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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

女はこうしたもの・ソプラノ演奏会・宗次ホール10/18

2014年10月19日 | インポート

20141018ako  本日、というか日付が替ってしまいましたので、昨日ですね、名古屋市中区の宗次ホールにおいて、宗次ホール主催のランチタイムコンサート「女はこうしたもの(副題花鳥風月」と題したソプラノの演奏会があり、拝聴してまいりました。

 この「女はこうしたもの」は昨年もあり、その際は、プッチーニとモーツァルトの女性像から、女性のその時々の気持ちの移ろいを描いたものでしたが、今回は副題の「花鳥風月」になぞらえて、全体で四部構成。やはり女性の気持ちの移ろいをソプラノ歌唱で描いた演奏会でした。

 私は独身ですし、それ以上に女性には縁がございませんので、曲の主題とした女性の心には語れず、ソプラノの歌唱と曲の印象のみ楽しませてもらいました。

 演奏者さん
 ピアノ:平山晶子さん
 ソプラノ:嶋津恵子さん、土方京子さん、大村絵里さん

 曲目【花】

  • ドリーブ オペラ「ラクメ」より花の二重唱“マリカ、こちらへいらっしゃい”
  • マスカーニ オペラ「友人フリッツ」より“このわずかな花を”
  • プッチーニ オペラ「蝶々夫人」より花の二重唱“部屋を花で飾りましょう”

 【鳥】

  • レオンカヴァッロ オペラ「道化師」より鳥の歌“あの空高く、鳥たちはさえずり”
  • チマローザ オペラ「秘密の結婚」より三重唱“上品な伯爵夫人に挨拶しましょう”
  • 團伊玖磨 オペラ「夕鶴」より“与ひょう、私の大事な与ひょう”

 【風】

  • モーツァルト オペラ「フィガロの結婚」より手紙の二重唱“そよ風に寄せる歌”
  • ヴェルディ オペラ「リゴット」より 女心の歌“風に舞う羽根のように”

 【月】

  • ドビュッシー 「ベルガマスク組曲」より第3曲“月の光” (ピアノソロ)
  • ドヴォルザーク オペラ「ルサルカ」より月に寄せる“白銀の月”

 アンコール オー・ソレ・ミオ

 曲目で、アンコールの一つ前に、猫の鳴き声だけと仕草だけで演奏した曲があったけど、これなんだろうか。今度訊ねてみよう。その曲、パントマイムに猫の鳴き声に曲を付けたようなもの、ちゃんと表現されていました。

 で、曲ですが、移ろいゆく女性の心をいろいろな例えにした挿話もあり、そのお話を聴いていると、能・狂言にも同じような趣旨のものがあったなぁ、と思い出しました。

 洋の東西問わず、人様の営みを表現するのが芸術ですので、似たようなお話があって当然です。

 今回、座った席は、最前列の中央。ソプラノの女性の方の真ん前。緊張したけど、横歩きができないので、最前部か通路の脇にしか座れないんです。

 ソプラノの発声の真ん前ですので、響きました。ホール全体に響くものですが、至近距離です。やっぱり歌声は生が一番。先月の落語とピアノの演奏会でも、落語は生声でされました。PAでも響くのですが、人の声も生が一番魂に響くものなのですよね。

 akoさん、いい演奏会を有難う御座います。


古のアヴェマリア・宗次ホール12/20

2013年12月21日 | インポート

20131220munetugu  本日は、名古屋市中区の宗次ホールで、おなじみの平山晶子さんのピアノとソプラノ内田公仁子さんによる、アヴェマリアを中心としたソプラノの演奏会が有り、拝聴してまいりました。まだ体が不自由なところもあり、雨だと家から出られず、未明にトイレで目が覚めたら雨の音で、今日はダメかな・・・と思いつつも、また寝て、朝起きたら雨は上がり冷たい風で、私の演奏会のために雨を上がらせてくれたような天気でした。アーメン。

 そして今日の演奏会の主題は、「古のアベマリア」時期的にクリスマスですね。日本ではクリスマスと言えば、プレゼントに、大人は三角帽かぶって朝まで飲んだり、恋人同士がより親密に過ごすというイメージですが、クリスマスは、家族で過ごし、お互いや社会の安寧を祈るのが本来です。

そうした時に歌われる曲の一つがアヴェマリア。

時代を追って、いろんな音楽家がアヴェマリアを作曲したりしています。そんな内田さんのソプラノによるアヴェマリアの演奏会。

 曲目です。

  • アルデカルト アヴェマリア
  • シューベルト 歌曲集 湖上の美人より
             エレンの歌第三番
  • グノー アヴェマリア
  • ヘンデル オラトリオ「めさいや」より“主は羊飼いのごとく”
  • モーツァルト モテット“踊れ喜べ幸いなる魂よ”
  • 「ピアノソロ」 スーク 愛の歌
  • 文部省唱歌 冬景色
  • 北原白秋詩、山田耕作 ペチカ
  • 冬木京介詩 石桁真礼生曲 冬の日
  • ヴィルデル詩 フォーレ ノエル
  • ボルデース詩 フォーレ 祈りを込めて
  • アンコールで カッチーニ アヴェマリア

