第14次緑の協力隊へ参加して
勝山純一
このツアーは、沙漠緑化活動のツアーであり、とても有意義なツアーだと思い、今回で12~13回参加させていただきましたが、回を重ねるごとに参加者が減り、今回、三島隊は4名に止まり、さみしい思いもありました。
しかし、関西から6名、東京3名、鳥取隊4名の併せて17名となり、初めて、顔を合わせる方々ばかりで、かえって新鮮さがあり、とても楽しい6日間となりました。
植樹の時には、北京大学の女性の教授が、一緒にポプラを植えて帰られましたが、その翌日にガイドのナランさんが、その先生が書いた17枚の絵ハガキを持ってきました。その絵ハガキには「一緒に木を植えていただきありがとう」と日本語で書いてありました。
聞くところによると、日本語が分からないので、辞書を引きながら、一晩掛かって書いて下さったそうで、感動しました。
その他にもいろいろと楽しい体験や、関りができ、とても良かったと思います。そうして、初め感じていたさみしさもどこかになくなりました。
このツアーは、単なる観光ツアーではなく、楽しく緑化活動ができる旅なので、ぜひ、もっと若者にも呼び掛け、少しでも沙漠を緑化することによって、自分も何とか社会に貢献できるという実感を味わってもらいたいと思います。
それにしても、恩格貝で飲んだパイ中はいつも最高ですね。これも忘れられない思い出の1つです。
取り留めのないことを書きましたが、今後もよろしくお願いいたします。(おわり)
8月23日に出発した当会第14次緑の協力隊4人は、日本沙漠緑化実践協会第222次隊として、関西隊6名、東京隊3名、鳥取隊4名の17名で、中国内モンゴル自治区恩格貝クブチ沙漠でポプラの苗約200本を植え、8月28日に無事帰国しました。隊員の感想文、写真などは、逐一ブログに掲載します。
第17回目になる平成30年度通常総会が富士山植樹後の午後4時から、三島市民活動センター第二会議室で会員、賛助会員19名が出席して行われました。
総会は、堀井毅理事長のあいさつ、来賓として当会会員でもある宮沢正美県議の挨拶があった後、小川正三事務局長が平成29年度活動報告、同決算報告を行い、監査報告を経て異議なく承認されました。
次いで、役員改選が行われ、新たに佐藤晴さんを理事長に選出しました。佐藤新理事長のあいさつがあった後、小川事務局長が平成30年度事業計画案、同予算案を提案、両案とも全員異議なく承認しました。
今年度も、第14次緑の協力隊派遣、東日本被災地へのミシマザクラ植樹、花街道への花植えボランティアなどの活動を進めていくことになりました。
4月29日(日・昭和の日)第22回目の富士山植樹活動が行われ、当会から8名の会員・賛助会員が参加しました。
文句のない好天に恵まれ、午前8時三島市役所を市の専用バスで出発、途中、かなりの渋滞で浅木塚に就いたのは予定より約40分遅れの9時40分、ここから現場まで徒歩で約45分登り、開会式予定時刻の10時半になんとか間に合いました。開会式では、作業などの説明を終えた後さっそく植樹に着手、午前12時前に作業を終了しました。
今回も沼津市、三島市、清水町、長泉町などから沼津商業高の現職、OB75名や、子供連れの家族を含め、約300名が参加、フジブナ、ヒメシャラ、ヤマボウシ、ミズナラなど11種205本を植樹しました。
当会を含む三島市は、AゾーンからCゾーンの内Bゾーンを担当、当会の8名も互いに協力し合いながら大小の苗数10本を植えました。
約1時間半の作業を終え、昼食を済ませて12時過ぎに閉会式、今日の好天は午後になっても変わらず、朝、美しい姿を見せていた富士山は、午後になってもすっきりと聳え立っていました。
植樹を済ませた当会を含める三島グループは、午後1時35分現地入口を出発、午後2時35分に出発地の三島市役所に帰着しました。