mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

箱根山で観測史上初の噴火

2015年06月30日 | 気象・自然など
 今日は、神奈川県西部が騒々しかったです。一つは、東海道新幹線で油を撒いて焼身自殺した事件。もう一つは、箱根では早朝から有感地震が連続して、白い沈降物が火山噴出物と確認され、昨夜、ごく小規模の噴火が起きていたと気象庁が発表しました。
 箱根山の火山観測が始まって、初めての噴火だそうです。

 このため、箱根山の噴火警戒レベルを3に引き上げ、大涌谷の半径約1mの範囲において避難指示。
 新たな避難指示の範囲は、初めて居住地域や別荘地域も含まれることとなり、雰囲気としては切迫した感じです。

 箱根山が今後どのような推移を行うのかはよくわかりませんが、自然景観の良い所は、必ず自然の営みによるものですので、自然の営みは、往々にして人々の営みに影響します。即ちそれが「災害」というもので、自然景観は災害と裏腹の存在であることを認識したいものです。
 しかし今回の噴火警戒レベル引上げ、避難指示の拡大で、箱根登山ケーブルカーの終点、早雲山から桃源台への箱根ロープウェイ運休代替バスのルートもこの避難指示のエリアに入るようです。
 これで、新宿からの芦ノ湖への鉄道ルートは途絶えることになります。
 これは影響が大きい。

 国道一号線の方は通れるようですが、ちょっと大変な状況になってきました。
 大規模噴火の可能性は低いとのことで、このまま、落ち着いてほしいのですが。

名古屋市バス郊外系統で終車延長

2015年06月29日 | バス
 6月26日中日新聞記事からです。名古屋市交通局のバス(つまり市バス)の郊外を走る系統において、忘年会シーズンである今年12月に終車延長を試験的に延長するとのこと。
記事スキャナ画像


 市バスの最終発車は、おおむね23時台ですが、乗客の少ない系統では21時台又は22時台で、地下鉄に接続している郊外の系統の多くも、このくらい。
なので、地下鉄東山線が夜遅くまで走っていても、その先の接続するバスが終わっており、金曜日は夜遅い需要があると判断、今年12月の忘年会シーズンに試験的に終車延長をするとのこと。

 どの系統で終車延長するのかは、今後決めるとのことです。


 地下鉄では、昨年7月から、金曜日と祝日の前日の平日に東山線の終車を遅くしています。
東山線は、東部の名東区で、新興住宅地からの需要が多く、バスに乗り換えて利用されている方が多い路線。
昨年の東山線終車延長の際に、バスの最終も遅くしてほしい、との要望はありました。


 バスの深夜帯運行では、1990年の12月から東山線の終電後に運行する深夜バスが、栄から藤が丘と高畑の両方向に運転を始めました。
その当時も夜が早い名古屋の街、とか言われていましたので、夜の交通対策として、深夜バスと栄の錦三地区から乗合路線タクシーの運行を始めました。
時はバブルの頃、いやバブル崩壊後でしたが、花金どころか花木(はなもく)とまで言われていた頃。
深夜バスはその後現在に至るまで運行が継続されていますが、乗合タクシーはいつのころか運行が取り止めになったようです。

 深夜バスは、東山線の駅の位置にしか停留所は置かれず、地下鉄から離れたお宅には、まだその先タクシーなどを利用するしかありません。
 この郊外系統での終車延長は、どの程度の成果が出るのでしょうか。

 一つのこんなデータがあります。

 あるバス会社で終車を大きく延長したら、定期券の発売数が増えた、というのがあります。
その延長された終車バスは、さほどお客さんは多くは無かったですが(単独では不採算ベース)、終日での乗車人員が増えたわけです。
つまり、終車が遅くまであることで、安心してバスをあてにした帰宅が出来ることから、定期券の売り上げにつながったものです。

 終車延長は、単に夜遅い方だけではなく、夜遅くになるかもしれない、という方の安心材料にもなります。

腰かける際は、脚を閉じましょう

2015年06月28日 | 思索と考え
 20日の弊ブログ記事「脚を組むのはよくない」に関連してです。
 電車の中で見かける、みっともない座り方で、男性でよく見かけるのが、脚を広げて座る人。
 あれ、なんでひろげるのでしょう。
 脚を広げると、当然膝の間隔が広がります。
 すると、隣の方の膝と当たります。

 脚を組むのは、多分に姿勢の悪さから来ているものですが、脚をひろげるのは、どうなのだろう。
 これまで見た中では姿勢は悪いですが、姿勢と言うより躾の点で、どうなのだろうか、と考えます。

 私は、その人の本質を見るには、腰から下を見よ、と教わりました。
 歩き方、腰掛方に、その人の本質が現れるもので、脚を広げて座る人は、その程度の人なのだろうかと。

 中には、片脚で45度、両脚間隔が90度広げて座るひともいて、どんな躾をされたのだろうか、普段はどんな行いなのだろうかと、ふと思います。
 腰かけると、少しは膝が開いてしまいますが、せいぜい肩幅までと考えます。
 それ以上広げたら、迷惑を省みない単なるアホ、としか思えません。

