mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

神戸市立森林植物園のバス

2008年10月31日 | バス

Img_0093  時々ブログで神戸市立森林植物園のことを書いています。六甲山中にあるこの園へは鉄道の駅から遠く離れ、バスを使うか、ハイキングコースを歩くルートを取るか、どれかになります。

 バスは、三宮からの市バス25号系統と、神戸電鉄の北鈴蘭台駅(通称“北鈴”)からの無料送迎バスがあります。市バスは4月から11月末までの土曜休日のみの運転で平日は運転無し、北鈴蘭台駅からの無料送迎バスは休園日の水曜日を除いた毎日の運転です。今回はその北鈴からのバス紹介です。

 
 こちらがその北鈴蘭台駅からの送迎バス。神鉄バスの車両で、森林植物園専用です。車両は日野自動車のメルファ、唐櫃台の車庫所属です。一時間間隔の運転で、平日休日の区別はありません。

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 こちらは、6月のアジサイと11月のもみじの期間中に運転される大型車。見た目普通の路線バスな様ですが、元路線車を改造した貸切車で、車内は運転席横の料金箱の撤去くらいで、大きな変化はありません。
 このアジサイともみじ散策の期間中には臨時便を増発し、お客さんの多い定期便にこの車両を投入し、臨時便に専用車を充てていました。

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ちなみにこの961番の車両は、路線車時代に一度、鈴蘭台駅前⇔神戸駅南口間で乗っております。
 
 北鈴蘭台駅前の時刻表。坂道の途中にバス停があり、画面後方の建物が水平です。

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明日から、森林植物園では「森林もみじ散策」のイベントが始まります。日曜日には大型車の活躍が見られることでしょう。私もお世話になることがあるかと思います。

関連エントリ
2009年6月22日投稿:「あじさい期間中の神戸市立森林植物園送迎バス


一宮市生活交通バス

2008年10月29日 | バス

Img_0014_2  先に弊ブログで、一宮市(愛知県)のコミュニティバスである「i-バス」のさわりを紹介しました。一宮市にはもう一つのコミュニティバスがあり、「生活交通バス」の名で2007年11月1日より運行を始めました。

 i-バスと生活交通バスのコンセプトとして違いは、i-バスは公共施設循環バスでどちらかといえば公共施設への足、生活交通バスは、地域社会に根ざす生活に必要な足としてのバスで、(タテマエでは)地域で協議を整わせ運行するもの、という違いがあります。そしてi-バスは100円、生活交通バスは200円(一部区間を除く)となっています。

 この生活交通バス、経路が二つあり、一宮駅~千秋病院間の「千秋ふれあいバス」、一宮駅~大和町を経て萩原町~萩の里間の「ニコニコふれあいバス」です。

千秋ふれあいバスの車両(初代)

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ニコニコふれあいバスの車両(初代)

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 いずれの車両とも車両後部に車椅子の乗車スペースと昇降装置を備えています。無料試乗会のときに千秋ふれあいバスで車椅子で乗られた方がいました。

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このタイプの車両は輸出用にでもするのか、車椅子昇降装置の説明書きに外国語の表示が見られました。

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 さて、2007年の試乗会から使われているマイクロバス、車両の不具合が多かったことから、メーカーの三菱自動車から引き取りの申し出があったそうです。その代替として2008年10月20日から登場したのが、日野自動車のリエッセ。i-バス一宮コース並みの大きさになり、座席数も増えて好評です。実際のところ、従来のマイクロバスでは座席数も立ち席数も少なく、混雑が見られた便もあったとの事です。

新しい千秋ふれあいバスの車両

Tiaki2

 
新しいニコニコふれあいバスの車両

Hagi2

 
 この生活交通バスは、入札で運行を受託する事業者を選定し、大垣市に本社を置くスイト交通が選ばれました。一宮市せんい団地内に営業所を新たに設置し運行しております。

 千秋ふれあいバスで運賃200円では乗れない一部区間とは、一宮駅⇔小山、一宮駅⇔千秋病院の二区間です。この区間は名鉄バス一宮線の尾張一宮駅前⇔元小山間と競合し、先行の名鉄バスに運賃調整を行ったもので、運賃340円です。


唐沢の滝

2008年10月28日 | 木曽・御嶽

 10月25日に、「地蔵峠を越える」と題して、長野県木曽町の新開西洞にある、一の萱バス停から地蔵峠を越えてかいだ高原まで歩いた事を書きました。その道中には見どころがあり、その一つが今回の唐沢の滝。

 先ずは一の萱の集落を過ぎ、歩いて15分ほどで冬季閉鎖のゲートに達します。えらく簡単な構造で、冬の間は自動車はココまで…というより此処ではターンできませんので、もっと手前の沢を渡る所までとなります。

