ABCラジオを聞いていると、いやABCに限らず在阪のラジオ局どこでもでしょうが、阪神高速道路のラジオCMがありまして、ETCによる料金精算レーンの開閉バー、これ「上がる速度が遅くなる事に注意してくれ」という内容のCMで、数秒ほど、約3秒か3.5秒くらいかな、音が出ない部分があるんです。
「バーの上昇がゆっくりとなる」という内容のセリフがあり、続いて・・・無音・・・、「へぇー」「アンタは遅い!」というセリフに続きます。
この無音部分、当方では渓流沿いでラジオを聴いているようなもので、雑音に消されて本当は何か小さな音が出ているのかもしれません。でも聴いている限り無音となり、今はもうCMの内容が分りましたけど、最初の内は「ラジオ故障か」とか「おや?停波?」とか、トラブルがあったのかと思いました。
当方のラジオはコンセントからと電池からと併用で、接触不良かと見に行ったほど。動き出したらラジオから、「えらくゆっくりやな」と続いて故障ではないと判明。紛らわしいでっせ。
最初の三回ほどはダマされましたな。それからもまだ慣れなくて、無音で一瞬耳に意識が向きます。これが目当てなのかな。要するにETCレーンの進入速度が速く、対策として開閉バーの速度をゆっくりとすることで運転者にETCレーン進入速度を抑えようという内容のCMです。であるからに注目してもらうためのテクニックなのかな。
ラジオ放送では5秒間無音が続くと放送事故になるそうですね。放送事故よりも無音が続くと、こちらのラジオ、コンセントが外れたとかホントに故障とか、そんなこと疑って仕舞いますが、タマにあるんですね、無音状態。民放よりはなぜかNHKでよくお目に(お耳に)かかります。でもネット上での情報では、深刻な放送トラブルはNHKよりも民放の方で起こっているそうで。
ところでETCレーンの開閉バーは、あれ結構柔らかい材質で出来ているそうで、4年ほど前にあるバス会社の人と話したら、車載器とのやりとりが上手くゆかずバーが上がらなかったことがあり、ブレーキをかけてもバーまで停まらなかったとのこと。降りてバーを見たら、ぐにゃりと曲がっていたそうな。結構柔らかい材質で出来ていると、その時分ったらしい。
私はその話を聞いて、「へぇなるほど」と思いました。私があの開閉バーを間近に見ることは極めて少ないですからね。
ETCついでに。名古屋の市営バスで名古屋高速道路を経由する「高速1号系統」。あれいつからETC取り付けになったのでしょうか。先般乗ったらETCレーンを通りました。