5月24日の東山植物園続きです。植物園の一角…というより谷合に位置するところに、「也有園(やゆうえん)」という回遊式の日本庭園があります。
尾張藩士で俳人「横井也有」をしのんで造ったというこの也有園は、両側が山になっており、時が止まったかのような空間です。ここの池畔に、カキツバタが咲いていました。
ここのカキツバタはそう数多くなく、それだけに一つ一つが存在感を示しています。
撮影は午後5時直前。閉園時間ギリギリ(というより過ぎてる)という時刻でした。水辺のカキツバタは、なかなか映えます。
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ところでここから南南西へ約7kmのところ、緑区になりますが、市バス停留所に「杜若」というバス停があります。
これがなかなか難読名だそうで、webでのファンサイトでも読み方クイズになったりしてます。しかし私は何故か読めてしまいまして、呆れられました。
理由は…、能の曲名に「杜若」があるからです。もちろん「かきつばた」です。