mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

松坂屋と大丸合併へ

2009年02月28日 | インポート

 昨日の中日朝刊に載っていた記事。ちょっとビックリ度が高かった記事で、百貨店の松坂屋と大丸は、一昨年の経営統合に続き、来年3月にこの両社が合併するということです。

 現在は持ち株会社「Jフロント」の子会社という形で、松坂屋と大丸の屋号で営業されています。しかしその中身は大丸的な色合いが濃く、松坂屋の良さが減りつつあるとは、とある方のボソッ発言です。

 そんなところへ、新聞記事によれば昨秋以降の経済情勢で、「老舗よりも実」ということで経営基盤を高める為に合併に至ることとなったということ。合併後の百貨店会社の名称は「大丸松坂屋百貨店」で、店舗の名前はそのまま変わらない、だそうです。

 私は能楽関係の書を求めるため、毎月最低一回は「松坂屋本店」に行っております。この「本店」も今後どうなるのか。店舗名はそのままということですけど、松坂屋など屋号がそのままという意味なのか、○○店という店名がそのままなのか、どちらなのだろう。合併後の本社は東京に置かれるそうで、矢場町の松坂屋本店は名前が変わりそうな気がします。

 前記の能楽関係の書、この経営基盤強化で合併に至るのですが、今後も扱っていただけるのだろうか。ただでさえ扱い量が少なく、その割には単価が安く、松坂屋にとってはお荷物な商品だろうと思うんです。百貨店を取り巻く環境は厳しく、他の百貨店には「必ずしも百貨にこだわらない」という経営姿勢もあるそうで、この商品も今後どうなるのか。私も四半世紀ともう少し生きていると、いろいろ世が変わってくるのですね。

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 ところで、松坂屋で従業員が通路から売り場に出入りする際に、売り場に向って礼をするのは、ちょっとやりすぎかと思います。そんなに礼せずに、堂々と出入りされて頂いた方が、お客であるこちら側も従業員の方もお互い様で、むしろ良いと思うのですが。出入りの度に礼されていると心苦しくなります(高額の買い物していないからかな)。。。


オンシジウム・シャリーベイビ

2009年02月26日 | ランの館

 2日続きでランの館からの記事投稿を失礼します。って私のブログなんですが・・・。

Img_0171  この花は、チョコレートのような、柔らかく甘い香りのする花で、「オンシジウム・シャリーベイビ」といいます。とても小さな花、その小さな花からこんな香りがする不思議です。ここランの館の温室では昨秋から咲いており、今はバレンタインデーを据えた「LOVEイルミネーション」の展示でして、右画像のようなハート型にレンガを並べた中で咲いています。

 三脚を手に持って高い位置から写したのですが、ハート形には見えづらいですね。やはり真上で写さなければならないかな。でも人の目線で見ると、ちゃんとハート形に見えるんです。

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 上の二枚は、赤茶っぽい花の色の品種で、下は白っぽい品種です。いずれもチョコレートの香りがします。

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 ソバの花といい、このオンシジウム・シャリーベイビといい、小さな花は私の大きな体を引寄せる魅力を持っています。

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 このチョコレートの香り、香りそのものは強めの甘い香りですが、この香りから想像するチョコレートとしては、むしろスィートに近そうな感じです。実際に花を口にすれば、苦いと思いますが(口にしたことは無いですよ)。


ランの雛飾り

2009年02月25日 | ランの館

 もうすぐお雛祭り。ランの館では、まさにランの館ならではでの、「ランの雛飾り」がこの時期開催されています。

 この、ランのお花で人形を象った雛飾り。素朴で味わいあるお雛様、今年は受付を入ったすぐの小展示室で飾られています。

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 ご覧の通り、五段飾りを背中合わせに3つ。良く出来ていて、とても可愛く見えます。

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 どうも後ろの屏風が若干不安定ぽく見えますが、大丈夫なのだろうか。昨年まではモデル展示棟の一部屋で飾られ、壁に寄せてありました。

