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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

JR東日本横浜線町田駅で、可動式ホーム柵・ドア試験運用

2017年09月12日 | まち歩き
 マイナビニュース・旅と乗り物ニュースからです。JR東日本の電車特定区間、横浜線の町田駅で、ドア位置が可変するホーム柵の試験運用を始めるとのことです。
記事:JR東日本、町田駅4番線八王子寄りに特殊な仕様のホームドア - 9/23試行開始

 状況がよく分からいのですが、ホームが狭く、その部分の車両のドア位置が異なる編成もあるため、ホームドアが、上からシャッターのようなものが降りてくるタイプのものは設置できかねる(人に当たるかもしれない)ので、可動式のドアと柵の設置を見越して、試験運用をするということだそうです。

 横浜線は、以前は編成中に6ドア車が連結されていましたが、今は4ドア車に統一されています。

 将来的には車両のドア位置・数が異なっても、ホーム柵・ドアの設置に向けての試験運用でもあるそうです。
 こういったドア位置が可変式のホーム柵については、一部で試験運用が始まっており、その動画があります。これが、横浜線町田駅に設置されるタイプ、というわけではありません。一つの例で。

西武新宿線新所沢駅乗降位置可変型ホーム柵(ホームドア)実証試験


***
 国土交通省では、一日の乗降客数10万人以上の駅では、ホーム柵を設置するように、との通達が出ております。
 名鉄電車の名鉄名古屋駅もその対象であります。
 しかし名鉄名古屋駅は、ご存知の通り、行き先と列車種別によって停車位置が異なり、ドア位置が一定せず、ホームの中間部分は、どこかの行き先・種別のドアが来る可能性のある状況。
 そんな状況ではホーム柵・ドアが設置できるわけではないものですが、こうした可変式のホーム柵・ドアが出来れば、名鉄名古屋駅でもホーム柵設置が可能になります。

羊神社

2014年12月24日 | まち歩き
 クリスマスイブですが、極めてクリスマスらしくない記事です。来年の干支の十二支は未年です。
 名古屋市北区に、「羊神社」というのがあります。
 地図で見ただけですが、12年ごとの未年の正月は、多数の参拝で込み合うと以前からメディアのニュースなので、伝えられていました。
ブログを初めて、最初の未年を迎えるにあたって、良いブログネタになりますので、予てから行ってみようと思っていまして、天気も穏やかな本日、行ってみました。

 名古屋市営バス名駅13系統を辻町停留所で降ります。少し東へ行くと神社の森。

上の画像の、駐車場と左に写る社務所は修善寺。羊神社とは関係ありません。

いろいろ話題になったようで、平日の昼間だというのに車で来ている方が多かったです。
人が少なくなってから、いろいろ探索。

神社の南から。南へ伸びる道が参道のようです。


正面から。






この神社名の石柱は、昭和40年6月の建立。


鳥居の建立は、大正3年9月だそうです。


手水場


御水の出るところも羊さんです。



由緒書き(文字が読みやすいように画像サイズが大きいです)


境内へ入って。既に正月の混雑を見越して、往路と復路を分ける仕切りが設けられています。


境内の神社名石碑と羊さんの石碑。






教育委員会設置の羊神社説明


少し上がって、蕃塀(ばんぺい)と奥に拝殿。

蕃塀とは、尾張地方の神社の多くに見られる、不浄な気を神社に入れない一種のバリアのような建造物です。

拝殿、正面から。


神社名の額。


右横には境内末社が並んでいます。




境内末社の名。


拝殿を横から。


暗くてよくわからないけど、本殿。


これだけではナンですので、由緒を纏めると、古代の延喜式に、その名が見え、祭神は天照大神(アマテラスオオミカミ)、火迦具土神(ヒノカグツチノミコト)の二柱。
火迦具土神は火の神様で、古事記にも登場します。
火の神と同時に火伏の信仰も伴い、この辺りの町名の由来である春日井郡辻(つじ)村、今は北区辻町や辻本通は、「ひつじ」から「ひ」の字を外したものという、いわれがあるようです。

