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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

一宮市役所庁舎の食堂撤退

2016年01月29日 | 地元尾張の話
 昨日は多忙で一日休みを頂き、1月27日の中日新聞朝刊記事からです。15階建ての新しい一宮市役所本庁舎の11階にある食堂が収益性の少なさから撤退するそうです。
記事


 ここの食堂は11階にあり、眺めが良く、市役所に用の無い人でも誰でも利用できましたので、手っ取り早く高いところからの眺めが出来ますので、時々行っていました。
たしかに、いつ行っても、人は少なかったですね。
食事時間帯以外に行っいたので、こんなものかと思っていましたが、経営を左右するほど食事時も少なかったのですね。

 ここの食堂は、職員利用を大きな目的としていますので、雰囲気も社員食堂のような感じ。
 トレーを持って、頂きたい食品のお皿を載せ、最後に会計を済まします。
 この会計も自動で、基本はToicaの交通ICカード清算。
 トレーを会計の所定の台に載せると、自動で計算され、Toicaをカードリーダにかざして清算終了。レシートをとって、トレーを持って、席に着きます。

 これでもそれなりの手間がかかりますので、忙しい職員のために、テイクアウトのお弁当も販売しており、それはお弁当をとって、レジで精算して、そのまま課の職場へ戻り、職場の自席でいただく、というもの。

 新聞記事によれば、職員の7割ほどが利用しないんですね。
 いれは意外と高い数字。
 道理で、周辺の飲食店が賑わっているわけです。

 この市庁舎の食堂は、来庁者のほか、職員の福利厚生の施設でもありますので、食堂を完全にやめるわけにはいかず、早急に次の運営者を決めねばなりません。


 個人的には、「トレーに載せて」というところが気になりました。
 来庁者も利用できますので、来庁者の中には私のような体が不自由な方もいます。それが理由でしばらく躊躇していました。
 そこで店の人に尋ねたら、席までお持ちします、とのこと。
 それを伺い、何度か訪れています。
 カレーが480円で、結構安い。
 その値段であの展望。
 私は個人的におすすめです。

 ただ個人的に気になったのは、準備の都合もあるでしょうが、午後3時で食事ものは終了、以降は喫茶のみでした。
 それを知らずにカレーを頂きに行ったら、「終了しました」で、駅のカレーハウスへ行ったことが、かつてありました。

 11階食堂から眺めた写真を撮りましたが、直ぐには見つかららず、先週に14階の会議室まで上った際に写真を撮ってきましたので、それを代わりに載せます。


 新聞記事では、閉庁日となる土曜休日や、時間外の営業も考えるとか、アルコールの販売も考えるとかありますが、それを行うと、庁舎一階のエスカレータホール誘導で、それなりの設備が新たに必要になります。
 でも面白そうですね、一宮の夜景を見ながらの食事。
 私の自宅は市役所の北の方ですので、直接見ることはできませんが、アイデアとしては面白いと思います。

祖父江砂丘と大変貌した森上駅

2015年10月16日 | 地元尾張の話
 今日は、祖父江砂丘で行われた、祖父江サンドフェスタの砂の造形を見てきました。
 サンドフェスタの本番自体は、10月10日と11日でしたが、砂の造形オブジェは、18日まで展示するとのことで、行ける日だった今日、行ってきました。

 祖父江砂丘とは、木曽川の流れ、旧中島郡祖父江町の大字祖父江から大字拾町野にかけての木曽川左岸に広がる砂地。
木曽川の流れに乗った砂が、流れがゆっくりになるこの辺りで、伊吹おろしの風に吹かれて、左岸に堆積したものです。
この砂を使ってのイベントが中島郡祖父江町時代から行われており、その名は「サンドフェスタ」。

 フェスタの目玉は、豊富な砂を使っての造形作品作り。

 祖父江町時代には、何度か制作過程の様子を見ることが出来ましたが、稲沢市編入以降は、本番はもちろんのこと、制作過程も見ることが無いまま過ぎました。

 祖父江町時代には無かった、最大の変化は、フェスタ本番の日は森上駅から送迎バスが出ていたこと。祖父江町時代は送迎バスは無く、地元の方や縁の方が知るのみのイベントでした。森上駅からのバスを用意することで、遠隔地からの来場者も狙っているもの。