 撮影は2月22日。2並びの日。それでこの一枚。

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震災前の光景・youtubeの前面動画から

2009年02月24日 | インポート

 鉄道線路の配線や運転扱いで実情がわかる列車前面からの動画があります。そんな中からyoutubeで、アーバンエリアの京都→姫路間をノーカットの新快速動画がありました。

 この動画、撮影が1992年で、京都駅や大阪駅では配線変更前の様子がわかります。しかしそれ以上に心を打たれたのが、震災前の線路沿線の光景が映っていることです。摂津本山駅の手前にあった二階建て木造長屋、崩壊前の六甲道高架橋、そして芦屋~鷹取間の各駅では、ホーム上設備などが壊れ、運転再開にあたって更新されています。

 開始後39分で武庫川を渡ります。ここから地震動が強かったエリアで、43分の芦屋駅は木造のホーム上屋が崩壊しています。45分43秒で左に見える二階建ての木造長屋は、よくこの時代に残っていたなと思わせるほど重厚な年代ものの長屋。夏は暑そう。摂津本山駅到着前に見えたこの建物はちょっと印象深い建物でしたが、震災で取り壊されました。パレットブルーさんへ私信ですが、この木造アパートの向こうに見える三階建ての建物が、例の建物です。

 47分10秒で六甲道高架橋、これが崩壊したんですね。51分で三ノ宮到着。西口の階段の両側がホームになっており、震災復旧の際に東へ延ばし、この部分はホームではなくなっています。左側に交通センタービルが見えます。

 56分20秒に兵庫を通過してからは、大きな火災となったエリア。光景はすっかり変わってしまった地区で、見ていて心が締め付けられます。


スタバは何故あれほどはやるのか

2009年02月23日 | その他いろいろ

 スターバックスのお店、略して「スタバ」。タイトルに「スタバは…」としましたけど、別にスターバックスに限ったお話ではありません。

 スターバックスやドトールなど、この種のタイプの喫茶店を「セルフ」方式とでもいうのかな、カウンターで注文を行い、飲み物などをトレーに載せて各自が席へ運ぶ。こういった方式の喫茶店とかスタンドがこのところ増えていますし、しかもどこも大はやり。

 私は元々があまり喫茶店へは行きませんですし、その延長からかセルフのお店へもそう数多くは行かないのですが、それでも時々は行きます。ただ個人的な印象を述べれば、ちょっと行き辛いですね。…なぜなら、店へ入っても直ぐに席へ着けないからです。

 私の場合、肩から比較的大きめのカバンを提げており、それをぶら下げながらトレイを持って席へ着くのはいささか不安定で面倒。しかも込んでいることが多く、空席があってもカウンターの先客に取られる…先客だから取られるとは良くない表現ですね…こともあり、安心して店へ入れないのです。

 ですので、空席がなければ最初から諦めますし、そう行った込み具合を図りにくいセルフのお店はちょっと敬遠気味なんです。でもどの店もはやっていますね。うん、分ります。一度注文して席に着けば、やはりスタバもドトールも雰囲気は良く、私のような読書派にとっても仕事の整理にもセカンドルームとしていい空間ですよね。

 この席に着けるか心配はどうも私だけではなさそうでして、webで色々検索して見ると、「スタバで先に席を確保して注文していいのかどうか」などといったwebページやQ&Aのページがありました。そしたら衝撃的(とはオーバーですが)な文章が。関西では概して先に席を確保して、それからカウンターに赴き注文するシステムのお店が多いとか。へぇ~そうなんですか。

 私、関西ではさすがに時間の都合もありますが、名古屋でのちょっと敬遠傾向がそのまま表れ、スタバへもドトールにも入ったことがなく、こんな習慣であることは全然知りませんでした。今度行ってみよう。京都の三条大橋西詰にあるスターバックスは鴨川の畔にあり、雰囲気は良さそう。いつも前は通っています。

 こういったお店、オフィス(或いは自宅)の近くで、ちょいと気ままに手ぶらで出かける方にはとても使い勝手がいいのかな。そんなこと考えながら、昨日は松坂屋本店の地下にある喫茶店で一時間半ほど過ごして参りました。金額980円也。