8月27日、名古屋市千種区の池下にある日響楽器で、「音の旅 in Summer 名曲ピアノコンサート」と題してのピアノ演奏会があり、拝聴してまいりました。
演奏者さんは、このブログでよく出てくる平山晶子さん、そして神田春奈さん。御両人ともこの日響池下で歌声サロンの演奏をされている方です。
演奏曲目・Dは二人の連弾、平は平山さん、神は神田さん演奏
- ブラームス ハンガリー舞曲第1番 D
- フランツ・シューベルト 軍隊行進曲 D
- ロベルト・シューマン 子供の情景より 神
1,知らない国々
7,トロイメライ - ベートーベン エリーゼのために 平
- モーツァルト トルコ行進曲(ピアノソナタ11番第3楽章) 平
- ネッケ クシコスポスト D
- ドビュッシー ゴリーウォーグのケークウォーク 神
- フレデリック・ショパン ノクターン2番 op.9-2 平
- フレデリック・ショパン ワルツ6番 op.64-1 子犬のワルツ 神
- フレデリック・ショパン 12のエチュード作品10の第3番 op.10-3 別れの曲 神
- ゲスト演奏でクラリネット 朝田健氏
タイスの瞑想曲
シュライナー インマークライナー - フランツ・リスト 愛の夢第3番 平
- フランツ・リスト ラ・カンパネラ 神
- フォーレ 組曲ドリーより D
1,子守歌
6,スペインの踊り - アンコールとして
ブラームス ハンガリー舞曲第5番
日響楽器池下店2階ホールに於いて、午後2時より
いわゆる楽器店での演奏会で、納屋橋のYAMAHA、栄のカワイでこうした演奏会をされているのは知っていましたが、池下でも開催されていたのですね。ホール以外でピアノ演奏を聴くのは、2年ぶりです。
会場はざっと100人ぐらいは入れるのかな。音の響きつまり残響がホールと違って、愛着が湧きますね。いやホールのがいけないのではなく、距離が近い分、「このピアノ演奏は私の物!」という分けの分からぬこと、感じたりします。
今回の演奏では、主催者から「みんなが良く知っている曲を何曲か入れるように」とのことだそうです。軍隊行進曲、トルコ行進曲、有名ですね。クシコスポスト、これ名は知らなくとも運動会で良くかかる曲です。軍隊行進曲は今からウン十年前の幼児だった時に、家にあったLPレコードに入っていた曲で、私のピアノ原点の曲でもあります。
殆どが私知っている曲でしたが、唯一「初めまして」の曲がありました。ゴリーウォーグのケークウォーク。ドビュッシーの「子供の領分」という組曲の中の6曲目だそうで、絵本に出てくる子供のキャラクターがゴリウォーグなのだそうです。今回は演奏された神田さんのいとこの方が描かれたというゴリウォーグの絵をピアノに掲げての演奏。これなかなか面白い試みだったと思います。ただ演奏の振動でだんだん傾いてきましたので、長い時間やってると、倒れたりしますけどね・・・。
ゲスト演奏の朝田さん、面白い方。ショパンの別れの曲が終わったら、いきなり登場して、椅子や譜面台を自分でセット。見覚えのある方で、道具担当の方かと思いましたが、実はその方が朝田さん。見覚えのあるのもそのはずで、5月の岐阜大学管弦楽団OB演奏会での指揮者でした。
すべての演奏後に朝田さんもいらして、平山さんに告げられたらイキナリ後ろ向きに振り返って、「この姿、見て頂きましたね!この姿!ハハハ」なんて、音楽科の先生って面白い方が多いんですね。フェリスの黒川先生といい、この朝田先生といい。
配られたアンケートに必要事項を書いて、そして住所氏名も書いておきました。演奏会のお知らせが来るかもしれません。実はこの池下の演奏会はこれまで催されていること知らず、ノーマークでした。これからは伏見や東新町に加え、この池下が加わるかもしれませんね。
演奏会を知らせてくれた平山さん、ありがとう!