5月24日に投稿した東山植物園のアジサイ、その文章でも書いた通り目的が他にもありまして、それが今回紹介するバラ園のバラ。もう今月初め頃より咲きはじめていたそうで、ちょっと遅かったようでもありますが、それでも今が一番の見頃です(…とそう思うことにしています)。
百萬本の薔薇という歌がありますが、ここのバラはもっとあるのではないかな。数は分りませんが、名古屋でもバラの見どころの一つですので、訪れる人も多いです。
↑一番上の画像で、左端にチラと見える物体は、モノレールの軌道桁です。現在運休中です。
一口に「バラ」いうても、元々の種類の違いや園芸での品種改良で色々な名称のバラがあるのですね。「あるのですね」って驚いた書き方してますが、色々な品種をコダワリ持って作っておられる話を20年前に知りました。
その全てを写真に撮ることは出来ませんが、名前から私の気になったもの三点を。
先ずは「ヨハンシュトラウス」。Johann Straußであれば、「美しく青きドナウ」などで知られるオーストリアの作曲家、或いはその一族の方々です。
どこが「ヨハンシュトラウス」なのか分りませんが、フランスで作られたものだそうです。
こちらは「熱情」。このブログで何度も書いている、ベートーベンのピアノソナタ23番ヘ短調作品57を即座に連想しました。赤い色が情熱的でそこが熱情と謂われる由縁なのかな。日本でお作りになられたようです。
こちらは「ラ・フランス」。La France であればそれはフランスの事で、Franceに女性名詞の定冠詞を付けて…などという講義はすっかり忘れて(…いないから書いてるワケだが…)、今から140年前に創出されたそうです。
撮影は全て5月24日。バラの熱情でお気づきでしょうが、これ本当はもっと鮮やかな赤色をしていました。しかし私の使用するキャノンの「PowerShot S1 IS」はどうも近い距離の赤色がダメで、こんなしょぼくれた赤でしか写ってくれず、熱情は実はもっと多く写したのですが、色が悪く輪郭もぼやけ気味で、あえなくブログにはボツになりました。
他のバラもまだまだ多く写しましたので、それらは後日ブログに書きます。