平成25年度三島緑の会通常総会は、4月29日(月・昭和の日)16時から、富士山植樹活動に続き、三島市本町の三島市民活動センター4階第1第2会議室で開催しました。
総会には、会員をはじめオブザーバーとして賛助会員など20名が出席し、先ず小島善明理事長が、平成24年度は、設立10周年記念行事などを行った中で、これまでの活動が評価され、2団体から表彰や奨励金を頂いたことや、東北被災地へのミシマザクラ植樹を行ったことなど、述べ、今後もこの活動を続けて行きたいと挨拶しました。
続いて来賓として、当会会員でもある豊岡武士市長、宮沢正美県議、佐藤晴市議から激励のご挨拶を頂戴しました。総会は、平成24年度活動報告、同決算報告、同監査報告、平成25年度活動方針案、同予算案をそれぞれ拍手で承認し17時15分終了しました。なお、事業計画の中で、第10次緑の協力隊については、中国の現状に鑑みて中止することにいたしました。
4月29日(日・昭和の日)、晴天のなか、恒例の富士山植樹が行われ、三島、沼津、富士市、清水町などから375名が参加、今まで植えた15598本に加え、フジブナ、シメシャラ、ミズナラなど158本を植えました。
当会から17名が参加、午前8時に三島市役所をバスで出発、今回はゴールデンウイークが前半、後半の2分割になっているためか、昨年のような大渋滞はまったくなく、現地の裾野市浅木塚入口へ予定通り9時に到着しました。入口から現場までは、徒歩と車に便乗して登り、10時からの開会式に続いて、さっそくA、B、Cの3ブロック毎に作業開始、高校生の活躍もあってスムーズに進み、昼前には総て終了、間近の富士山を眺めながら昼食、12時30分には下山、帰りのバスは13時30分過ぎ出発して、14時30分過ぎには三島市役所に到着しました。
4月2日(火)小島善明理事長が宮城県亘理郡山元町を訪れ、同町3か所にミシマザクラの苗15本を植樹しました。
同町は、2011年3月11日の東日本大震災の津波で多くの方々が犠牲になった所で、少しでも復興支援に役立てたいと、日本沙漠緑化実践協会がおんどを取り、ミシマザクラと合わせ、ソメイヨシノ、ヤエザクラの3品種50本を植えました。
植樹場所に選んだのは、震災時に避難所となった浅生原公会堂、沿岸部を見下ろす住宅団地、遺体安置所となった葬祭場の3か所。植樹の模様については、河北新報で詳しく紹介されました。
「写真:上段左から植樹したミシマザクラ 小島理事長、浅生原公民館、山元町のみなさん、子供たちからのお礼、下段左からやまもと民話の会森博子さんの著「語りつぐ証言」表紙、サクラ植樹を報じる河北新報」