mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

域内全てお休みというけれども

2009年05月20日 | 思索と考え

 昨日の弊ブログ記事「なんとかならなかったのか・修学旅行中止」で書こうとしたことなのですが、大阪府と兵庫県の全域にある保育所から小中高の学校、さらに福祉施設が一律にお休みとなっているようですね。政令指定都市の大阪市、堺市、神戸市は府県ではなく市の判断ですが、結果的に府県の措置に倣っています。

 この種の情報に接するたびに、域内全て一斉に休みにするのはどんなものなのか、インフルエンザが流行っているのは、府県境までなのか、インフルエンザは府県境が見えるのか、そもそも域内は全て同じ条件なのか、などを考えてしまいます。

 特に大阪府の場合。今回の新型インフルエンザの患者さんが出たのは、茨木・豊中・八尾と聞いています。府のエリアからみれば割と狭い範囲に収まっています。なのに府内一律とはね。

 大阪府北東部の丘陵地帯に、くずはローズタウンという綺麗な名前の新興住宅地があります。この住宅地には大阪府枚方市と京都府八幡市とに跨っていて、住宅地の中に府境が通っているんです。当然大阪府枚方市側は学校保育所福祉施設はお休み、同じ住宅地でも京都府八幡市側では通常通りのはずで、住宅地の中で二通りの措置がでるのを毎度疑問に思っておりますし、以前にもインフルエンザが大流行した時に大阪府下の学校が数日間だけ全て休校となった時に同様の疑問が湧きました。

 大阪府は結構広く、茨木や豊中から遠く離れ、山を一つ二つ越さねば行けない豊能郡豊能町や能勢町というところがあり、とても梅田や難波のある同じ大阪府とは思えない山里もあり、同じ一括りにするのは無理があるように思います。

 これは兵庫県もそうで、今回の新型インフルエンザの患者さんが出たのは阪神地域から南播磨と、なぜか離れて養父市の方で、エリアとしては極々狭い範囲。それを一律の措置をするのはやりすぎではないかと考えております。

***追補
 文中で「山の向うの豊能郡・・・」と書きましたけど、この豊能郡でも感染者がいるようです。同じ北摂地域ですので、人の動きでのつながりがあるようですね。


京都駅前に名鉄バス

2009年05月20日 | バス

Kyotoekimae  京都駅前から京都市バスに乗ろうと横断歩道を渡ったら、JRバス乗り場に名鉄バスの車号を付けた名鉄バス車両が停車中(右画像)。

「なんでここで名鉄バスやねん?」と不思議に思いましたけど、前部と後部のLEDの行き先表示に「高速 名古屋」とあり、名神高速(一部第二名神)経由の高速路線バスなのでした。

 昨年、名古屋鉄道のグループ会社再編により、それまで名古屋~京都・大阪間を運行していた名古屋観光日急は他の名鉄グループ貸切バス事業者とともに名鉄観光バスに再編され、さらに本年2月に名鉄観光バスの路線バス事業は、名鉄バス(名古屋鉄道の系列バス会社)に引継ぎ(事業譲渡)されていました。

 そのことすっかり忘れていて、京都駅前に停まっていた名鉄バスをわざわざ不思議そうに見ていた私は、バスヲタとしては失格かな。

 気になった点としては、行き先表示に「名古屋」と出ていた事です。名鉄バスのあそこの正式停留所名称は「名鉄バスセンター」なのですが、京都駅前を含めて他所で「名鉄バスセンター」としても何処か分らないための措置なのか、或いは事業譲渡の場合は、停留所名称含めてそのまま新事業者に引き継がれることから、名古屋観光日急時代の「名古屋」停留所ままなのか、どちらなのだろう。

 この名古屋~京都間の高速バスは、名鉄バスの他に、JR東海バス、西日本JRバス、名阪近鉄バスの四社共同運行で、所要最速2時間25分~2時間46分、運賃2500円です。以前停まっていた名神一宮停留所は、いまは廃止されています。