‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

フォーレ「レクイエム」ありがとうございました🎶。

2018-07-03 08:44:11 | My Consert
6月24日
大阪北部地震から約一週間でしたが、混声合唱団「あんさんぶる・ともだち」第24回定期演奏会は、大阪南が会場でしたので、コンサートは無事行われました。


合唱団員の中には、北部に住んでる方もいらっしゃるので、たまたまお話し出来た方は、電車の中に居たという人もいて、ただホームに電車がある時だったので、駅員さんがすぐに鍵を開けて、脱出することが出来て、家に帰ったという人も。あれが駅のない所で止まっていたら、長時間閉じ込められるところだったそう。たくさんの人が線路を歩いたりしてる姿もあったそうです。それぞれが色んな体験をしながらも、コンサートを欠席するという人もなく、不幸中の幸いだったようです。

 練習の様子。電子式チャーチ・オルガンのある会場を求めた結果、クリスチャンの施設YMCAになったそうですが、けっこう窓ガラスが大きく、外の景色がみえます。



当日リハ。客席数の関係から、チャペルは狭いので、そこから体育館にオルガンを運んでの会場となりました。
正面の上の緑のテープが、いかにも体育館らしいので、団員の方がスカーフでかくされました。床のビニールテープも体育館ぽいですね(^-^;。


第一部は、この合唱団の特徴で、必ず伴奏楽器無しのア・カペラから始まります。


私は武満徹の「うた」という混声合唱のための作品は好きなので、「小さな空」だけは、ア・カペラ合唱に参加しました。



一部後半は、関西で最も有名なオルガニストの土橋薫さんのソロで、バッハのオルガン曲でした。


第二部はメインのフォーレの「レクイエム」で。ソプラノ・ソロは「Pie Jesu」一曲だけなので、これはコーラスも全部歌いました。その流れで、二部は全部のコーラスに参加。


レクイエムは鎮魂歌です。今回地震で命を失った方もあり、そんな人のことを考えると、涙が出てしまいます。どうぞ天国で安らかにお眠りくださいという気持ちです。
震源地の高槻市は、キリシタン大名・高山右近の教会や、社会の教科書に載っている、フランシスコ・ザビエルの本物の絵がある所です。つい先日九州の天草一帯が、潜伏キリシタンの歴史で、世界遺産に登録されましたが、高槻もお寺と偽り、かなりの隠れキリシタンの信仰が、脈々と続いていた場所でもあります。

そしてたまたま季節がら、指導者の影山久雄先生がアンコールに用に、弦楽器とオルガン伴奏にアレンジされた「たなばたさま」などが素敵だったので、本来今頃、笹飾りを作って楽しむはずの小さな子供さんに向けても、天国で聴いてくださいという気持ちです👼

動画はホームビデオなので、レクイエムの最後の方に切り替わりが生じて、音の切れ目がありますが、弦楽器とオルガンによる編成でも、けっこう迫力があるな~と思いました。作曲科出身、チェロ奏者でもある影山先生のアレンジと、金管楽器やハープの音も上手く工夫してくださった、土橋薫先生の力もあります。

G.Fauré 「REQUIEM 」Op48 フォーレ「レクイエム」、「七夕さま」「野菊」、モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」



今週は七夕週間なので、色んな意味で動画を観て(聴いて)くださればと思います
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