mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

京都のバス

2009年05月04日 | バス

 このブログにコメントをお寄せいただく方で、京都に関心がおありの方がいらっしゃいます。しかも何故かバスでも「釣」られるそうで、今日は早朝出発なので至極簡単な記事で済まそうと思っておりましたが急遽変更し、京都市の路線バスを集めたものとしてタイトルもそのまま「京都のバス」、カテゴリも「京都」と「バス」でそのまんまです。

 で、ただ単に過去に写した京都市を走るごく普通の路線バス画像です。流石にこれでは釣れないと思いますが・・・。

 まずは京都市交通局のバス。京都市の地方公営企業で運行されているもので、京都市内の大体半分弱ほどの地域を運行しています。数年前に北桑田郡京北町が京都市に編入されたほか、左京区の山間部は運行エリア外である一方、市中心部は多数の運行系統を持っており、ある程度なれないと、どのバスが何処へ行くやら分らないかも知れません。

Img_0077

 こういった小型のバスも導入されています。適材適所ですね。

Img_0031

 次は民間会社の「京都バス」。京都駅にも路線を持っており、嵯峨・嵐山方面と洛北の大原への観光輸送も行っています。特に左京区では京都市営バスの路線撤退や移管が進み、京都バスが地域の重要な足となっています。この左京区の路線の中には、大原を遠く離れて滋賀県高島市の朽木までや、鞍馬を過ぎて花脊峠を越え、京都市で唯一天然雪のスキー場がある広河原までの路線もあります。いずれも私は乗りました。画像は観楓期のみの西山高雄にて。

Img_0048

 京都バスは、免許維持路線が多いのが特徴の一つです。また狭隘区間もよく通り、小型バスで事足りる系統では、このような小型バスが導入されています。画像は京都産業大学の二軒茶屋駅学生輸送シャトルバス。

Img_0020

 続いて「京阪京都交通」。元は「京都交通」という名前の会社でしたが、会社更正法の適用を受け旧京都交通の南部を、京阪グループの傘下となった新会社に移行したものです。旧称の京都交通に京都バス、そして京都市営と、他所から来る観光の方には紛らわしい名ですね。

 京都市内では市西部の西京区を中心に京都駅までの路線を持っています。現在の京阪京都交通への経営移行により、車体塗装が京阪バスと同じ色に変わっています。画像は亀岡駅で。

Img_0006

 こちらは「京阪バス」。京阪グループのバス会社で、京都市内には山科区全域と伏見区東部に路線があり、そしてこれらの地域から三条通と五条通を経て市中心部への路線を持っています。また定期観光では京都市内各所への路線があります。画像は四条河原町で。

Img_0063

 旧国鉄バスの「西日本JRバス」。京都駅と右京区京北町を結んでいます。以前は京北町の各所に路線を持っていましたが、経営縮小で京北町の周山までです。路線の途中には高雄があり、紅葉シーズンには込み合います。

Img_0013

 大阪府豊中市に本社があり、広範囲に路線を持つ「阪急バス」。以前は市中心部の河原町御池までの路線がありましたが長距離系統縮小で廃止され、、現在は西京区の洛西ニュータウンや大原野、運転免許試験場のある伏見区の南部に路線があります。対キロ区間制の運賃が若干安いです。画像は季節運行路線の善峯寺にて。

Dscf0010

 画像の黄色いバスは、「ヤサカバス」。貸切バスのヤサカ観光と同じグループ会社。道路運送法の参入規制が弱められて、2003年に運行開始した新しいバス。向日市にあるJR向日町駅と洛西ニュータウン・桂坂ニュータウンを結ぶ。路線エリアの殆どは他社との重複区間です。

 このヤサカバス、運転士の操縦が大変よく、変速時の車両衝動も極少なく抑えられ、私はお気に入りです。

Img_0005

 弊ブログ、2008年5月3日投稿の「祇園Expressとプリンセスラインバス18系統」でも紹介した、プリンセスラインバス。前記ヤサカバスと同じく一般乗合事業の規制緩和で新たに参入したバス事業でして、大阪のセレモニー観光が運行しております。

 京都駅八条口及び四条河原町と京都女子大学とを結ぶバスで、通学用バスと間違えられますが、一般乗合ですので誰でも乗れます。

Img_0036

 京都市内にはこの他に、京阪宇治バス、京阪シティバス、旧京北町のJRバス撤退路線を引き継いだ「きょうと京北ふるさと公社」、一年の内に一ヶ月しか走らない「近江鉄道」、がありますが、いずれもまだ写真を撮っておらず、ここで紹介することはできません。

 京都市内のバス、こんな感じです。