mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

マスク・・・

2009年05月30日 | 思索と考え

 関西での新型インフルエンザも峠を越えたようで、多く見られたマスク姿も随分少なくなっております。

 さてここで気になったこと。このマスク、一時は店頭から消えたほどで、今でも品薄が続いているようです。でもマスク姿が減ったということは、当面の需要は減ったということ。先週の段階では問屋にさえ無く、発注しても一ヶ月以上かかるとかの報道もありました。

 これ、問屋からは生産者の方へ注文が行くわけですが、日本のこんな極端に異常な程の需要で生産を始めたら、今度は需要だぶつき・・・。1993年だったかな、天候不順な夏で米がとれず、世界各地に米の買い付けをやった結果、東南アジアのどこかで米の価格が上がって、現地の人の口に入りづらくなった・・・、そんなこと思い出しました。

 このマスクは、防衛にはあまり役に立たないと聞いております。逆に発症者からの感染予防には役に立つわけでして、つまりどうも日本人にはこうした近視眼的な思考する人が多いのか、お米が無いから外国のものを買う、自分(だけ)はインフルエンザにかからない為にマスクを買う、どこか共通した根があるように思います。

 

 神戸で新型インフルエンザ患者さんが見つかったより以前に、四月末頃から暫くの間に既に新型インフルエンザが流行っていたそうです。ネットのニュースや今朝の中日新聞でも書かれていましたが、アメリカなりメキシコなりから誰かが渡航して、それから二次的に広まったらしいとのことで、その時期を含めると私、神戸へ三回行っておりますので、私この段階でひょっとして・・・という状況だったかも知れません。

 

 さて、このブログで修学旅行に出かけるべく新大阪駅で新幹線に乗る直前で、旅行が中止になった事を書きました。こんな極端な例は兎も角、修学旅行の中止はかなり相次いだそうですね。ブログで取り消し料のことを書きましたけど、この取り消し料、国が面倒を見てくれることになりそうで、まずは朗報と言えます。また神戸や京都での観光客減は相当なものだったようで、こちらも資金援助の対象になりそうです。

 もう一つ、事実上の中止となった神戸まつり、これが8月にやりなおそうかと神戸市長からの意見がありました。これは嬉しい。サンバのことばかり書いていますが、皆さん一年も前から準備したり練習したりしていますので、なんとか本番を開催させてあげたかったです。ただ8月は暑いゾ。