 過日、ラジオの中継で、このサンドフェスタの砂の造形から中継があり、本番が過ぎても18日までは、展示するということで、久しぶりに行ってみました。

 そこまでの交通機関は無いので、少し遠いですが、祖父江ふれあいの郷まで稲沢市コミュニティバスを利用します。


 ここからが遠い。今日はふれあいの郷が休館日でしたが、バス発着のため、敷地の門は開いていました。


 村祭りの様子ですね。幟が立っています。


 堤防を越して、木曽川の流れに近づきました。


 悠々と流れます。川幅は1km以上あります。


 家からも養老の山々が見えますが、ここまでくると、間近に見えます。


 砂の造形展示。場所が変わったようです。以前の祖父江町時代は、先に見える木の列の向うでした。


 国府宮神社のはだか祭りの奉納鏡餅。


 作品にも稲沢市のものが多くなりました。はだか祭りなので、儺追布。


 祖父江町には、善光寺東海別院があります。今年は善光寺さん御開帳の年。(御開帳はもう終わりました)


 屋根の造形が上手い。



 四国は、土佐のくろしおと波。


 波の造形が上手い。


 約2時間ほどの滞在の後、ふれあいの郷へ。
休館日ですが、バスが出入りしますので、少し開いています。


 帰りのバスは、国府宮まで乗るつもりでした。
 しかし、往きに乗ったバスで見た、森上駅前の大変貌が凄まじく、これは降りて見なければならないと、予定を変えて、森上駅で下車し、尾西線で一宮へと戻ることに。

 その大変貌ぶりの森上駅前。


 駅前の旅館「森上屋」は残っていますが、直接車で葉乗りつけられない構造に。


 有名なお菓子屋さん、松月堂はそのままですが、何やら行きにくい構造に。


 ガソリンスタンドはどこ行った。


 森上駅に至る道と、八神道とさらに細く狭い道が交差する、五叉路はそのままでした。


 松月堂さん前から北を見ますけど、写っているガソリンスタンドがシェル石油で、移転(立ち退き)した店舗のようです。


 松月堂さん前から森上駅。


 昔の八神道。左に見えるロータリーには、古い家が並んでいましたけど、立ち退きになったのだな。


 尾西線と八神道が交差する踏切付近から。


 理容店や自転車預かり所が並んでいたのですけど。新聞店も。
 それとガス屋さんもありました。


 八神道踏切付近は、昔のまま。こういうの見るとホッとします。


 駅前ロータリーなので、バスの発着・転回は容易になりました。


 元はホームだったところのバス転回用スペース。
ここは名鉄の敷地なので、ロータリー計画には入っていなかったらしい。


 森上駅は善光寺さんへの下車駅。
 石碑は柵の中へ閉じ込められてしまっています。これは以前からのことです。


 この石碑は、大正に入ってからの建立。その当時は、この1番ホームにも旅客列車が発着していたのだろう。


 奥町駅から持ってきたゴミ集積用の箱はそのまま。


 昔からの森上旅館と食堂「のんき屋」。
 この光景は変わらないけど、地べたが違っています。アスファルトではなく、歩道タイル。


 このたこやき屋さんは、そのまま残っていた。嬉しい。
久しぶりに店の大将と会い、ロータリー建設の話をいろいろと伺いました。


 ここのたこ焼き屋、事前に電話するように、とされていまして、祖父江砂丘で森上駅に寄ることを決めた時、タコ焼き屋さんにも寄るつもりになり、電話しようとして、ハテと手を止めました。「ロータリー建設で立ち退いているかもしれない」。
 バスを降り、行ってみたら店がありました。大将にそのことを放したら、笑ってました。

 なんでも、昨年の秋から工事が始まり、こんな姿になったのは、今年春とのこと。

 この変わり様は、単に変わった、ではなく、恐ろしいほど。
 街の姿が変わると、痴呆症が起きる、という説がありますが、その説が何となくわかります。

 少しずつの変化なら兎も角、いろいろあったものが一気に無くなってしまう。
過日の茨城県の水害でも、そんな感じ(感覚)だったのでしょうか。

 森上駅前の超大変貌を見て、それは恐ろしい感覚になりました。

名鉄海上観光船・伊良湖師崎間カーフェリー9月廃止へ

2014年02月26日 | 地元尾張の話

 昨日2月25日の中日新聞朝刊記事からです。愛知県の知多半島の先っぽの師崎(もろざき)と渥美半島の先っちょ伊良湖(いらご)を結ぶ、名鉄海上観光船のカーフェリーが本年9月末に廃止される方針とのこと。