 羊神社の所在地は、名古屋市北区辻町5丁目26。駐車場は無く、普通の住宅地ですので、自動車での来訪は控えた方がいいでしょう。

撮影:2014年12月24日

手力雄神社の火祭りを見てきました・2012年春

2012年04月14日 | まち歩き

 岐阜市の東の方に、手力雄神社というお宮さんがあります。「てぢからおじんじゃ」と読み、その名の通り、アマテラス(天照)が隠れていた天の岩戸の石扉をグイと開けて引きずり出したという、「アメノタヂカラヲ( 天手力雄又は天手力男)」が祭神となっています。

 普段は地域の鎮守のお宮さんですが、春の例祭では火祭りが行われ、結構有名になっています。火祭りでも燃え盛る炎よりは、火薬を使った火の粉による勇壮な祭りで、その火の粉の中を神輿担いだ若衆が入って行く様子が、よく観光ポスターになっています。

 元来、春の例大祭(つまり火祭り)は4月5日に行われるものでしたが、ここでもご多分に漏れず、祭りの担い手にサラリーマンが多く、平日には行い難くなって、15年くらい前から4月第二土曜日の開催となりました。

 しかし私、毎月第二日曜の前日はちょいと所用があり、このところ見に行けなかったところ、今年は4月第二日曜日が8日で、今年の手力火祭りへ何年かぶりに行けることになり、拝見して来ました。境内の様子、少し変わっていた・・・。

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 火祭りの手順は、午後7時に各町内の御神灯に点火、そして滝花火、手筒花火、山焼き、で終了です。

 上の画像と下二枚の画像は御神灯点火の模様。三角の形しているのが御神灯。

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 爆竹を用いていますので、激しい音がします。

 これ、何処の町内かな。緑色の提灯してます。

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 全ての町内の御神灯に火が入ったら、滝花火。観光ポスターになっている光景。

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 柱の真上に花火を仕掛けてあり、そこへ点火する方法も見ものです。

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 そして火の粉が滝の様に流れ落ち、神輿に仕掛けた花火にも点火され、上からも神輿からも火の粉が舞います。

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 御神輿ですけど、意匠凝らした楽しい神輿です。

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 滝花火の点火でもこんなアクシデントがありました。暴発。

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 この暴発した町内も、滝花火はちゃんと出来ました。他にも暴発した滝花火もあり、ひょっとして「仕様」?

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 滝花火の点火で、これカメラが一時的におかしかったのかな?帰宅後に緑色である事が分りました。

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 そして場所を移動。同じ所に立ち続けるのもしんどいですし、祭り舞台が見えないのでその位置まで移動。手筒花火が始まる前の準備。

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 手筒花火。舞台から火の粉が川の滝の様に流れます。ここでも神輿担いだ衆が、火の粉に突入します。

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 そして最後の山焼き。初めて観に行ったとき、あの舞台に山が描かれ、後ろの道路の通行を一時止めますので、本当に「焼く」ものと思いました。

 実際には、舞台下に仕掛けた爆音のする爆竹を発光と共に破裂させ、打ち上げ花火が上げられます。この爆音、とても激しい音がするもので、心に予期しておいてもビックリします。心臓の弱い方は居ない方がいいかもしれません。

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 ということで、午後9時5分、終りました。10年は経っていないと思いますけど、そのくらいぶりに手力雄神社の火祭りを拝見しました。今年の遅い桜の開花で、境内はまだ桜が咲いていました。


京都市営バスと京都バス・同じ17号系統でも・・・

2011年06月17日 | まち歩き

 今日は6月17日。17つながりで、とは関係ないですが昨晩、検索で見つけたある京都の観光案内サイトを見て「プッ」と吹き出してしまいました。いやこれはバスネタなのですが。

 京都洛北に鞍馬寺があります。あの鞍馬天狗の鞍馬寺。その昔、義経の幼少時代に修行したという鞍馬寺。ここへは叡山電車の鞍馬駅で下車で、叡山電車は出町柳駅から乗ります。この出町柳駅が(かつては)少々交通不便なところにあり、今でこそ京阪電車が通っていますが、JRの東海道本線とは接続せずで、京都駅からはJR奈良線の東福寺駅乗換えというルートを近頃利用する方が多いです。