 しかし、中年・老人男性に多いのはなぜだろう。
 本人は当然の事だと思っておられるのでしょうけどね。
 この当然の感覚が、一番厄介。

閏秒

2015年06月27日 | 季節・暦
 このところ、ラジオ聞いていると、よく話題に出ていますが、今年、7月1日に閏秒(うるうびょう)というものが挿入されます。
 つまり、今年2015年7月1日は、1秒だけ長い日になり、1日86401秒になります。

 なんで閏秒などというものがあるか、ざっくり言えば、かつては地球の自転を基準とした一日という長さが求められ、それを24分の1、さらに60分の1、60分の1で、1秒の長さを求めました。
 やがて、この1秒を正確に求める時計ができ、正確な時刻が求められると、地球の回転速度にはむらがあることが分かり、地球の自転をもとにしている時計とで差が現れるようになり、この自転と時計との差を調整しようとするものが閏秒。
 協定世界時(UTC)で、年末最後又は年の半分である、6月の最後に1秒を挿入、もしくは減らす調整を行います。
 協定世界時(UTC)とは以前はグリニッジ標準時(GMT)と呼ばれていたもので、今は、時刻を求める基準が少し変わっていますので、協定世界時(UTC:Universal Time Coordinated)と称します。
 日本標準時(JST)は、UTC+9で、閏秒実施は、元日又は7月1日の午前9時直前になります。

 これが今度の7月1日に、久しぶりに行われるわけで、前回は2012年の前半(UTCで6月30日、JSTで7月1日)、たしか弊ブログでも閏秒について書いた記憶があります。
 気になる方は探してみてください。

 閏秒は1秒が挿入されるだけでなく、1秒が減らされることも想定されています。
 ただ、これまでにこの減少は実施例は無いですが。

 「閏」とは、暦が平時より変化があり、多い・少ないことを意味します。

 なので、本年7月1日午前8時59分60秒は閏秒になります。
 閏が付くのに閏年というのがありますが、ほぼ4年に1度の2月29日は通常閏年とされていますが、正確には「閏日」です。
 日があれば月もあるのか、ですが、現在の太陽暦であるグレゴリオ暦では存在しませんが、旧暦である天保暦では「閏月」というのが存在します。
 閏月がある年は一年が13か月になります。

 というわけで、閏あれこれでした。

ラジオ聴取率調査週間

2015年06月26日 | ラジオ・テレビ
 今、CBCラジオを聞いていると「夏の陣、ハァッ!」といジングルがよく聞こえます。
 年二回のラジオ聴取率調査週間によるもので、番組からのプレゼントを多く用意して、リスナーをひきつけようとする作戦。

 民間ラジオはスポンサーで成り立っていますので、そのスポンサー向けに、この局はどのくらい聞かれているかを示す資料を作らねばなりません。
 CMやタイム料金(番組の放送料金)の基礎になるものです。

 以前に聞きかじったことで、記憶違いや、今とは違うかもしれませんが。

 この聴取率調査(レイティング)は年二回、ビデオリサーチ社が行います。
 全日・曜日毎・時間帯など細かく聴取率を出します。

 その調査方法は難しく手間がかかるもの。テレビのように、調査サンプルのお宅へ伺い、機械をセットして、その機械が刻一刻とデータを送ってくれるわけではないので。

 ざっくり言えば、対面調査。サンプル世帯のサンプル対象者に直接聞き取ったり、あるいは、街角でランダムに通行人から調査を願い、その場で聞き取るもの、と伺っています。
 そこで、この期間は多くラジオを聞いてもらおうと、民放ラジオ各社はあの手この手でキャンペーンをおこないます。

 調査結果には、ラジオ放送局宛のお便り数も反映されるので、一層この時期には、多くのリスナーに聞いてもらい、応募件数を増やしたいところです。
 それが、今のCBCでは「夏の陣、ハ!」というもの。この最後の「ハ!」はよくわからないけど、午後の番組「北野誠ズバリ」で時々、誠さんが言っている「我ら、何々隊、ハァ!」とうものでしょう。
 東海ラジオは全く聞きませんが、同じく何かキャンペインをやっていると思います。

 ちなみに岐阜放送ラジオはどうだろう、CBCラジオと東海ラジオ放送は、中京広域圏が放送エリアという位置付けに対して、岐阜放送はあくまで岐阜県内が放送エリアなので、両立にはならないと聞いていますが。

 そういえば、今はラジオ放送は、電波を介してラジオ受信機で聞くだけではなく、ラジコで自宅・職場のパソコン、又は個人のスマホでも聞けます。
 これもラジオ聴取率の対象になるのかなぁ。さらにラジコプレミアムでは、ラジコ加盟の全国の民間ラジオが聞けますので、これらもどうなるのだろう。
 最近の事情はよう分からん・・・。