  宗次ホール午前11時30分始まり60分の演奏会。
  ソプラノ:内田公仁子さん
  ピアノ:平山晶子さん

 これらの曲で、私がよ~く存じているのは、シューベルトとグノーのアヴェマリア、それに冬景色、ペチカぐらいかな。シューベルトの湖上の美人エレンノ歌第三番は、いわゆる有名なアヴェマリア。私これ聴くと、目が大変な事になります。で、何度も眼鏡直しましたとさ。事情はご賢察ください。(笑)

 日本ではグノーのアヴェマリアも良く知られているかな。これは元曲があって、ヨハンセバスチャンバッハ平均律クラヴィア曲集の第1集第1番の前奏曲がそれです。大変美しい曲で、しばしばPCで鳴らしています。

 文部省唱歌の「冬景色」。私、この曲は大変素晴らしい曲だと思っています。歌詞の中に「冬」という単語が無いのに、これだけ冬の景色と温感(冷感)が伝わります。日本は美しい国です。

 モーツァルトのモテット“踊れ喜べ幸いなる魂よ”は初めて聴く曲ですが、曲調がいかにもモーツァルト。

 演奏で最初登場した内田さんの衣装、ベージュ色の落ち着いたデザインの衣装。思わず、隣の御夫人から「すてき~」なんて声が出てました。いやあの色とデザインは、男の私から見ても、落ち着いていいものだと感じました。

 そうした想いが通じたのか、内田さん、私の方を向いて熱唱されるのが多かったと感じています。・・・あくまでそう感じただけで、実際は・・・です。これが生の演奏会のいいところですね。

 今日は、朝の出がけ家の近くのバスが遅れに遅れ、会場到着も少し遅れいつもの席にかけられませんでした。しかし、あの位置はピアノからは少々遠いですが、ソプラノの声が一番良く聴けた席かもしれません。

 akoさんこんな事情です。出席を何度もとっておられたようで、私、変な位置に座ったのは。そんなワケでした。


17日夜までブログ更新休止

2012年08月15日 | インポート

 弊ブログ、mitakeつれづれなる抄へ来て頂き、有難うございます。当方、一寸心に余裕が無く、申し訳ありませんが、17日夜までブログ更新をお休みさせて頂きます。

 17日以降、明日の京都五山送り火、青陽会能、岐阜大学朝田先生の演奏会の模様を記事にさせて頂きます。

 世間はお盆に入り、このブログもグッとアクセスが落ちていました。この機会に私も少しブログ更新を休む事にしました。

 閲覧の皆様、残暑御見舞申し上げます。


新年の挨拶

2011年01月01日 | インポート

2011nenga  新年おめでとうございます。この2011年も「mitakeつれづれなる抄」を宜しくお願い申し上げるとともに、閲覧の皆様弥栄をお祈りします。

 今年の元日は昨年と違い雪も無く、いや少しは降りましたけど、落ち着いた朝でした。ニュースでは西日本の方で大雪だそうで、そちらでは大変な正月だろうと思います。

 画像は昨年の阪急電車。阪急創業100周年のマークを付けた列車で、神戸線の夙川~芦屋川間での撮影です。今年の年賀状画像と致しました。


昔の名前が戻ります(4/1ネタ)

2010年04月01日 | インポート

 今日は2010年4月1日。愛治県壱宮市が周辺1市1町を編入し38万人都市となって5年目です。特例市でもある壱宮市は編入合併を機に中核市移行を目論んでいますが、諸般の事情でまだ中核市移行とはなっておりません。

 また壱宮市は昭和30年に周辺の町村を編入合併してからというもの、その周辺部はそれなりに発展していますが、どこか地域の核といえる街づくりが出来ず、それぞれの歴史を失いかけています。

Gazo  そこで将来の中核市移行の際にはそのまま地域の行政単位となるよう、そして独自の街づくりを行いたいとして、壱宮市では行政区を設置することとなりました。この区割りが編入前の町村単位では範囲が狭く却って煩雑になることから、昔の町村を二つ程度、そして旧郡の単位で分けた行政区を本日をもって設置しました。壱宮市の旧市街区域は市本庁直轄で行政区は設置されていません。

 新たに設置された行政区では、いくつかに昔の名前が戻っています。まず尾西区。旧尾西市のエリアですが、昭和30年までの起町と明地村の範囲が尾西区。今伊勢区は旧今伊勢町のエリアで、尾西市の開明地区も元は今伊勢町であったことから今回今伊勢区となり、昭和30年に分割された今伊勢が元にもどりました。

 旧葉栗郡で一区は流石に大きく、旧木曽川町と北方で黒田区、葉栗と浅井で葉栗区です。黒田は旧木曽川町が明治の一時期名乗っていた村名です。奥町と西成地区は歴史があり、この地区で一区としてあります。旧丹羽郡の千秋町と丹陽町で丹陽区。エリアは広いですが地域の結び付きがあるので、これで一区。大和と萩原は広い旧中島郡で、大和と萩原の連名で大和萩原区です。苦しい命名ですね。

 

***
 ・・・と言うお話、今日の日付を確認してくださぁ~い。

 さて、毎年の4月1日のページ、阪神電鉄の「はにわっく坂神」が終了するんですか?そんなこと書いてありますけど、まさかこれもネタなのでしょうか。気になっています。

***追記
 阪神電鉄webサイトの「はにわっく坂神」ならぬ「まにわっく阪神」は、それ自体が2010年3月31日をもって閉鎖されたとの事です。はにわっく坂神は本当に終了で、来年からは見られないのは残念です。