 しかしそのサイト、正統派というのか、出町柳駅へ京都駅からバス利用とあり、その文面が「京都駅から出町柳駅へは、京都市営バス又は京都バス、17号系統」とありました。

 そうです!、事業者が違えども同じ17号系統が出町柳を通る事に改めて気が付いた次第。京都市営バスの17号系統と京都バスの17号系統、途中の経過地が全く違う別の系統です。それが京都駅前~出町柳駅間ではどちらも17号系統でよかったなんて当たり前ですが、なぜかだか可笑しみを感じました。

 京都市営バスの17号系統。河原町通経由で錦林車庫前行き。

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 京都バスの17号系統。烏丸・四条・河原町を経て川端通経由、大原行き。

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 ちなみにこの両者(両系統)、四条河原町と河原町三条でまた出会います。

***6月19日画像追加
 この17号系統の経路を図にしてみました。

Kyotocb17keto

 ところでこのブログを見て京都駅から出町柳駅まで乗ろうとした方へ。京都駅から出町柳駅までは、京都市営バスにもう一つ系統があり、4号系統上賀茂神社前行き。これですと、叡山電車の出町柳駅に近い停留所に停まります。その停留所は京都バスも使用しています。

 私だったら、京都駅から出町柳駅までは、京都市電2号系統!というのは古すぎるかな・・・。


商店街で見つけたレール文鎮

2011年05月21日 | まち歩き

 久しぶりに我が地元の一宮本町商店街から。と書きながら、ここではあまり買い物すること少ないですが、アーケード街のテーブルでこんな物を見つけました。

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 チラシ(街あるきマップ)の押さえに、レールを切断して作った文鎮です。こういうのに私、目ざといですね。勿論手にとって見ました。エッチング加工だと思いますけど、浮き上がらせた文字があり、

 「1995年8月26日 一宮連続立体交差事業高架完成記念」

とあります。一宮駅を中心とした鉄道線路の高架完成を記念して作ったのですね。大きさから多分、40kg/mレールで、名鉄尾西線の本線路か。あるいは名鉄の側線で使われていた廃レールを加工したものかと思います。

 一宮市の連続立体化事業は最初、JR東海の東海道本線上り線路を高架、ついで下り線を高架、その後名鉄名古屋本線を高架でこの時に尾西線と分断、つづいて尾西線の津島方を高架でこの時に玉ノ井方は分断、最後に尾西線玉ノ井方が高架となり、愛知県と一宮市が推進する高架事業は完成しました。名鉄の一宮駅ビルが出来たのはそれからです。

 しかしこんな文鎮、公衆の通るところに置いて大丈夫だろうか。私のような好き者が持って行きやしないか・・・と思うのは私ぐらいで、普通の人はこれがレールとは直ぐに分からないでしょうし、分かっても欲しくならないでしょう。書道される方はもっと別の文鎮に愛好されているそうです。

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 レールの素材は鉄に炭素を含ませ硬度を増した炭素鋼です。レールから鉄やマンガンなどの成分を取り除くと炭素が残ります。炭素を思いっ切り固めたものがダイヤモンドですけど、ダイヤモンドとレールとが並べられ、「どっちか好きな方持って行っていいよ」といわれれば、迷わずレールだな。光り物興味ないもん。

 

 これ写真を撮った直ぐ近くにこんなお店が。鉄道カフェです。いろんな方に「あそこ行った?」と言われますけど、私まだ入った事がありません。

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 時々マスコミの取材があるそうです。だれか私と行っていただける方、いませんか~ぁ。

***追加
 コメントにありますような、文鎮用に鋳型に流して作ったものかどうか確かめました。

 結果。ニセモノでした。これを撮影した際は、ただ持ち上げて重さから本物だろうと思いましたけど、pontaさん、さすがにプロですわ。底部の厚さからニセモノではないかとの指摘ですけど、撮影角度ではなく、実際に(文鎮としての)上部と下部の厚さが違い、またこのレールが全く立たず、鋳型に流したものと判明しました。しかも頭部の磨り減りが見られませんね。

 しかし文鎮として作ったのなら、なぜあんなに重たくするのであろうか。子供には持てない重さです。