 近く株主総会で正式決定?し、中部運輸局に航路廃止の申請をするという。

 新聞記事です。(クリックで拡大・いつもより大きめです)
20140225meiferry

 この間のカーフェリーは、1969年に就航したとの事です。比較的近年なのですね。

最盛期の2007年度に比較して、乗客・収入とも、三割ほど減少、2012年度まで3年連続の赤字、さらに燃料費の高騰に加え、船体も建造から20年を経て老朽化も目立ち、新規の建造の必要も有り、今年夏の頻繁期を過ぎた9月末に廃止する事にしたという。

 新聞記事では、過去にやはり伊良湖と三重県鳥羽とを結ぶ元は近鉄系列の伊勢湾フェリーが経営難を理由にカーフェリーの航路廃止を打ち出し、愛知県と三重県の支援もあって、現在に至って運航している例があるとのことで、この師崎伊良湖フェリーも地元を中心に存続に向けた公的支援を求める動きがあるものの、見通しは立っていないとのこと。

 私思うに、伊勢湾フェリーとは事情が大きく違う所は見逃せないと思います。伊勢湾フェリーは国道259号線及び42号線の海上区間を為し、景気の状況にもよらずに貨物自動車の需要が多くありますが、さすがに師崎~伊良湖間では、国道航路でもなく、名古屋から渥美半島西部への最短経路で、この需要はありますが、生活路線ほどでもないので、存続への公的支援は観光需要を睨んでの事になりましょうか。

 知多半島も渥美半島も半島特有の観光の地。三河湾周回の観光には必要な航路ですので、今後どのような動きが出るのか、気になるところです。

 なお今回、廃止の方針が出たのは、師崎~伊良湖間のカーフェリーで、この航路には高速船は無く、河和~篠島又は日間賀島~伊良湖間の高速船は言及されていませんので、10月以降も存続でしょう。

 また師崎~篠島又は日間賀島のカーフェリーは何の言及もされておらず、しかも生活航路なので、こちらも存続でしょう。

 この師崎~伊良湖カーフェリーは一度だけ乗った事が有ります。当時あった、名鉄グループ7社2dayフリーチケットで、名鉄海上観光船の乗船巡りの一つで、伊良湖から師崎まで乗りました。

 高速船の小さな船(というより「ボート」だな)ばかり乗っていたので、カーフェリーはどっしりと大きく、さすが「ふねぇ~」と思ったものです。船室は2等と1等があり、1等は船内で差額を支払い利用するものでした。

 自動車甲板には、半分くらいの乗用車を載せて出港。港を出ると、なぜか皆さん、売店へ行かれるんですね。これ停泊中から売店へ行ってもよさそうなものですが、伊勢湾フェリーでも港を出てからの売店買い物。なにかのお決まり事みたいでした。

 高速船では波を上り降りのような航海でしたが、さすが大型のカーフェリー、少々の波にはびくともせず、慣性の法則の通り、ゆったりとした航海。

 2月の閑散期ではありましたが、若干利用が少ないなと感じた。5年ほど前です。


3月に「一宮まち歩きクイズラリー」・一宮をもっと知ろう

2013年01月31日 | 地元尾張の話

 本日の中日新聞尾張版記事からです。尾張国一ノ宮の神社である「真清田神社」を控える愛知県一宮市。その神社と繊維で発展してきた一宮をクイズで巡る「一宮まち歩きクイズラリー」が、3月23日と24日に行われるそうです。

記事のスキャン画像。クリックで拡大。

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 内容はこの画像を見ていただく事にして(拡大しても文字が小さいのは御容赦)、一宮市の観光部局、市役所のどこになるのかな?、昨年11月の尾張一宮駅前ビル「i-ビル」のオープンでビル内にも比較的広いスペースで観光案内所を設け、結構観光に力を入れています。

