籍されずにいる考えうる最高齢は1797年前後、オーダーとして1790年代かな?と書きました。

 この壱岐市で明らかとなった1810年生まれの方は、58歳で明治維新、62歳の時に戸籍が作られております。その後どのような経緯があったのか文章では分かりませんが、明治末年(明治45年・1912年)で既に100歳を越えておられますので、明治時代に亡くなられていたことは濃厚でしょう。

 しかしどこまで続くのでしょうね。