三島緑の会では、2月23日に三島市から「三島桜」の苗20本を譲り受け、日本エコプランニングを通して東日本大震災被災地の宮城県石巻市へ寄贈しました。これを受け、石巻市のボランティア団体「NPO法人メクザヘブンめ組JAPAN」が同市北上町十三浜字長塩谷に20本の桜を植えていただきました。
この度、同NPOの谷口たもつさんからお礼の文書をいただきました。その一端をご紹介します。「植樹をした地区は、元々26軒の家がありました。今回の津波で一番奥のお宅の2階建ての小屋を残しすべて家が無くなってしまった集落です。私たちは9月中旬からこの地区に1人でお住まいの佐々木力さんと一緒に、何も無くなって更地になってしまった各お宅の跡地に、ひまわりやコスモスなど季節の花を植えさせていただきました。桜の木も、住民の方が戻ってきた時に、少しでも気持ちが癒されればという思いで植えさせていただきました」谷口さん達は、現在学校にも桜の木の植樹を打診しているとのことです。写真:三島市から桜の苗をいただきに行った当会役員と現地の植樹場面
今日3月25日(日)午前9時30分より、第3回楽寿園で雪あそび大会がありました。晴天ながら、やや北風が吹く中、子供たちが、父母、祖父母、友達などと連れ立って、全部で約1000人が集まりました。
須田徳男実行委員長、豊岡武士市長らの挨拶があった後、300人の子供に実行委員会からお菓子などがプレゼントされ、子供たちは大喜び。さっそく前夜、裾野市から持ち込まれた雪の山に登って雪合戦やら、雪だるまを作るなど、大はしゃぎ、三島では珍しい雪に親しみました。
三島緑の会では、ゲストを含め13人がボランティアで協力、おにぎり作りや販売などのお手伝いをしました。雪あそびは、午後1時で終了、大勢の子供たちは満足げに、楽寿園を後にしました。
2月19月5日(日)第5回伊豆マラソンが行われ、今回も三島緑の会が21.7キロコースでの18.3キロ付近の給水を担当しました。当日は晴天とは言え、かなり冷え込みましたが、午前8時30分には、田種寺駐車場に、当会員とゲストを含めた14名が集まり、体育協会の方と一緒に大型ポリバケツに水を蓄え、紙コップに水を入れたり、ポカリスエットと混合水をつくるなど準備を整えました。
午前9時前、先ず10キロの選手が続々給水所前を通過、かなりの選手が紙コップを手に取りました。その約1時間後の10時に、修繕寺駅前を出発した21.7キロコースのトップ選手が通過、集団の中位ほどの選手から続々給水したため、スタッフは大忙し。しかし、もう5回目ともなると慣れたもので、作業をしながら大きな声で応援にも励みました。
そして、午前11時に、この地点の制限時間切れで、その後の選手は残念ながら失格となり、最後尾車が通過した後、交通規制が解かれました。これで、われわれスタッフも、無事に役割を終え帰路につきました。
箱根茶屋の森見学には、16名が参加、13時三島市役所前を出発し、13時30分に箱根茶屋の森に到着、協議会の小林泰雄事務局長に案内と説明をお願いし、1時間、徐々に整備が進んでいる森の中を見学しました。
報告会は、30名が出席し、三島市民活動センター第1、第2会議室で15時30分から17時まで行いました。隊員の瀬川光治さんが撮ったDVDで第8次緑の協力隊の植樹活動、大連、丹東見学の模様などが報告され、数名の参加者からの感想が語られ、第9次協力隊への意欲をかき立てられました。
交流会は、19名が出席し、広小路の登喜和で17時20分から開き、和気あいあいの内に時を忘れて歓談、多くのみなさんが、来年の第9次協力隊への参加に意欲をもやし、20時30分に散会になりました。




4月30日(土)午後4時より、三島市民活動センター第1、第2会議室で、平成23年度三島緑の会通常総会が行われました。総会には19名の会員が出席、鈴木喜久夫理事長のあいさつに次いで、当会会員でもある豊岡武士市長、佐藤晴市議会議長に来賓としてのあいさつをいただきました。議事は小川事務局長が進め、平成23年度事業報告、同決算報告、堀井毅監事の監査報告を行いいずれ拍手で承認されました。
次いで平成23年度事業方針、同予算案が提案され、総て異議なく承認されました。
事業方針の中で、第8次緑の協力隊については、第7次協力隊と同じ、8月20日(土)羽田空港出発、中国内モンゴル自治区恩格貝クブチ沙漠で植林後、26日(金)同空港帰着で実施することを決め、総会は午後5時に終了しました。
今年の総会は、当初、総会終了後に恒例の交流会を予定しましたが、計画の段階で東日本大震災があり、自粛と計画停電が長期に及ぶと予測、急遽取り止めにしました。しかし、会員同士の親睦は必要であり、また別の機会に行うことになりました。
また、このところ鹿による被害が増えているため、森林管理署の職員などが鹿よけ用のネットを張る作業も行われました。午後12時に総ての作業を終了、労働の後の美味しい昼食をとって、往きと同じく、歩く人と自動車に乗る人がそれぞれ下山、みんな満足げに、バスに戻り、は午後2時頃現地の登山口を出発、3時過ぎ三島市役所駐車場に戻りました。ただ残念だったのは、富士山が雲に隠れて姿を見せてくれなかったことでした。