 一宮市は一つは真清田神社の門前町として発展した町、さらにかつては養蚕が盛んな地であったことから繊維の街、織物産業で大きく発展しました。国内だけでなく、海外取引でこれまでになっておりますが、その繊維産業が海外に移転しつつある傾向でもあり、この一宮で生産するのは減っていますが、そのデザイン開発はまだまだ行われており、いろんな発表会や展示会が行われています。

 そんな一宮をクイズで答えつつ、街を歩くイベントだそうで先日、駅内の観光案内所でそれらしき話を伺いました。

 私は参加しないでしょうが、多くの方に参加してほしいですね。どんなクイズ設問なのかな。一宮城跡とか、真清田神社の祭神の名前とか、そんな問題でしょうか。

 クイズラリーは、3月23日と24日の午前9時から午後2時。各日500人だそうで、駅内の観光案内所がスタート地点だそうです。


尾張一宮駅に出来たi-ビル探検

2012年12月29日 | 地元尾張の話

 今年11月1日にオープンした、JR東海尾張一宮駅の、元は駅ビルが建っていた場所に新たな駅前ビル「i-ビル」。

 このi-ビルは、以前の駅ビルと違い、一宮市主導の民間施設。以前の駅ビルは、尾張一宮駅としての駅務設備が入った、いわば「駅舎(駅本屋)」でした。鉄道高架化で駅務施設は全て高架下に移り、空いた土地に一宮市の顔とも言うべき建物の期待が持たれていました。

 オープンしたら一度は観に行ってブログに書くことを申していまして、先日ここの中で一宮市公共交通会議が開催された折に、中を色々見学して参りました。先ずは外観から。この画像は以前にブログ記事にした再掲です。

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 真ん中の大きな開口部が特徴ですね。吹き抜けのシビックテラス。これは後ほどとして、上から順に。

 7階、シビックホール。200~400人規模の会議が出来、また最大で300人規模の立食パーティが出来る施設。中は入れませんでしたが、なかなかいい作りみたいです。

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 シビックホール前のホワイエ。シビックホールの催しが無い時は、休憩室としても使えるみたいです。

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 ホワイエ前のパティオ。屋上庭園のことです。この日は寒かったけど、夏は風の通りもよさそうで、快適かも。

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 その向こうは中央図書館。図書館のオープンは1月10日。中は殆ど整っています。図書館は5~7階に渡っていて、入館出来るのは5階と6階から。この7階からは入れません。

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 パティオから望む一宮市中心部の街並み。

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 先ほどのシビックホールですが、この7階へは階段とエレベータ2基だけ。催事前と終了後のアクセスで不安が残ります。だからなのか、シビックホールの予約状況は今一つだそうです。

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 5階は子育て関連の施設が。中央子育て支援センター。

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 横には子供たちの手形が。しかし昨今の事情からか、お名前がニックネームだけです。これでは探せませんね。折角小さな手を押して作ったのだから、ぜひお名前を紹介して欲しかったです。

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 子供一時預かり。主にこのi-ビル内での施設に通うために、一時的に子供を預かってくれるところ。その向こうの入り口は中央図書館。5階は児童書が配架され、ちゃんと互いに関連しています。

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 シビックテラスの真上になる休憩所。ここは風が当たらずにテーブルがあるので、今のところ、高校生や行き場が無いお方などがよく見受けられます。

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 5階通路から眺めた3階のシビックテラス。ここでは色々な催し物が行われます。ビルオープン時には、イタリアフェアが行われていました。

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 テーブルなどの位置は変えられますが、あまり大きく動かすと、管理人から注意されます。ここも一応貸し施設だそうです。パブリックなスペースで催し物を行う、公園のようなものですね。

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 3階シビックテラスに面したカフェ「イチモ」。ここは何度か入りました。その隣りは多目的ルームというなんともな名前ですが、鏡張りの部屋もあり、いろんな稽古場として使えるのだそうです。

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 上を見上げると、5階通路の休憩室。張り出している部分が、高所恐怖症としてはコワい。(笑)

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 市民活動支援センター。この中の会議室が今回、一宮市公共交通会議が開催された場所です。

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 1階はコンコースとして、ASTYが入ってます。

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 また一宮市観光案内所も。

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 1階部分はオープン前の撮影です。

 まだ偶数階を見ていませんね。やがて見て来ることとしましょう。