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 冬季閉鎖ゲートから歩くこと5分、唐沢の滝が見えます。

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ここはかつておんたけ交通のバスが通っていたとき、「唐沢の滝」というバス停がありました。付近は人家は0で、滝を見る方の乗り降りはあったでしょう。

道路から見た滝はこんな感じ。道が広いのは、見物の自動車が止められるようにしてあります。

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案内板。メインの道路からも外れ、殆ど知られざる存在となりましたが、古来よりの名所で、一度は行って見る価値あると思います。

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 滝から流れ出る沢の左側の道を歩きます。足元が危うい。

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そして、そろりそろりと歩くこと8分。滝つぼです。これ以上は水しぶきがかかることと、その為に普通の靴では滑るおそれがあることから、ココまでの接近としました。

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さすがにココまで近づくと、カメラのレンズに納まりきれませんでした。

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紅葉と滝。今日はもっと紅葉が進んでいるはずです。

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マイナスイオン一杯頂けそうです。

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少し離れて滝の全景。でも上の方はやはり見えません。

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振り返ると、旧道からこれだけ登っています。

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 もう少し居たい想いはありますが、開田まで歩かねばならず意を決してこの場を離れます。
幅が1mも無いガケ道を登ると、旧道に出ました。滝の音があたりに響いていくのが分かります。

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 そしてガケ道を登ること5分で、旧国道に出ました。それにしても、こんな道をかつては大型バスが通っていたのですね。こんな事情で、おんたけ交通開田線のバスは全て車掌が乗っていました。

 次の目当ては地蔵峠です。が、滝上に当たる地点で、碑を見つけました。その話はまた後日。

関連エントリ
2008年10月23日投稿:「ニホンカモシカ」 野生のカモシカ発見
2008年10月25日投稿:「地蔵峠を越える」 地蔵峠越えで開田に入る話
2008年11月 3日投稿:「開田の地蔵峠道路開削記念像」 唐沢の滝上にある道路開削記念像
2008年12月10日投稿:「地蔵峠」 地蔵峠と前後の様子


順を追うことが大切です・能

2008年10月27日 | 能楽

 昨日は、名古屋能楽堂で能観世流の三交会社中の発表会がありました。久田三津子先生の御社中で、能が三番演じられるという大きな会です。私のお目当ての能は、能としては三番目に演じられた安達原です。観世以外の流儀では黒塚と称されている、奥州安達ヶ原の人食い伝説を基にした曲です。

 番組表の時刻より1時間ほど押しての舞台。囃子、地謡が着座し、藁屋の作り物が運ばれてきます。この中にシテの方が入っています。そして、ワキとワキツレの山伏一行が登場し、次第、名のり、道行、と謡う筈でしたが、名のりと道行きを省略し、次第からイキナリの着セリフとなりました。

 時間にして5分から10分もかからないほどの部分で、決して分かりやすい詞ではないのですが、やはり「私は誰某で、どこへ向かっている」ことを謡わないと、なにか梯子を経ずに屋根へ登った様な感じで、空間の剥離を感じずにはいられませんでした。これは藁屋の中にいる、素人のおシテへの配慮かもしれません。あの狭い空間で出番を待つのは大変でしょうけど。

 でも藁屋から出たおシテは、お素人ながらしっかりした足の運びで、見ていて安心できる構えです。やがて普通の公演を見ているような気分になり、中入りの際に橋がかりを戻る際の妖気に満ちた雰囲気を十分感じ取ることが出来ました。


ランの館・ハロウィンキャンドルナイト

2008年10月26日 | ランの館

Img_0133  ランの館シリーズです(笑)。九月からの「灯りの庭」で開催しているディスプレイの一つに、この時期ハロウィンにあわせて「キャンドルナイト」として、幻想的な灯りの演出と雰囲気を醸し出しています。

 今年は10月24日~26日の三日間。初日の24日に行ってきましたので、私の味のない文章はこの辺で、以下は画像をご覧ください。

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この可愛いオバQタイプの人形は、色が変わります。

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 この灯りの大部分は、「キャンドルナイト」なのでロウソクです。ですので屋外ですし風があったりすると消えてしまいますので、点火器を持った係りの方が廻っています。でも上の一番下の画像のような形ですと、点けるのにとても苦労されていました。

 ところでこの「キャンドルナイト」の観覧料はいくらだったのだろう?。昨年ですと夜間割引の対象外にでしたが、24日は券売機も閉め、夜間割引で入れたようです。17時半ごろにCBCのロケがあり、お昼まで雨だったところへ急ぎ並べられたとも伺いました。

 本日もう一度行きますので、点火器持って行ったほうがいいのかな…。